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閑話休題 読書録

あかん、どうしても今の時期
スケート話が優先になる・・・。

ので、読書録を片付ける。

●24、25、26日の途中まで
(985-987)BL/キャラ 『FLESH & BLOOD 17-19』 松岡なつき
  再読したからなのか、
  初読んときもそう思ったかが
  もはやわからんちーなのだが
  今回17巻読んで思ったんですけどね、
  和哉は、じゃぁ自分も一緒にいく!
  って思わなかったんだろうか?

  いやね、自分におきかえたらどーかなー
  と、ふと思ったわけ。

  腐人は意味もなくただ生きるができない人なので
  もし、腐人にとって生きる意味と思ってるものが
  別世界にいくぞってなったらば、
  別に何の未練もなく今の世界捨てれるなと。
  
  ・・・いや、ちょっと待て。
  16世紀のあの食事事情に耐えられるか!?
  ・・・肉肉肉・・・パンパンパン・・・
  ・・・酒アウトな身にとって、じゃぁ牛乳はもっと無理!!
  
  ・・・すんません、超長期保存備蓄品を大量購入して
  ダン箱同行でいっていいすか?
  いや、その前に、種苗だ、種苗!!
  それと野菜の育て方の本と、食える野草図鑑!!
 
  行き先、同じ16世紀でも日本を希望したいっす・・・。

  ネットがない、スマホがないは、
  恐らく平気だけども、
  本がないマンガがないBLがないに
  腐人は果たして耐えられるのか!?

  ナマモノ好きなら目の前のナマモノで
  妄想爆裂できるかもだが
  腐人はナマモノはパスなんだ・・・。
  トンネル使って通販はできんのじゃろうか・・・。

  それに!!
  これが最大の問題かもしれない!!!

  16世紀イギリスには当然のことながら
  ウォッシュレットがなーいっ!!!

  ごめん、やっぱりついていけないわ・・・。

  ってな腐人のアホ話はともかく、
  やっぱ和哉が行こうとしなかったのが
  ちょっとひっかかる。

  一緒に行くって選択肢は全く考えなかったのかなぁ?

  ・・・にしてもラウルがむかつくわーっ(*`へ´*)
  ラウルがなんでこないなったかって
  あれ確か同人で読んだんやっけ??
  
  ほんでもあれがなかったら
  じゃぁラウルは素直でかわいいよい子になったか
  っちゅーと・・・大いに疑問!!
 
(988-990)マンガ 『フラジャイル 病理医岸京一郎の所見 1-3』 草水敏、恵三朗
  おもろいやろなーと思っていたが
  予想通りおもろくて嬉しいわぁ。

  ってか中熊先生・・・ええわぁ。
  あ、森井くんもいい味だしてるよねー。

  正直検査の制度が上がってきた今の医療では
  検査結果なしで判断せよって
  医者が出先で、器具をなーんもないまま
  「病人でました、診てください!」
  っていわれてるんと同じ状況やもんねぇ。

  器具もなく、検査もできない状態の医者って
  どんだけ使えるんですかね?

  にしても、
  人って決断を下すってことに
  ものすごくストレスを感じるらしーので
  病理医って適性がかなり問われそうな気がする。

  ・・・ってのも、実は腐人は
  自分が決断を下すことよりも
  他人に決断を下され、自分で思うように動けないことに
  ストレスを感じる人だから。

  腐人みたいなストレス傾向の人は
  適ってるのかな?

  ただ、腐人は持続力がないので
  こういう作業は絶対むりー!

  森井くんみたいな職人技術は
  むしろ尊敬の対象なのだ。
  だって絶対できないもん!!

  にしてもサットン先生・・・
  腐人の周囲にもサットンさんと呼びたい方が
  けっこうおるわ・・・。
  ※わからない方は本書を読むか
   「サットンの法則」でググってください。


  あー!4巻手に入れ損ねたのが悔しい!
  読みたいよぅ!
  
(991)マンガ 『コウノドリ 12』 鈴ノ木ユウ  
  読んだ順序が悪かった・・・
  『フラジャイル』の前に読むんだった・・・(-_-;)

  ってことで、ふーん・・・しか感想がねぇ。

(992)マンガ 『どうせもう逃げられない 10』 一井かずみ
  男女ラブはどーでもええと
  腹の底から思ってんのに
  なんで一井さんの作品は読みたいと思うのか。

  別に一井さんのに限らなんのだけど
  例えば別マ系の少女マンガとかも
  読みたいと思うし。

  でも、心底どーでもええ、時間かえせ!
  と思うもんもあるはある。

  この差はなんなんやろ??
  
