よくよく考えたら、2014年って、
上半期総決算しとらんかったでんな。
・・・・・・ま、いっか。
ってことで、今日は1年分の総まとめを本日いたしましょうか。
どーでもええが
親戚が集まるよーな場では、
どーしても結婚は?ってな話がでよるが、
さすがにこんなオバはんをおしつけられる相手が可哀想
ってことに気づいてくれたんか、
その手の話がようやくでんくなった。
が、そんかわりに過去の暴露話がはじまり、
その中で、
「あんたも、あんときのええ話をうけとけば・・・」
ってのがでてきた。
は?ナニソレ?
と言うと(マジで覚えてなかったんで)、
怒涛の勢いで、こんな縁談があったやないかー!と責められる。
本当に覚えてなかったので、
「それ、ワタシの話ちゃうやろ」
っちゅーと、皆が口を揃えて
「あんたの話や!!」
とつっこんできた・・・や、だからおぼえてへんて。
腐人は昔っから非婚主義なので、
「興味ねぇし」
の一言で片付けたらしい。
ま、せやろね。
それにしても過去が知られている相手との戦いは
あまりにも分が悪い・・・。
そんな居心地が悪い時間を過ごされた方も、
そうでなかった方も、
今年1年がよい年でありますように。
では、本題にれっつらごー!
2014年の全般的な印象としては
「漫画がおもろかったなぁ」
である。
っても別に2014年の旬な漫画がどうこうではなく
むかーしむかしからやっとったり、
ずいぶん前に完結したけど
腐人がたまたま2014年に読んだっちゅーだけのもんなんだが。
ってことで。
2014年
●おもろかった本で賞児童書部門★『クレヨンからのおねがい!』 ドリュー・デイウォルト、オリヴァー・ジェファーズ、木坂涼巧いなぁ、と思う。
絵本ってシンプルな分、
すごく技量がみえるんだよね。
マンガ部門完結モンでは
★『トッキュー!!』 小森陽一、久保ミツロウ
★『ラストイニング』 神尾龍、加藤潔、中原裕
★『もやしもん』 石川雅之
★『ミュージアム』 巴亮介 連載中だけど、腐人が去年から読み出したモンでは
★『ダイヤのA』 寺嶋裕二
★『ベイビーステップ』 勝木光あら、講談社が多いわね。
別に何の関係もねぇんだけど。
女性向けマンガは、ずーっと読み続けてるやつは
相変わらずおもろいんだが
新規開拓した中で、
「お!これは!!」ってのが思いつかない・・・。
ずっと読んでる中で印象に残ってるのは
★『SEX PISTOLS 8』 寿たらこ。
★『逃げるは恥だが役に立つ』 海野つなみこれは今、新刊が楽しみな筆頭かな。
でるたびに投げかけられるテーマに
うーんと唸っちゃう。
新刊が楽しみっちゃー
★『重版出来!』 松田奈緒子
★『ハイキュー!!』 古舘春一
★『クロコーチ』 リチャード・ウー、コウノコウジ
★『セキセイインコ』 和久井健
★『AWAY-アウェイ-』 萩尾望都、原案/小松左京
★『ファンタジウム』 杉本亜未
★『いとしの猫っ毛』 雲田はるこもだなぁ。
これらと違う意味で新刊が読みたいのは
★『コウノドリ』 鈴ノ木ユウ腐人とは対立する価値観、視点だからこそ
すごく気になってます。
それから
★『いちえふ 福島第一原子力発電所労働記』 竜田一人現実無視の感情論でもなきゃ、
マスコミによくある日和った視点でもなく、
淡々とそこにある事実を描く。
腐人は後世のために、もっとも必要なのは
これだと思う。
「これからどうするか」を考えるのに大切なのは、
今そこにある事実を、余計な雑音を排除して
あるがまま、そのまま、受け入れる。
まず、これありき、それから議論だと思うんだけどなぁ・・・。
最後に、これは続いてくれることを信じてます!
