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けぇしゃちゅぼん 2連発

ふざけたタイトルですが、
腐人はひっそりこっそりブログをやりたいので、
ひっかからないよう、魔よけ。

っても、こっちで本のタイトル書いちゃうと同じか。
うーむ、悩ましい・・・。

どーでもいいが、ここ数日の読書録みてると、
自分でゆーのもなんだが、
「こいつの頭、どないなっとんねん」
っちゅー気がするわー。

まーその気の多さは、性格そのままなんすけどね。

でも、一応、腐人の中では法則みたいなもんがあって、
自分が気になるキーワードにひっかからなければ、
どんな情報もスルーされている。

逆に気になることは、
ウェブの海をちゃぷちゃぷしてるときも、
テレビのザッピングをしてるときも、
どんな小ネタでもなんか反応するんだよなー。

とゆー「気になること」の1つに、子宮移植がある。

腐人は理論的なところがよくわからんのだが、
もしかしてこの他者からの子宮移植ができ、
移植した子宮で妊娠出産ができるとなれば、
男だって、いいんじゃね?
孕めよ、てめぇらも

という思いがあるので、すごーく気にしている。

で、先日、移植した女性が体外受精で妊娠したというとこまで
ニュースをおっかけてたんだが、
今日のニュースで、胎児死亡で中絶、と知る。

うーん・・・やっぱ難しいのな。

ヒト胚がらみの研究をドキュメンタリーをみたことあるが、
はっきりいって一番難しいのが人工子宮だとゆーてた気がする。

胚そのものをうんたらりんってのは、
宗教や倫理がらみでややこしくなるだけで技術的にはできる。
が、人工子宮は技術的な面で難しいと。

なかなか手塚治虫さんの世界にはならんのなぁ・・・。



では、本日の本題。
まずカウントしましょかー。

(470)一般本 『晩夏-東京湾臨海署安積班』 今野敏
(471)一般本 『「捜査本部」というすごい仕組み』 澤井康生


小説と、実用書(?)という違いがあるが、
「警察」でくくれるので、もう一気にやっちまいましょう。

『晩夏』は、
今だとテレビのハンチョウシリーズったほうが通りがいいのか?

腐人的には、野郎に惚れまくられてるアズミンの最新刊。
今回も、アズミンの横は渡せないぜのハヤミンが出張りまくり。

『捜査本部』(に略させてもらいます)の方は、
元警察官僚で、今は弁護士されてらっしゃる方の、
実際の捜査本部についての本。

これ、なんでいっしょくたにしたかったらさ、
『捜査本部』の方にね、
警察やめて、弁護士資格をとり、MBAをとった今の視点からみた
「捜査本部はもっとこうしたらいい」っちゅー提言があったから。

先にそっちを紹介しますと、
最強の警察組織をつくるために
●エンパワーメント
●知的体育会系
●オルフェウス・プロセス
●サーバントリーダーシップ
をとりいれること。

それから、
違法捜査のリスク
冤罪事件のリスク
隠蔽のリスク
危機管理失敗のリスク
を除去すること。

この2点をあげておられるんですな。


それぞれについて、もうちっと深く書きますと、

●エンパワーメント
与えられた業務目標を達成するために
組織の構成員に自律的に行動する力を与えること

その成功要件
1)経営理念・ビジョンの共有
2)正当な評価と報奨
3)能力の把握と資源の提供


1)経営理念・ビジョンの共有
なすべきことと、なさざるべきことの行動規範を共有する

2)正当な評価と報奨
行動規範にあった行動をほめて報奨し、
あわない行動に対しては、改善を求める

3)能力の把握と資源の提供
構成員の能力を完全に把握し、
自律的に動くための資源を提供し、
成功体験を積ませることでモチベーションをあげる


まーこれを捜査本部でゆーなれば、
「犯人逮捕」ってのが共有事項になるんだろう。


●知的体育会系
一橋大学名誉教授の中野郁次郎先生提唱
「現場で身体で経験しながらミクロの事象の意味を察知し、
 マクロの全体像に結びつけていく能力に優れた人間」


うーん・・・なんかこーゆーと逆にわかりにくい気がするけどねぇ。

端的にいえば、
「脳みそ持った犬になれ」
ってことでしょ?