  まー間違いなく主人公が健気で一途っ子
  ってのは、一つある。

  ほんでもって、ラブが手段じゃないのかな?
  と思っていたが、
  まぁ今回は見事な命中率でしたな。

  ・・・ってか、つきあい浅いうちからノー避妊って、
  大失敗デキ婚になるパターンやろ!
  避妊せんか!最低限の礼儀やろ!ボケェ!!

  でもま、ここはずーっとつきあってないけど
  いちゃいちゃしまくってたよーなカプだから
  セフレのつもりがデキてもたから
  しゃーないか、ってなのではなかろうが。

  にしても、ヌードって撮りたいもんか??
  腐人は普通の着衣写真ですら
  断固拒否したい人ですが。

  次は何かかはるのかなぁ?
  
  4年間、連載お疲れ様でした。


つい・・・ネットで女子SPの速報をみた。
なるほど・・・。
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[ 2015/12/26 ] 腹黒読書録 | TB(-) | CM(-)

にゃんか、やる気がおこらにゃい・・・

いろいろと踏ん張らないといけない時期なんすけどね、
なんかね、なんか・・・ありとあらゆることが
めんどくせー!!!!
状態に陥ってます・・・。

ので、ざざっと読書録のみ済ませよう。

●20日
(971)BL/フルール 『人魚姫の弟』 犬飼のの
  素朴に疑問。

  そんな簡単に外せるアンクレット。
  着けてたら客募集中の表示なアンクレット。

  なんで弟と二人で逃げてる時に着けてんの?
  弟に、ゆきずり男に買われてヤられてるとこ
  見せたかったの?
  ってか、単なる外すことに考えがいたらない
  おばかちゃん??

  もしおばかちゃんなんだとしたら
  この弟のおばかちゃんっぷりもなんか納得。
  DNAは侮れん・・・。

  ではあるが・・・
  さすがにこの展開、無理なくねぇ・・・(~_~;)?

  ま、おとぎばなしなんで!で押し切るか。


  もう1つの人魚姫のほーは、なんつか、
  死んだり生き返ったり、簡単プーにできて便利ねぇ。
  だったら姉ちゃんもそうしたったらよかったのに。

  っちゅー感じか?

  そーいや先日、姫と人魚姫の話をしてて、
  「王子を殺すか、自分が死ぬかなんだよなぁ」
  と腐人が言うと、
  「なにそれ!どこのお話!?」
  と姫が食いかかってきた。

  ・・・そうか、姫ぐれーの年代だと、
  ウツクシク改竄された絵本バージョンか、
  まるっきり別モンやろ・・・と言いたくなるディ●ニーか
  それっきゃ知識がねぇんだな・・・。

  だから、
  「アンデルセンっちゅー人が書いた
   正しい人魚姫の話はそーなっとるぞ」
  とゆーたのだが、
  普段の言動が言動だからか、
  姫から猜疑の目をむけられる。
  珍しく正しいことゆってんのに、なんだよぅ!
  
  そんな腐人がいくら言っても信じてもらえんので、
  図書館にて
  「最も原文に近い形での翻訳がなされている
   アンデルセンの人魚姫、単体本が読みたい」
  ※アンデルセン全集とかだと、
   殺人凶器になりそうな厚みと重さがあるんだもん!
   あと古くて臭くて、アレルギー起こしそうなの・・・
   1種類だけでいいから、キレイなの置いてほしい・・・
    

  とオーダーし、
  この方のなら大丈夫です!と太鼓判を押されたやつを
  借りてきて、
  姫にこれが正しい人魚姫じゃ!と読ませた。

  そんでふと思ったんだが、
  周囲に腐人みたいなおせっかいがいりゃ
  正しいお話を知ることになるけども、
  そうじゃないまま成長した場合、
  下手すりゃ、そのままあの改竄内容を
  「正しい人魚姫」と認知する恐れがあると気づき、
  それって、どーなの??と思ってしまった。

  ま、知らなくても生きていけるけどね。



うーん・・・そいや『図書館戦争』だったか?
なんか読んでて、
むっちゃツッコミいれたくなったとこがあってんけど
なんやったか忘れた。

今日の昼飯くいながら思い出してんけどなぁ、
もうどっかいってもたわ。

また思い出したときにでも。
※そのまま思い出さない可能性高し。

   
[ 2015/12/21 ] 腹黒読書録 | TB(-) | CM(-)

瞑き流れは止められない?-『アドリアン・イングリッシュ 5』-

余は満足ぢゃ +゚。*(*´∀`*)*。゚+

出来のいいBLは、
腐人の疲れをふっとばす最高の妙薬。

こーゆーの読めると、
生きててよかったと思いますね。
ま、死んだら死んだで、
重度のBL読みな腐女子にとりつき
「ほら、さっさと次のページめくんなさいよ!」
とか
「ちょっとまって、読みきってない!
 ページ繰るな!」
っちゅーて金縛りできたらいいなぁ。

ん?ちょっと待てよ?
作家さんとか編集部まわりしたら
発刊前のが読めるじゃないか!
よし、今から出没予定先をチェックだ!