★『MASTERキートンReマスター』 長崎尚志、浦沢直樹っても、継続本は継続本、
新規開拓は新規開拓。
なんかおもろいオススメがあれば
ぜひ腐人会までご一報くださいませ。
お待ちしてま~す♪
↑
その前に入り口つくれよ・・・
続いて
一般書部門読むのに苦労したが、そんだけの価値があったと思う
★『エイズの起源』 ジャック・ペパン、山本太郎みすず発行のもので、
もう1冊チャレンジしたいのがあるんだが
これ以上に手ごわそうで躊躇中・・・。
でも、読むの大変だけど、
それだけの価値があるんだよなぁ。
★『共感する女脳、システム化する男脳』 サイモン・バロン=コーエン、三宅真砂子★『廃用身』ほか久坂部さんの長編小説 久坂部羊最後に
BL部門チビラブで賞★『裏切りの代償 ~真実の絆~』 六青みつみ
★『猫の国へようこそ』 杉原理生ゆーことなしで賞★『求愛前夜 恋愛前夜2』『おやすみなさい、また明日』 凪良ゆう
★『愛の罠にはまれ!』 樋口美沙緒
★『COLD HEART』 木原音瀬
★『イエスかノーか半分か』 一穂ミチ
★『君が笑えば世界も笑う』『もっとずっときっと笑って』 久我有加腹が痛いで賞★『愛犬志願』『ぱんつを穿きたい3日間』 宮緒葵来年は待ちに待ってた
『グロリア学院シリーズ』 桐嶋リッカの新刊がでるし!
ああそれでいえば
『黒羽と鵙目』 花郎藤子は、
いつでるんでしょう・・・・・・・(T_T)
とりあえず、出るまで言ってやる!
あと、選考対象外ですが、
この続きが気になるで賞★小説現代10月号掲載「罪と罰」 木原音瀬本気でこれは、あのあとどないなったか気になる。
去年は意気揚々とあげてたデータですが・・・
いつしかわけがわからんくなってしまったため
今回はなし!
来年もなしかも・・・。
だって、記録とるの面倒なんだもん!!
どーでもいいが、コレを描くために自分のブログ1年分を
ざーっと眺めなおしたが、
ホント、言いたい放題ゆーとりますな。
毎年この言葉でしめてますが、
今年もいい本に出合えますように
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[ 2015/01/01 ]
決算&読書録 |
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行った温泉の内湯がぬるくて

風邪ひくかと思った腐人です。
今年もよろしくお願いします m(__)m
そいや温泉で、年越し課題である
木原音瀬さんの
『秘密』の残りを
まとめてきましたんで、
近々やりまする。
箱根が無難に終われば明日とか?
箱根で萌え燃えしちゃったらいつだろう・・・。
ってか、今年は予告やめるんちゃうんかい!腐人!!
毎年初日は、前年決算なんですけども、
やばい・・・
2013年の総括のためにざっと見直ししとったら、
なんかカウントがおかしい・・・。
照合しなおすと、
ダブカンしとるわ、飛ばしとるわで
・・・・・・(-_-;)
とりあえず、コメント抜け落ちをフォローしとこう。
●12/18抜け(1195)マンガ 『マギ シンドバッドの冒険 1』 大寺義史、大高忍 ・・・・・・えっと、どんな内容だったっけ?