ええそうです、腐人は体育会気質、大っきらいなんです。
完全なる猫気質。
自分のやりたいことしかしねぇ。

でも、それだと個ではいいが、組織じゃあかんのですよ。
組織を形作るためには、犬気質がいる。

その上で、指示されなきゃ動けない麻薬犬じゃなく、
自分で麻薬を見つける方法を探せる脳みそを持った麻薬犬になれ
ってことだわな。


●オルフェウス・プロセス
ここでいう、オルフェウスというのは、
NYの室内管弦楽団のこと。
ここは、指揮者がいないのに世界最高水準の演奏をしてるんだそう。

どーしてそーゆーことが可能かったら、
メンバー全員が指揮者(リーダー)であるという
マルチマネジメントプロセスを確立してるから。

これについて気になる方は、そっちの本がでてるそーなんで、
そっち読んでくれたまへ。

で、このオルフェウス・プロセスを成すためには、
8つの原則があるそうだ。

1)その仕事をしている人に権限をもたせる
2)自己責任を負わせる
3)役割を明確にする
4)リーダーシップを固定させない
5)平等なチームワークを育てる
6)話の聞き方を学び、話し方を学ぶ
7)コンセンサスを形成する
8)職務へのひたむきな献身


言うは易し、行うは難し。
日本人がこれやったら、よくみられる光景、
♪だーれが生徒か先生かー
ってなって、結局、責任の所在があいまいになり、
なすりつけあって、うやむやに終わる・・・
になりそうな気がするけどね。


●サーバントリーダーシップ

SL理論によれば、

1)部下が未熟
指導型リーダーシップで、具体的に指示・監督

2)ちょっと育った
説得型リーダーシップで、考えを説明し、疑問に答える

3)さらに育った
参加型リーダーシップで、自立性を促進

4)完全に育った
委任型リーダーシップで、権限や責任を委譲

となるそうで、上の●3つが達成できたら、
サーバントリーダーシップになるべきだと。

これは、部下に奉仕するリーダーシップで、
まずは部下に奉仕し、信頼を得て、
主体的に協力してもらいやすい状況をつくるっちゅーもんらしい。

これも詳しく知りたければ、ご自分で調べてね♪


ってのを踏まえてだなー『晩夏』をひもとくと、
今回は2つの捜査本部がでてくる。

『捜査本部』では、実際の捜査の流れみたいのも
前半で紹介してるので、それを読みながらみるのもおもろかろう。


腐人が注目したのは、やっぱアズミンの動きかねぇ。

アズミンは、押しも押されぬ中間管理職で、
今回組まされた新人君に頭を痛めてる。

でも、アズミンは理想的な「考える犬」、
つまり「知的体育会系」なので、
ちゃんと自分の部下に目配りし、
しつけのなってないわめくだけの仔犬にもちゃんと教育をする。

でもって、上への報告、提言をきちんと行い、
指示に対しては基本従順だが、
おかしいときには意見具申をする。

すごいな、刑事の鏡だな。

ハヤミンのよーに、
組織のルールを自分の都合のいいように曲げたりせず、
ルールはルールとしてきちんと守りながら
共有の目的を達成するために、
自分ができることを考えて動いてる。

皆が皆、アズミンみたいなら、
さぞかし動かしやすい組織になるんだろなー。


ただ、それも必ずしもいいか、というと、
腐人は若干疑問がないわけでもない。

例えば、皆がそういう気質であれば、
ハヤミンみたいのや、須田のようなのは、
弾かれるか、埋もれるだろう。

いろんな人間、いろんな考え方があるからこそ、
多様な見方ができて、
見落としがなくなるんではないのかなぁ?