・・・ってなアホな話はさておいて、いきますか。

まずカウントから。
(940)BL/モノクローム・ロマンス 『瞑き流れ~アドリアン・イングリッシュ 5~』 ジョシュ・ラニヨン、冬斗亜紀

ミーハーなのと、重いのとあるんだが
どっち先にすっかね。

重いほうからいくか。

4巻の終わりからすると、
5巻は世界はピンクなラブラブ~ンな感じかしら??
と期待してたんだが、タイトルみるとなんか違う。
暗い・・・。

ん?どういうこっちゃねん・・・(~_~)??
と思いながら、読み進み、ラストに至って「なるほど・・・」。

たぶん、ジョシュさんは、アドリアンが涙をこぼした
このシーン、この思いを書きたかったんじゃないのかな。

あ、今更ですが、ネタバレ気にせず
思うままに書きますので
それがイヤんな方は、今すぐ回れ右して帰ってね♪

ゆったかんねー!

本書、5巻における「瞑き流れ」は、2箇所ででてくる。

1つは、アドリアンん家の床下からみつかった
白骨死体の妹の口から。

そしてもう2つがこのラストだ。

どちらも暗喩として使われ、
具体的には、なんつったらいいのかなぁ・・・
どうにも逆らいようがなく、
抵抗しようとしても、その抗いすら容赦なく踏み潰し、
自分を守るためには黙って小さくなって耐えるしかない
そういう流れ。

わかりやすくいえば、
自分の価値観を押し付け、子どもの価値観を認めない毒親、
障害や貧困、性や職業といった世間の差別の目、
DV加害者による被害者の支配、
そーゆー感じのもんかな。

白骨死体の妹は、それに流されることを選び、
兄を、恋人を、過去の自分を捨てた。

ジェイクは、その流れに流されかけたけれど
アドリアンを選び、それまで持っていたものを全て捨てた。

ラストのとこではさ、
その瞑き流れの中で、流されることも抜け出すこともできず
留まり、苦しみ続けた人がでてくる。


アメリカの10代の自殺原因に、
自分の性指向が許容できなくて、というのが
かなり多くを占めるって、なんかで読んだ覚えがある。

まぁ日本でもそれがゼロじゃないとは思うが
どっちかったらいじめが原因のが目に付くな。

でもその奥をみたら、
「しぐさが女っぽい」とかいった
からかいから始まってるものもあろう。

でも、たぶん、アメリカに比べると、
日本はグレーゾーンの許容範囲が広い気がするんだよな。

よく日本人はあいまいだと言われるけど、
逆に言えば、アメリカ人は何かにつけ、
白なのか黒なのかを表明し続けなきゃいけない文化だろう。

それは白や黒だと認めたくない人にとって、
グレーという退避ゾーンがない状態だから
追い詰められ度が違うんだろうなぁ・・・。

ちょいと話がずれますけどね、
今回、本書でもちょこっとでてきた
ジェイムズ・エルロイの『L.A.コンフィデンシャル』

これは「暗黒のL.A.」4部作と言われる作品なんだけど
この2部が『ビッグ・ノーウェア』ってやつなのね。

ちなみに1部が『ブラック・ダリア』で、
実際にあった「ブラック・ダリア事件」を下敷きにしてて、
この「ブラック・ダリア」も本書でちょこっとでてくる。
・・・が、全然筋には関係しません。

チャンドラーの引用同様、
元を知ってると、ニヤリとできるだけの話。

で、『ビッグ・ノーウェア』に話を戻すが
これは1950年が舞台でね。

話の本筋は殺人鬼なんですが、
そこにでてくる警官がですね、
まーアメリカ人警官といわれて連想するそのものな
マッチョイズム・・・。
まぁ、4巻までのジェイクと思っていただければ
話はやいかな。

なんですが!
実は、それは擬態であり、彼もまた瞑き流れに
苦しんでる一人なんですよ。

必死で隠し、まさにクローゼット時代のジェイクがごとく
バリバリにガードしてんですけど、
彼は物語の途中で自殺する。

そのきっかけは、なんだったっけかなぁ・・・
うーん・・・読んだの、××年前だから
もう細かいとこ覚えてない・・・(>_<)

誰かに悟られたと思ったんだっけかな?