確か、戦争の欺瞞みたいなテーマだった気がする。
腐人は前からゆーとりますが、
戦争って、したいやつだけをドームとかに押し込めて
鍵かけて、水も餌もない状況で、好きに殺し合いしろよ
と思うんだよねー。
要するに、なんでそれをするのか、っちゅー目的を深く追求せず、
「戦争だからと戦う」っちゅー思考停止の人がいるから
戦争が起こるんであって、
「お前ら、戦え!」と叫んでる人を、
片っ端から殺していったら
この世の中、戦争っておこらんのでは?と思うんだが。
・・・いかん、年始早々からなに物騒なことゆーとるんじゃ、腐人・・・。
一年の計は元旦にあり、となれば、
今年の一年も先が思いやられるな、ははははは。
で、ざっと2013年を振り返りますか。
一応、毎年やっとんで。
●おもろかった本で賞児童書部門★ローラ・ヴァッカロ・シーガー、なかがわ ちひろ 『いじめっこ』★エクトル・シエラ、高畠 純 『じゅっぴきでござる』★EPO、北村 人 『光になった馬。-たったひとつの-』 ・・・うーん・・・なんかバラバラなんですが、
どれも、それぞれにおもろかった。
絵本なので、ここにいれましたが、
『光になった馬。』は、
子供より大人むけかもしれないな。
一般本部門★山田昭男 『ホウレンソウ禁止で1日7時間15分しか働かないから仕事が面白くなる』
★廣井亮一 『加害者臨床』
★米長邦雄 『将棋の天才たち』
★アルボムッレ・スマナサーラ&しりあがり寿 『怒りのおさめ方』
★高野秀行 『謎の独立国家ソマリランド』
★大塚健 『難病で寝たきりでも「他力本願」で年間50億円稼ぐ!』
★入山章栄 『世界の経営学者はいま何を考えているのか』
★トーマス・ヘイガー、小林力 『サルファ剤、忘れられた奇跡』
★マイケル・ブース、寺西 のぶ子 『英国一家、日本を食べる』
★竹川美奈子 『金融機関がぜったい教えたくない年利15%でふやす資産運用術』
★頴川晋、石原壮一 『あぁ、愛しの前立腺』 ・・・なんと見事な統一性のなさ!
最近、BLがいいものしか読めなくなってしまい、
一般本比重が増えてるせいもあるんだよね・・・。
ここにあげたものは、その本のどこかに
「ほぉ・・・」と思わされたもんがあったものでございます。
マンガ部門★古舘春一 『ハイキュー!!』
★安彦良和 『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』
★日暮キノコ 『喰う寝るふたり住むふたり』
★中島三千恒 『軍靴のバルツァー』
★武田一義 『さよならタマちゃん』
★松田奈緒子 『重版出来!』 連載もんの続きは省きで。
ここにあげたものは、ただ作品がおもろいだけじゃなく
そこから派生的にいろいろ考えることができたもの。
こんだけいろいろ読んでるとですね、
ただお話がおもろいだけのもんって、
いいんですけど、そんだけなんすよ。
だから、「へーふーほー」で終わっちゃう。
何度も何度も読んでしまうものは、
そこからいろんなことを考えさせられるもの。
ただ「おもろい」だけじゃなく、
その後、いろいろ興味や思考をひろげさせられるような
脳への刺激が欲しいんですよ。
視覚に訴えるエロ刺激じゃなくってね。
すんませんねぇ、うるさい読者で。
個人的に萌えたで賞 ★篠丸のどか 『うどんの国の金色毛鞠』 ・・・これはシュミです。
あなたに、ショタ属性があるのならば!
あなたに、ケモミミ属性があるのならば!
あなたに、モフモフしっぽ属性があるのならば!!
オススメです。
BL部門★樋口美沙緒 『愛の裁きを受けろ!』
★かわい有美子 『光の雨 ―原罪―』、『〃 ―贖罪―』
★一穂ミチ 『ふったらどしゃぶり When it rains,it pours』
★月村奎 『眠り王子にキスを』
★崎谷はるひ 『ナゲキのカナリヤ―ウタエ―』
★小林典雅 『クレイジーな彼とサバイバーな彼 ~嘘と誤解は恋のせい~』 古いやつの再読と新装版(書き下ろしなし)をのけると、
こんな感じですかねぇ。
そりゃ、杉原理生さんのオオカミ新刊とか、
六青みつみさんのモフモフ新刊とか
入れるかどーだか悩んでみたものもあるにはあるんだが、
・・・・・・・・・チビが足りない。
杉原さんなのに!
六青さんなのに!
それも、チビだせるシリーズの新刊なのに!!
・・・チビが不足しております。
早くチャージしてください。
でないと腐人が暴れそうです・・・。
あ、そういえば師匠は、
「聖獣攻め話を心から待ってる!」
「ムシシリーズも、ロー×ハイ、はやくやってくれないかな」
っちゅーてました。
今年こそヨロシクです!!