っつか、腐人が怖いのは、
同じ性質、同じ方向性の人間ばっかりを集めると、
ナチ化せんか?ってこと。
イエスマンばっかそろえると、オリン●スにならんか?


多様であるってことは、まとめるのが大変かもしれないが、
お互いが足をひっぱりあうので、暴走はしない。


でも、同じ性質ばっかりだと、
『捜査本部』でもう一つあげられていた
リスク部分が0か100といった
偏り傾向がでてくるんじゃないかと思う。


『晩夏』の矢口の聞き込みなんか、
もしこの先もあの調子でやってたとすると、
まさに違法捜査とかいわれて、
裁判所で無罪判決くらいかねないよなー。

ここには載ってませんでしたが、
腐人の記憶では、確か、ここ1、2年のことだったと思うけど、
薬物の別件逮捕を裁判所が問題視し、
無罪だした判決があったと思うんだ。

そーゆーことを考えれば、矢口はいい経験つんだよなー。

っつか、ハヤミン、あんた警察学校の先生むいてるんじゃね?


警察学校といえば、
『捜査本部』にあったんですが、
訓練の1つに、「機動隊コスプレ訓練」ってのがあるらしい。

機動隊のフル装備でグラウンドを延々走る
っちゅーやつだそうですが、
うへぇ・・・・・・(>_<)

終戦記念日の靖国神社は、
機動隊員がフル装備で警備すんですが、
あれ、みてるだけで倒れそうになるよ?
だって、8月だよ?
そこにあのフル装備だよ?

1日が終わったあとの靴の匂いかいだら、
確実に失神できんじゃなかろーかと、
常々思っている。

ま、そーゆーアホネタはともかく、真面目な話としても
あれは、精神力とか体力とかの問題じゃなく、
健康上どうなんだ?

血液どろどろで、ぶっ倒れるか、
死ぬ人でてもおかしくないと思うんだけど・・・。
こーゆーのは、
訓練で鍛えてどうにかなるもんじゃないと思うんだけど・・・。


とまーつらつら両書にわたって書きましたが、
それぞれについては、以下。

『晩夏』
このアズミンシリーズは、
事件がどうなるかってのもあるにはあるが、
どっちかっちゅーとそれよりも、
アズミンと愉快な仲間たちの関係性を楽しむ感じだよなー。

ハヤミンがでてくると、
それでもう安積班がふっとぶ強烈キャラクターなので、
今回は、安積班は、すげー影薄い。

そこはちょっと残念かな。
腐人は、中間管理職・悩めるハンチョウ姿をみるのが好きなんで。

ハヤミンファンにはおもろいだろうが、
ハヤミンがでてくると、どーにも劇画化するんだよなぁ・・・。


『捜査本部』
最初のほうにある、
「捜査はこんな感じ」話は、個人的に笑ってしまった。

だって、ホントそうだったんだもん。
※腐人は警察の捜査のお世話になったことがある。
 詳しくは前身ブログ『腐人日記』
 カテゴリ「ドロちゃんと僕」をどーぞ。

虚構の世界は、おもしろおかしくするために、
いろいろ対立させたりしますが、
現実は、ま、こーゆーもんだよな。

でも、公安と刑事は、警察に限らず、どこのどんな組織でも
そーゆーもんあるでしょうと思う。

仕事に対する考え方の根本から違うからね。

で、いつも思うんだけど、こういう組織では、
ゼネラリストをつくるのと、
スペシャリストをつくるのと、
ホントのところ、どっちがいいのかなぁ・・・ということ。

たまに混ぜないと濁るってのはあるかもしれないし、
新しいものをいれないと硬直することもあるだろうが、
腐人はどっちかっちゅーと
現場はスペシャリストのがいいような気がする。

腐人は、へーふーほーで終わってしまいましたが、
警察小説を読むのが好きなら、楽しいかもしれません。


んなとこすかね。

とりあえず、これで一旦、一般本の片付けは終わり。
ぬるま湯な本が読みたい・・・(-_-;)。
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[ 2013/05/15 ] 腹黒読書録 | TB(-) | CM(-)
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