ご興味ある方は読んでください。
犯罪小説で暴力描写もきついんで
好みがわかれるかもしれませんが、
『ビッグ・ノーウェア』
『L.A.コンフィデンシャル』
おもろいです。

自殺のきっかけになったエピソードは忘れたけれど
自殺方法が強烈だったんで
それが忘れられなかったんだよなぁ。

どういう方法だったかっちゅーと、
自分で、自分の首をノコギリで切断するって方法だったんです。
まぁ、途中までいったとこで死んでしまうので
半分ぱっくり、半分つながったままってやつですが。

自殺方法っていろいろあるけど、
これはよほどの覚悟がないとできることじゃない。

ちなみにフィクションだからでしょ?と思われる方いるかもですが
現実にもこういうケースあるそうです。
確か上野さんの著書だったかでみたぞ。

でも、これ、今思い出してみると、
絶対に死ぬぞっていう覚悟よりも、
なんだろ・・・なんかもうちょっと違う感じを受ける。

ゲイである自分をどうしても受け入れられなかった
その嫌悪?
それともありのままの自分でいさせてもらえなかった
瞑き流れに対する抗議?

ただ確実に死ぬ、ならば、
警官なんだから銃使えばいいと思うんだよね。
でもそうしなかった。

5巻に話を戻しますけども、
その苦しんでた人と、
この『ビッグ・ノーウェア』の警官は
ほぼ時代がかぶる。

生きた人と、途中で死んだ人。
アドリアンやジェイクも、
もし瞑き流れの中に留まり続けていたら
彼のような人生になったかもしれない。

うーん・・・今、『ビッグ・ノーウェア』
読み返したら、なんか違う図がみえるかもしれないな。


この瞑き流れですけども、
昨日まで腐人がぐちゃぐちゃ書いてたもんにも
なんとなく関係してくる気がするんだよね。

なんで人は他人に干渉するんだろうね。
どうして私は私、彼は彼と思えないんだろうね。

抑制のきかない無差別殺人鬼と共存ってのは
無理かもしんないけど、
性指向の違いぐらい、
肉が好きか、魚が好きかの違い程度でしょ?

あら、じゃぁ私は肉がきらいだからあげる、
そのかわりあなたの魚ちょうだいって
なんでできないんだろう・・・。

それができない限り、いつまでたっても
瞑き流れはなくならない気がする。

・・・・・・うむ、暗くて重い話はここまでにしよう!


天然ニブチンのアドリアンは、
これまでの人生で何かを乞うたことはないか
ってな話題が出た瞬間に、まーったく気づかんかったようですが
(ちょっとジェイクに同情した)
あの後の熱烈告白シーンも含めて、
ふと思ったんだよね。

ジェイクはさ、まさに自分の目の前で、
それも自分のせいで、
アドリアンを失いそうになったがゆえに
自分に本当に必要なものは何なのかを
認めることができた。

でもさ、もし、ね、もしアドリアンが
ジェイクの知らないところで、
例えば心臓の発作とかで死んでいたら?

ジェイクは自分が手放してしまったものの大きさに
その価値に、気づくことができたんだろうか?

どうしようもないほどの空虚感には襲われるだろうけども
そのままクローゼットをつづけ、
ケイトやもしかしたらその後作ったかもしれない子どもを
その穴埋めにしたかもしれない。

たぶん、そうやってる人は現実にいるんだろう。

でもさーなんかさー・・・・・・
たったいっぺんしかない人生、そんでいいの!?
って言いたくなるのは腐人だけ?

あったりまえだが、4巻までのジェイクにくらべ
この5巻では、
初めて自分の人生を生きてるって感じじゃん?

なーんも心をふさぐもんもなく、誰はばかることなく
自分を解放して、喜び、慈しみ、心配し、手を差し伸べられる。

君は俺の太陽だ!命だ!
他の何にも代えられない宝物だ!って
それこそ世界の中心で叫べそうじゃん。

思うままに生きることが、
こんなに幸せなのかーって感じじゃね?

まぁ、ケイトとの問題はあるが、
それは己のバカさのツケを払ってることだから
腐人は1ミクロンも同情せんが。

ただ今回、
ジェイクの父ちゃんと母ちゃんのことがわかった。

あー・・・なるほど・・・それは・・・超重たかったね。
きっと、悪い人たちじゃないんだろうねぇ。
ただ、自分の正しさ以外のことを認められないだけで。

そりゃ牢獄のようなクローゼットにもなるわな。

よし、ちびっとだけジェイクの株をあげてやることにしよう。


にしても、アドリアンって、ホント鈍いよねぇ。

そのくせ、行動としては、感情ダダ漏れで。

腐人が一番好きなのは、
まだグルグルしてるアドリアンが、
ぐるぐるしてんだけど、でも行っちゃヤダ!というところ。

なんかジェイクの上着のすそをぎゅっとつかみつつ、
口をへの字にしながら、眼からダーダー涙ながしつつ
「ジェイクなんか・・・バーモンドに行っちゃえ」
「ぼく、ジェイクがいなくても
 ちっともさみしくなんかないもん!」
ってゆってるガキんちょみたい。

精神年齢いくつや!