そうそう。
そういう意味で、腐人が心から待ってるもの。
桐嶋リッカさん!
『グロリア学院シリーズ』の新刊をぜひ!!
そして、そこでチビ登場話を腐人に与えてくれ~っ!!!!
もうひーちゃんがかわええてかわええて、
たまらんのですよ・・・。
最後に、本になってないんで除外しましたが、
この続きが気になるで賞★木原音瀬 「ラブセメタリー」 12/18に「ほっとけよ!」とのタイトルで、
たまたま聞こえてきた二人連れの会話を紹介した。
実はそのときに、この人たちがロリコンについて
「きもちわるー」と言い放ってたのだ。
こういう人たちには、
自分じゃどうすることもできない人の苦しみって
その一言で片付けられちゃうんだなぁ・・・。
ちなみに今年はデータをとったので参考。
1位 マンガ(846冊/1196冊)
2位 BL(207/1196)
3位 一般本(114/1196)
4位 絵本・児童書(4/1196)
5位 ハーレクイン(2/1196)
残りは小冊子と同人誌。
同人誌は二次ノーカンなんで、
そこもいれると・・・・・・・・・ははははは(^_^;)
今年もいい本に出合えますように
以下、読書録。
●31日(1196)同人誌 『ハートがかえらない』『キャノンボール』『2013Winter無料配布』 一穂ミチ 『ハートがかえらない』は、
『ふったらどしゃぶり』番外本。
腐人はこの話のリアルさがたまらなく好きなんだが
ここにでてくるとてもリアルな男女の話は
読めば読むほど、男女って面倒くせぇなぁと思う。
今日やる日って、嫁の排卵日か?
そういう生殖としてとか、
してぇからやる快楽としてなら
わからんでもないんだが、
義務だの義理だのくさくなってくると、
アホらしと思わんのだろうか?
やっとる己らを滑稽だと思わんのだろうか?
まだセックスレスになってるほうが納得がいくが
それも双方合意でなりゃいいが、
甲乙の要望が異なり、
条件面で折り合いがつかない場合は
面倒だねぇ。
なんかこーゆーこと考えてくと、
結婚っちゅー形態の持つ意味はなんなのかと思うわ。
ま、それはさておき、振動の助けってな話があったが、
あの、これ、嫁に使うの?それとも旦那に?
それとも双方にだろうか。
その後のセクハラ会話の流れをみてっと、
旦那のたっちの悪さの手助けっぽくみえるが、
なら、泌尿器科いって処方箋もろたほうが早いんでは?
あとロッド仕込むか。
そうそう、それで思い出したが、
前立腺の手術で、神経まで浸潤してると、
機能に問題がでるかもってな話を
術前にご夫婦にするんですと。
すると、日本だと、
旦那が「それは困るので残してください」ったら
嫁が後から一人でやってきて、
「あーいってましたけど、
私はいいんで、ガンをとっちゃってください」
一方アメリカでは、
旦那が「病気の根治のが大事なんでとってください」ったら
嫁が隣から
「あなた、何言ってるの!!」
アメリカは、義務を果たせないことが離婚原因になるらしい。
一顕と整は、お互いいい相手と結びついたと思うよ。
『キャノンボール』は、
新聞屋の良時と密の番外話。
西口がちょろっとでてる。
なるほど、これが、あれにつながるわけか。
で、碧ちゃんがあーなって土下座に通ず。
・・・西口はアホなんか、そうやないんか
一番わからんキャラやわ。
碧ちゃん!あんたこんなんのどこがええの!!
そうそうそう。
30日に読んだ木原音瀬さんの惣一さん話でも思ったが
たぶん、今やと会場を貸してもらわれへんのちゃうかな。
特に面割れてる人らは。
同窓会でも、下手すると
「つきあいがある」とか言われかねんもん。
前に葬式であげられてた人がおった気がする。
腐人はそれ、どーなんかなぁと思うんだが。
ま、そっちはおいといて。
この話の結論は、
密は、いつでもどこでも密である、
っちゅーことやろう。
あと、
『2013Winter無料配布』。
フライングとのことで、
本編読んでから読んでくださいとありましたが、
そこで我慢ができる子なら腐人やってねぇっての。
でもまー絶版本探索なんかやってっと、
1、3~5、8、9巻はあるけど、他なし
なんてこともよくありまして、
前後から抜け巻を推測する・・・っちゅー能力は、
昔から鍛えまくっとるのだ、はっはっは!
↑
なに自慢にもならんことを自慢しとんねん・・・。
ま、そゆことで、なんら問題なく読めました。
で、だいたい、こーゆー筋かなと見立てもできました。
あとは答え合わせのために、本文を入手するだけです。
は~やく こいこい~ はつばいび~♪
[ 2014/01/01 ]
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なんとか、1日で新しいのを開設でけたぞ!
やた!!
じゃなくって。
あけましておめでとうございます。
本年本日より、
こちらでブログを開設させていただきますので、
お目汚しではございますが、
気が向かれましたら暇つぶしにでもどうぞ。
全く初めて来られた方のために説明申し上げますと、
このブログは
「腐人日記-腹を割いたら黒かった」という
ブログの流れを継いでおります。
ぶっちゃけますと、
あまりに書きすぎてしまった結果、
うまく動かなくなってきたため、
2012年12月31日をもちまして、そちらを終了いたしました。
そして、己の読んだ本に関するもやもやを吐き出すための
また新たな汚染場所を作った次第にございます。
よって、ブログに登場する面々や内容などは、
過去の流れを汲んでおりますので、
もしご興味があれば、っつか、
「は?姫ってなんじゃ?」という疑問にかられましたら、
「腐人日記-腹を割いたら黒かった」をご覧くださいませ。
とはいえ、
「腐人日記-腹を割いたら黒かった」がいつまで在るかは
未来の腐人(注:ブログ主のこと)のみそしる領域で、
ある日突然、消え去る可能性は非常に高いです。
探したけどないやんけー!!となりましたならば、
そゆことですので、ご容赦くださいませ。
はっきりいって、読んでくださる方へのサービスは、
めっちゃ悪いです、このブログ。
最初にゆーたかんねー!
では、2012年の総括いきましょかー!
●これはスゴイ!で賞
「魔法の靴下 メディキュット」と
「糖質制限」でしょうか。
そーいや、ここんとこ忙しすぎてメディキュット履いてないや。
あれ、履くの結構大変なんすよ。
でもそーすっと、なんか全体がぐでーっとしてる。
いかん!
それから、糖質制限。
腐人の場合は、「代謝が悪くなった運動しない中高年がデブりだす」
っちゅーのに、ビンゴ!だったせーか、
てきめんに効果がでました。
あとは筋肉つけて、猫背なおして、よい姿勢にしてけば、
この底辺にずーっとまとわりついてる不調が治るんだろうけどさ。
ま、とりあえず、履けなかったボトムが
履けるようになったことで、感謝状。
●おもろかった本で賞
2012年の大賞は、1も2もなくコレでしょう!!
岡田よしたか 『うどんのうーやん』まさに笑撃の一冊。
この発想!
この感性!
なにをどこからどない突っ込んだらええんか、
途方にくれるけど、突っ込まずにはいられないボケっぷり!
いやはや、これは絵本の領域を超えてます。
もし、岡田さんに訊けるならば、
なぜ、えび天やのうて、エビフライなのか、
そこがどーしてもひっかかってる腐人です…。
マンガ部門は、こんな感じ?