ジェイクの忍耐力は褒めてあげるべきかもしれん。

まー二人の新居には、
リサからあの絵が贈られてるんだろうなぁ。


そういや、メルのところであったけど、
愛する人を見送らないといけないってところ。

アドリアンはそこ、まだ自分とジェイクに
置き換えきれてない気がするんだよなー。
逆にジェイクはそれがよくわかってる。

まだ始まったばっかだから、
今からそういうことも含めて
二人で積み上げてくんだろうなぁ。

BL好きとしては、
いつか家族と認め合えた日を読みたいとこですな。


どーでもいいんですが、
腐人はケイトがあっさり終わったのが
結構意外だった。

小町でもたまに、そういうケース
(旦那がクローゼットで結婚し、ある日バレたりカムアウトされる)
があるんですが
そもそも結婚したいと思ってる女性は、
その裏切られ感がハンパじゃないみたいですね。

単なる浮気による自尊心が傷ついたっての以上に
女としてのアイデンティティまで揺らぐようで。

腐人なら面白がって、ぜひアドリアンとお話したいけどね。


それにしてもジェイクは、
女ともできるゲイなのか、
バイなのか、
パンセクシュアルなのか、
ポリセクシュアルなのか、
いったいどれなんすかね?

ただまーこうなった以上、
アドリアン1穴(←ま、お下品!)でいかんと
腐人がゆるさーん!!

二匹と二人で幸せにな。

アドリアン・イングリッシュ、
長いですけど、そして途中、とても腹立たしいですが
BL史上に残る、名作だと思います。

未読の方はぜひ手を出してハマってください。
[ 2015/12/10 ] 腹黒読書録 | TB(-) | CM(-)

生きる権利、死ぬ権利(3)

正直、書けば書くほどわかんなくなってきた
生きる権利と死ぬ権利。

腐人は前から言ってるけど
「できるけどやらない、と
 したいけどできない、は違う」

と思ってて、
「したいけどできない」ではなく、
「できるけどやらない」社会になるべきでは?

と問いかけ続けている。

腐人にしてみたら、
なんでこれが難しいのかがわからない。

何がしたいか、どうしたいかを
自己責任で取捨選択してけばいいだけで
そこに他人の存在や価値観は不要だ。

ただ、そんだけじゃないのかなぁ?と思うんだけど、
昨今のテロとかみてても、
結局は、他人は他人、私は私、ができないからこそ
テロや紛争が起こってる気がするんだよなー。

なんでそんなに他人が気になるの?

自分ではない誰か、それは親兄弟などの近親者も含め
その人が何を信じようが
何を正しいと思おうが
どんな性癖嗜好があろうが、
信じるものを押し付けてきたり、
正しさを押し付けてきたり、
性癖嗜好を押し付けてこない限り、
どーでもよくない?

なぜ、そこで放っておけないんだろう・・・?


よく「お前には関係ない」と言われ傷ついた・・・
なんてエピソードがありますが
直接的影響がなきゃ、
「確かにそうね。じゃ、あとは一人でなんとかしなねー」と
腐人はバッサリ切って終わるんだが。

腐人としては、他人の「踏み込まないで欲しい」という権利を
尊重してるだけなんだけど。

逆に言えば、腐人が最も忌み嫌うことは
勝手に腐人の権利に踏み込まれ、
勝手に相手の価値観を押し付けられることなんだよなぁ・・・。


・・・という視点でもって『虚栄』を読んだとき
腐人がイヤだなと思ったのは
外科チームのロボット手術のゴリ押しであり
逆に、本人がいいならいいんじゃねぇの?と思ったのが
免疫療法チームの治験だ。

といったら、まるで腐人が手術はイヤで
免疫療法を買ってるかのよーに聞こえるが、
それは違う。

それぞれの治療内容のことは後で触れるが、
そういう治療内容のことじゃなくて、
ここでいってるのは、スタンスの問題。

外科チームは、ロボット手術の手術結果を増やしたくて
患者と家族は、通常の開腹手術を希望してんのに
強引に説得してロボット手術の承諾を得るの。

一方、免疫療法の治験では、
治験に参加していいよ、という人だけを集める。
・・・まぁ、こっちの水のが甘いぞーという
あおり文句はつくから、見極める目は必要だけど。