うめ 『大東京トイボックス』河原和音&アルコ 『俺物語!!』もうこの2作品については、言うことないでしょ。
『大東京』は、上半期総括で散々やったし。
『俺』は、
「読め!読んだらわかる!!」
以外のどんな言葉も、蛇足でしかない。
新人賞は、
町麻衣 『はしっこの恋』だな、腐人的には。
あの、キャラクター造形が今後もできてけば
おもろいもんを生み出してってくれると期待。
っつか、この話ももっとやってくれーという期待もこめて。
新人賞の次点が
穂積 『式の前日』一般的には、たぶんこっちの評価のが上だろうが、
腐人は、逆。
なんとなーく今市子さんと同じく、
技巧に走りすぎてかないかな?という懸念が若干あるんで。
トリックというか、
フクザツな構成のものを作ることにばかりに気をとられると、
「これ、すごいねー。凝ってるねー。
でも以上」
ってなりかねんのよ。
なので、余計な心配かもしれないが、
「この話を通じて一番伝えたいこと」を忘れないように
お話作りをしてって欲しい。
過去の名作では、
六花チヨ 『IS 〜男でも女でもない性〜』。
絵がアレなんですけどね…(^_^;)。
でも、啓蒙書として、もっともっと読まれて欲しい。
一般書部門は、
石川拓治 『奇跡のリンゴ 「絶対不可能」を覆した農家木村秋則の記録』と
高野誠鮮 『ローマ法王に米を食べさせた男-過疎の村を救ったスーパー公務員は何をしたか?』
この2冊が、おもろかった。
これこそイノベーション。
で、つくづく思うが、
すべては、人の意識改革なんだなと。
そこが変わらないと、変われない。
引きずってるコンテンツ論とか、給食話など、
今年は結構おもろい一般本にいろいろ会えました。
コンテンツ論は、まだ書き足りてないので、
こっちに移っても、引き続きやります。
が、いつになるんだかはわかりませーん。
で、思うのが、
これだけ情報があふれまくり、
スマホやPCで簡単に調べられると思うと、
人は知ろうとしなくなる。
「いるときに調べればいいや」になってしまうのだ。
だから、あえて読書をして、自分の中に情報を蓄積していこうとしてかないと、
人とは、考える動物ではなくなってしまう。
上記の木村さんにしろ、高野さんにしろ、
ノーベル賞を受賞された山中さんにしろ、
「ABC予想」の証明をされた望月さんにしろ、
恐らく、深く深く、気が狂いそうになるほど深い思考と、
自分の直感を信じる力があればこそ、
これだけの結果を出せたのだと思う。
2012年にアインシュタインの言葉を引用したが、
本当に、
機械を使うことに長けただけの無毛猿に、
ならないようにしたい。
BL部門は、なんだろう。
これ!っちゅー順位はないが、ものすごく残ったもの。
木原音瀬 『パラスティックソウル』 腐人としては、この3話目、
この二人がこのあとどう生きたのか、
それがずーっとずーっと残ってます。
他は、まぁね。
木原音瀬 『リバーズエンド』 いつか、亀は映画が撮れるんだろうか。
そして、万ちゃんに家族の話ができるんだろうか。
たぶん、それをしないと、
亀の中で終わらない気がする。
したら、ちっと生きることに執着がでるかな?
六青みつみ 『誓約の代償 ~贖罪の絆~』 凶悪プリティーなモフモフシリーズ。
もぉ!この聖獣のヒナ!!
販促、いや反則よーっ(>0<)!!!
第3弾、心の底から待ってます。
樋口美沙緒 『愛の蜜に酔え!』 同じショタつながりで。
ホント、これ、発想の勝利だよな。
そーいや今月は、ムシシリーズの新刊がでるんでした。
愉しみ~♪
一穂ミチ 『ステノグラフィカ』 これね、なんか好きなの。
なんだろ、碧ちゃんのキャラ?
言葉というものへのこだわり?
たぶん、ここに列挙したBL作品の中で、
一番BLっぽいような気がするが(それでもあんましか?)
すごくじんわり心に残る。
そんなとこかな?
正直、2012年は読みすぎで、ざっと振り返ったが
思い出せない本も多い。
これでも選別してんですけどね。
すっげーどーでもいいんですが、今、箱根みてるんですよ。
したら、風のすごいコースで、選手がよろよろなってんですが、
「すごい風です。
体重何キロですか?
167センチ、46キロ?
軽いですから、飛ばされますね」
みたいなことゆってたんですよ。
167センチ、46キロ!?…世の中、不公平…(ー_ー)!!
↑
彼らぐらい運動してから言え!!
以下、読書録。
●31日(1161)同人誌 『NOVELS PLUS』 木原音瀬 木原作品は全部読んでる(但し、雑誌掲載のみは除く)腐人としては、
これ、超美味しい本でした。
全部わかるからなー(^_^;)
いやでもホントにね、
前に
『side work ~真音ver.~』でも書いたが、
こういうあちこちに書き散らし、そのままになってるものって、
本当にまとめて欲しいのだ。
たまに、応募券とか小冊子がほしくて雑誌買うけど、
あの中に1ページとか2ページとか、
作家さんが書かれてることがある。
で、それはどこにも収録されることなく、
雑誌の回収とともに、この世から存在が消える。
これってコンテンツを捨ててるようなもんなのよー!
腐人は、コンテンツの未来に危機感があり、
その将来像を思い描いては、憂いている。
なので、こうやって谷崎さんや木原さんが、
自分たちが生み出したものをまとめて、
読者に渡してくれることが、本当に嬉しい。
で、本編ですが。
こやっていろんなカプが並んでいると、
いやーいろいろおるなぁと思いますね。
こんだけ惚れられてるのに自信がないとか、
恋人っつーより、犬と飼い主にみえるとか、
なんといえばいいのかと思う関係とか、
君たちの会話、隣で聞いてるほうが
なんか恥ずかしくなるんですが!と言いたくなるのとか。
あーでも、こやって読んでも、やっぱ一番好きなのは、
モモとロンちゃんだなー。
ところで、誤字修正、まだ結構残ってますですよ?
同人はそういうものだと読んでますが。
(1162)同人誌 『OFFICIAL 20』 谷崎泉 うわい!3つもある!
「しあわせ」は、花いちもんめが激化して…
というか、腐人の目には、こう見えました。
雪ちゃん王子のお相手選びのために
舞踏会(定例会議)が開かれ、
玉の輿ならぬ腰の玉を狙う肉食野獣たちに
王子が食われそうになったところに
殿シンデレラの登場。
で、雪ちゃん王子は救われ、
殿シンデレラに乗っかられたのでした。
…なんか違う?
いや、大いに違うだろう。
しっかし、大変だねぇ、殿。
「きみ好き」は、読み終えた後、
「え!?もらってどーすんの!!」
と思ったら、あとがきで、ちゃんと
「冷凍」という答えがありました。
うーん…いつまで?
っつか、もしここに広瀬か吉田がいたら、
「商品化しましょう!!」
とかいいかねないよなー。
腐人ならやる。
(1163、1164)マンガ 『JIN-仁- 3』『〃 4』 村上もとか 総括は全部読んでから。
3巻の見返しに、お父様が91歳で亡くなられたとあり、
それに驚き。
亡くなられる寸前まで、お話のアドバイスをなさってたそうで、
うーん…こういうことをきくと、
恐らく、常日頃、幼少期からこのお父上の影響が大きくあり、
それがたぶん発想やマンガそのものの根底に
流れてるよーな気がする。
そういうのも重要なんだよねぇ。
●1日(1)一般本 『みんな「おひとりさま」』 上野千鶴子 ぶっちゃけ、腐人は社会学が好きじゃない。
なんでかっちゅーと、前提が
「人は生きて在るべきもの」だから。
腐人は、人間なんて最低最凶最悪なドウブツ、
とっとと一匹残らず駆除されたほーがええと思うで?