でも、誰の自由意思を最優先してるか、の点で
免疫療法の治験を評価した。

じゃぁ、『虚栄』で書かれた治療内容の
どれを腐人が評価するのかといえば、
実はどれも評価しない。

ちなみにザクッとその治療内容とそのメリットデメリットについて
説明すると、こんな感じだ。

●手術
メリット
 取り除くことで、がんの発生源がなくなる

デメリット
 でも細胞の中まで入ってしまっているものは取り除けない
 臓器がなくなることで、身体への負担が大きい

●抗がん剤
メリット
 細胞の中にいるものまで影響できる

デメリット
 副作用がきつく、正常な細胞まで影響が及ぶ

●放射線治療
メリット
 抗がん剤ほど副作用がない

デメリット
 かなり技術が進歩したが正常な細胞に若干影響あり
 巨大な設備がいる
 保険適用外のものがある

●免疫療法
メリット
 副作用がほとんどない

デメリット
 効果のほどが立証されておらず
 保険適用外

あと、
●ガン放置療法
・・・これは読んで字のごとく、です。

『虚栄』の中では、
各グループの対立があり、
患者のことを棚上げして、
それぞれが他者より優位にたとうと
足の引っ張り合いをする。

患者本位で考えれば
それぞれのメリットを組み合わせて治療方針たてればいいのに
と思うけど、まぁこの政治と医療の体制批判は
久坂部さんの読みどころ。
詳細については、ぜひ本書をお読みくださいませ。


で、腐人の話に戻るが、
もし腐人がガンになったとしたら、
腐人はいずれの治療方法も選ばない。
ガン放置療法も含めてね。

『虚栄』の中に
治療か、放置か、そのどちらかしかないのか
ってな感じのことが書いてあったが、
第3の選択肢があるよ?

それは、安楽死だ。

ガン宣告をうけたら、ラッキーと喜び、
すべての始末をつけて、ディグニタスに申し込む。

腐人はそうすると決めている。


よくさ、「ガンと闘う」とか、「ガンに打ち勝つ」とかあるけど
あれ、正直に言えば、腐人には違和感バリバリだったりする。

病を克服することが、打ち勝つことなの?

悪いけど、腐人はその価値観は同意できない。

むしろ腐人にとって「病に勝つ」ってのは、
「私を殺そうとしている病より先に、
 私が私の命をおしまいにしてやった。
 殺したくても、もう死んでんだから殺せねぇだろ?
 ざーんねーんでしたー
 ケケケケケ、ざまーみろ!」
 
なんだよねぇ。

ただこれを「病苦による自殺(安楽死)」とか言われると
それ、ちょっと違うんだよなぁ・・・(~_~;)という思いがある。

ジャン=マリ・ロランさんも言ってたけど、
自分の命さえも、自分でコントロールしたいの。

いつ死ぬか、いつ死ぬかと思いながら生きるのではなく、
この日を命日にしよっとと、自分で決めて、
自分の蓄えたものを、すべて自分の思い通りに分配し
自分の跡をも、自分が納得できるように消し去って
さ、これで忘れ物はない、
いつでも旅立てるわーと死を迎える。

これこそが「完璧なる理想の死」なんだがなー。

正直、これ以外のどんな死に方も、
死ぬ前もしくは死後に、周囲に負担と迷惑かけまくるでしょ?
そうすると、死って迷惑、って思うじゃん。

でも、この完璧なる理想の死を遂げられたらさ
まさに「立つ鳥跡を濁さず」になれるわけ。
最後の最後まで、自分で自分を制して、
自分を無に還せる。

ただでさえ生より死の方が好きな腐人としては
それ、すごく素敵なことに思えるんだよね。

ま、これに同意を得たいとかは全く思ってないんだ。

ただ、腐人がこれをしたいなと思った時に
簡単に実行できる環境になってるといいなとは思う。


『虚栄』では、
ガンという枠の中で覇権争いをしていたら
最後の最後、鳶に油揚げをさらわれる格好となるが、
そちらでも、結局は、生き延びることばかりが問われる。

自分がどういう状態になっても
生き延びたい人は生きたらいいと思う。

でも、そうやって、自分で自分のことができず、
複数の人の手を借りないと生きられない人が増えたらば、
この先の多老社会、少子化社会の未来において
本来社会をまわしていく人々の手が介護にとられてしまったら
社会は破綻の一途をたどるだろう。