っちゅースタンスなので、根本があわないの。
だから、このおひとりさま論みててもさ、
「金がなくなりゃ、死ねばいいだけじゃん。
はっきりいって、老後の心配をなくす一番いい方法は、
苦しくも痛くもない自殺幇助をしてくれるとこを
各都道府県に1箇所つくることじゃねぇの?」
とか思う。
ただ、腐人自身、何も言わずに自殺されて、
すごく苦しんだ経験があるので、
幇助する前に、遺される人たちへのフォローを
やってもらうシステムは導入いただきたいが。
いじめなんかの恨みつらみありでなら、
死後の訴訟指導とかもありで。
弱者は生きるなとゆーとんじゃのうて、
いろんな選択肢を作ってくれ、ってことやねんけどね。
弱者の立場でも生きたければ生きればいい。
でも、腐人は、生きてることが楽しいと思わないし、
思えないので、じゃ、死んだらいいじゃんと思うだけ。
そういう意味で、先日留置所で自殺した
角田美代子容疑者は、あっぱれだと思う。
被害者遺族はたまらんだろうが。
あれ見ると、人間、腹を括れれば、
なんでもできるもんだなと思う。
ま、誰でもできるもんじゃないけどね。
ゆっときますが、だからといって
彼女がやった犯罪を肯定してるわけじゃない。
それはそれとして、この事件について、
ただ彼女がモンスターだったから、で片付けてしまわず、
どうすれば、こんなモンスターが現れても、
こういった犯罪が起こらないか、
それを考えてく必要があると思う。
モンスターは彼女だけじゃない。
絶対にいるし、これからも現れるから。
とまー、ぶっちゃけ、ここに書いてある話には、
あんまし同意できんのね。
人間とゆー集団に腐人が全く興味もてんから。
女性がどうこうなんてどーでもいいよ。
だって、一人一人違うんだし。
これはフェミのたどってきたことに言及してるところで、
男女雇用機会均等法で、フェミニズムが崩れたとゆー、
あれが、ものすごく言い表してる気がする。
結局、人は自分のことしか考えないもんなのさ。
なので、セックスに関する部分も、腐人に言わせりゃ、
なんで「女」は!とかやるわけ?
別に他人は他人、私は私、じゃん。
まわりがどうあれ、
自分がしたいことをしたいときにしたいようにする、
その生き方貫けばいいだけじゃねぇの?
アホちゃうか?である。
腐人は、ここでゆー確信犯シングルで、
ブラックゾーンには足を踏み入れないように、
自分がしたいことをしたいときにしたいようにして生き、
できないこと、責任をとれないことはやらず、
金がなくなりゃ死ねばいい、と思ってる。
ここまで自己完結して結論でてるとね、
社会学は、生きていくのに不要な学問なのだ。
ところですごくどーでもいいですが、
誤字多いです、これ。
特に論としてはすごくおもしろかった17章。
「字(じ)」が、しょっちゅー「宇(う)」になってます。
ちなみにこの17章。
腐人の意見は上野さんに一票。
活動すべきは、政治であり、
敵は団塊世代じゃなくて、
投票にいかない、政治に無関心に生きてる同世代だよ。
(2)マンガ 『青空エール 11』 河原和音 腐人的には、見捨てるな。
だって、結局は個人の問題。
ここまでの熱意がさ、
つばさちゃんの一番の特性だろな。
だから、周囲がまきこまれて頑張りたくなるわけで。
河原さんはそういう人が好きなのかな。
でもって、つくづく思うが、
10代なんてまだまだ未完成。
いくらでも伸びシロがあるのだ。
ただ、自分の強みや弱みの把握や、
ならば、どこをどうどうしたら伸びるのかってのは、
指導されなきゃわからない。
そこをね素直にきけるかってのが、
10代でどんだけ伸びるか、になる気がする。
せっかくいい先生や先輩、同級生らがいるんだから、
使えるもんは、使えよ、資源。
↑
その表現はちょっと…(^_^;)
(3)マンガ 『ぴんとこな 8』 嶋木あこ あーあ、なんかパパが勘三郎さんとかぶる。
やだなぁ…。
でも、こんな半端でパパいなくなると、
その先、茨道だぞ。
わかってんのか?恭。
こいつらも考えてみりゃ10代。
まだまだ、これからなのよねぇ。
ケケケケケ、悩め悩め。
そんでもっていろんな経験しとけ。
それが役者としても、人としても、
肥やしになるからよ。
[ 2013/01/02 ]
決算&読書録 |
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