障害者手当、年金、生活保護、
働かなくても手当がもらえるのは、
その人たちの分を背負って支える人がいてこそ
成り立つ理論。

寄りかかる社会基盤が小さくなってしまったら、
皆がそこにのっかろうとしても、到底、無理だ。

もはやキレイゴトを言ってる事態じゃないんだよね。

この3冊を通し、腐人は改めて
死ぬ権利を認めて、早く安楽死制度を作って欲しいと
つくづく思った。


最後にもう一度。

安楽死とは、
私が死ぬ権利を認めて欲しいのであって
あなたも死ねと言っているのではない。
したくなければ、しなきゃいい。

ジャン=マリ・ロランさんは言った。
「安楽死を認めない人たちも、
 実際は自分の心の平穏のためにそうしているだけだ。
 あなた方が拒んでいるのは、心を乱されることだ。
 (中略)
 自分でどう思っていようと、
 あなた方は多かれ少なかれ
 虐待者でしかない。」

あなたの権利は、
あなたの範疇で好きに行使したらいい。
でも、他人の権利は、ほっといて。

もし、これが叶うならば、
恐らく世界は平和になるんだろうなぁ・・・。




・・・・・・昨日は、待ちに待ってた
『アドリアン・イングリッシュ 5 瞑き流れ』をゲットして
読んでたんですが、
これが・・・背割れおこしそうな厚みで・・・。

話はおもしろく、本当は読みきりたかったんですが
そうすると間違いなく、
朝の到来を告げるひばりの声を聞く羽目になる
朝までのコース!になりそうだったんで
途中で理性が止めました。

よって、昨日は完読本はゼロ。

今日で宿題を片付けたので、
明日はきっと、
「アドリアーン!」と叫びまくることでしょう。
[ 2015/12/09 ] 腹黒読書録 | TB(-) | CM(-)

生きる権利、死ぬ権利(2)

昨日の続き。

『脳障害を生きる人々 脳治療の最前線』(以下、『脳障害』に略)には
いろんな状態の方がでてくる。

そういや腐人がこの本にたどりついたきっかけは
以前、らばQでみた記事だった。
※2015/10/02のブログでちょっと触れてます。

閉じ込め症候群から回復した男性の手記で、
現在、英語での発刊しかないときいたので
日本語でそんな感じの本ないんかなーと
探したところ、この『脳障害』がヒットした。

この『脳障害』の中にも交通事故で
閉じ込め症候群になった方がでてくる。

ところで、「閉じ込め症候群」やら
「遷延性意識障害(俗に言う植物状態)」と書いても
その違いってわからんですよね?

ざっくり言うと、
「閉じ込め症候群」は、意識はクリア、眼球を動かせるので
そこで意思伝達ができるが、体は動かせない。

「遷延性意識障害」は、自力での移動、摂食、排泄が不可能。
発声はできることはあるが意味のある発語はむずかしく
目も物は追えるが認識ができない。
簡単な命令(眼をひらけ、指を握れ)には反応できるが
意思疎通は難しい。

「遷延性意識障害」がよくなってくると、
身振りや発声で、イエス・ノーあたりを
言えたりするようになる。

大きくいえば意思伝達能力の違い…なのかな?
専門家じゃないからわからん。
ご興味ある方はご自身でお調べください。

ただ、どちらも基本的に全身管理が必要で
結局、そこらへんの介護人が問題になる。

昨日書いたジャン=マリ・ロランさんも、
以前書いた筋ジスの鹿野靖明さんも、
病が進行した結果、全身管理が必要だった。

※鹿野靖明さんのことは
 『こんな夜更けにバナナかよ 筋ジス・鹿野靖明とボランティアたち』
 っちゅー本に詳しく、
 ここでも2015/06/22に取り上げてます。


全身管理が必要となると、介護側の立場からしたら、
同じような状態の方を一箇所に集め
その施設で、決まった時間に決まったルーティンをこなすほうが
まぁ管理が楽だわな。

しかし、そういう状況だと、流れ作業になってくるため
「閉じ込め症候群」や「遷延性意識障害」で
実は意識が戻ってる、ということに
気づかれないままとなることがある。

腐人がらばQで読んだ男性もそうだったし、
この『脳障害』で紹介されてる事例も
そうだった。
幸い周囲の人が気づいて、リハビリをし
簡単な意思疎通ができるようにまでなった。

らばQの方は、ご結婚までされたんだったかな?
ちょっとこっちは詳しくないのでご興味ある方は
ご自身で調べてね。

ジャン=マリ・ロランさんや鹿野靖明さんは
進行性の病気であったので、
交通事故で一気に能力が奪われたケースと違い、
どんどん自分のしたいことをしたいときに
できなくなっていくケースだった。

そうして自力でできる限界がくると、施設にはいる。
すると、上記に書いたようなルーティン管理下におかれ、
したいことをしたいときにできる自由が奪われた。

そうなると、ですね、
人生を闘って生きる人は、
したいときにしたいことをする自由を勝ち取るために、
行動するんですよ。

『脳障害』で紹介されてる
閉じ込め症候群の女性もそうだった。

今の自分ができる仕事を探し、
障害者年金とその収入で、
自分で介護人の手配をつけ、自立した生活をする。

ジャン=マリ・ロランさんは政治的にも働きかけ
(まぁ、これは性分もあるかも)、
障害者の立場をよくしようと、いろんなところに訴えた。

が、それはなかなか難しい結果になった。

確か、鹿野さんのでもあったなぁ・・・。
障害者といっても、一人一人違う。

したいときにしたいことをする自由を求める人もいれば
今の状態に甘んじる人もいるんだよね。
なんでそんな活動しなきゃならないんだって。
自分はこのままで十分だって。

これは健常者の世界でもあるよね。

「生きる」と一言で言っても、
どういう状態を『生きている』というかは
それぞれに違う。

そうするとだ、
一人一人が「生きる権利」を主張するにあたっては、
まず、自分がどう生きたいか、を選択しなければならず、
そして、その生き方を実現するためには
やはりやらなきゃいけない義務というか努力が
誰であっても、絶対にくっついてくるもんなんだなぁ。

ジャン=マリ・ロランさんは、
なんで障害者というだけで
健常者のように生きようとするのに
こんなに困難なことが山積なのか・・・的なことを
嘆いておられたけども、
それは・・・隣の芝生が青くみえてるだけじゃないのかな?

そりゃね、目が見えるから、音楽なくても信号がわかる。
耳が聞こえるから、クラクションならされたら車に気づく。
脚が動くから、行きたいところに行きたいときにいける。

でも、障害者手当はもらえないから
生きていくために仕事を探し、働かないといけない。

そこで、すごく嫌なこともあるかもしれないし、
働いてるところが倒産して
明日から路頭に迷う可能性だってある。

どの生き方だって楽じゃない、とか思っちゃうのは
腐人だけですかね?

そう考えると、やっぱ生きるってしんどいなって
腐人は思っちゃうんだよなぁ・・・。

死より生のが好きな方って、
これをしんどいと思わないのかなぁ??


この『脳障害』に、
交通事故死者数が減ったとある。

しかしこれは数字のトリックがあり、
搬送されてから24 時間以内に死ななければ
交通事故死者とカウントしないんだそう。

医療が進歩した結果、昔なら助からなかった人が
延命するようになった。

しかし、その多くは
重篤な脳障害を抱えることとなってるという。

これってどうなんだろう?

腐人もバイク乗りなので、交通事故のリスクをもっている。

もし、ガンなどの病気ならば、
腐人は自分がどういう選択をするかはもう決めている。

・・・が、この話は『虚栄』のときにしよう。

でも、交通事故で意識がない状態のときに
搬送されて、とりあえず命だけは助けられてしまったら?

腐人にとって、実はこれほど嫌なことはなかったりする。

もし後遺障害が残るならば、腐人は何もしないでほっといてほしい。
そのまま死なせてほしい。

生きたい人の生きる権利を阻害するつもりはない。
だからこそ、
死にたい人の死ぬ権利を阻害しないで欲しい、
腐人はそう思うんですが。

どうなろうと生きたい人は生きたらいい。
でも、死にたい人は死なせておくれ・・・
ものすごく単純な願いだと思うんだけど、
これは叶えてもらえないんだろうか?

マイナンバーなんぞゆークソ制度をするならね、
腐人はこっちに結び付けて欲しいのよ。

延命治療は一切拒否、
後遺障害が残るようなら一切の治療も拒否
いやいや、私は何があっても助けてください・・・
などと、
そういった事故前の本人の意思表示をも
マイナンバーを通じて
すべての医療機関、救急関係で共有して
救急隊は、生きる権利を行使したい人だけを
助けるようになってくれませんか?

そのんが医者だって救急だって助かると思うんだけど?

マイナンバーは最低最悪のクソな制度だと思うけど
もし、コレが実現するならば、
腐人はマイナンバーの価値を見直してもいいと思ってる。

でもなー
たぶん為政者の本音としては、
使える命はキープしたい、
それは社会を維持する数として必要なんで
でもそこまで露骨には言えんのよねぇ・・・
ってとこなんだろうな。


今日はここまで。
明日、『虚栄』に触れて、終わりにできる・・・かなぁ(^_^;)?

[ 2015/12/08 ] 腹黒読書録 | TB(-) | CM(-)
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