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『反省させると犯罪者になります』について

まず、カウントからいこうか。

(137)一般本 『反省させると犯罪者になります』 岡本茂樹

一言でいってしまえば、
「総論賛成、各論ところどころでひっかかる」。

っつかさー、
このブログを読んでる方はご存知だと思いますが、
腐人はグレーゾーン人生を歩んでる自覚があるし、
サイコパス傾向がどちらかというとある自覚もある人なので、
このタイトルをみたとき、
「いまさら、なに当たり前のことゆってんの?」
と思ったんだよねー。

っちゅーても、
釣りのタイトルだからこうなるのはわかるんだが、
厳密に言えば、

「ただ」反省「だけ」させると犯罪者になります

が正しいと思うけど。

だから、「総論賛成」。


でも、各論みてると、うーん~(~_~)
というとこがないわけじゃないんだよなー。

この辺が、教師なんぞになりたがる人の限界なのかなー。

ニンゲンって、生きてる価値のない
とっとと一匹残らず駆除されるべき
最低最悪最凶の動物だと思ってみたら違うのにね。

もちろんこれには自分も含んで腐人はゆってますよ?
当たり前じゃん。


というか、腐人は、この本をよんで、
そう思ってない人
「反省させると人は間違いを犯さなくなる」
なんてことを信じてる××がいるってことにびっくりした。

あ、あのさ…?
反省文なんてね、それこそ
「出題者の意図を汲み取り、それに沿った文章を書け」る人なら
いくらでも見た目のいい文章がサラサラかけんのよ?

これで「よし」なんて思ってんのは、
どんだけボケかと、腐人はガキの頃から腹の中で思ってた。

ちょろいよねー、と。

オレオレ詐欺になんでひっかかるのかが、
腐人にゃー、まったく理解できなかったんだけど、
たぶん、こーゆー人がひっかかるんだろなー…。


総論でさ、この「反省させればいい」って考えが
あまりにも広く浸透しすぎてる、ってゆってたけどね、
これ、ものすごーくシニカルにみたらね、こう見える。

「オレは、あいつを反省させた」
   ↓
 これでオレの仕事は終わった


「オレは、あいつを反省させたのに、またやった」
   ↓
 悪いのはオレじゃなくて、それでもやったあいつである


要するに、説教たれる、犯罪を取り締まる側の、
単なる自己防衛、自己満足なのよ、これ。

真実からの逃げ、だ。
 

って、ハンセーハンセーゆってる人にいってみそ?
顔を真っ赤にして激怒するよ~(^。^)y-.。o○

やだねー、自分は正しいとか思ってるやつは。





腐人が各論でひっかかったのは、
なんかなー、全体的に甘い気がしたんだよ。

まぁ、カウンセラーさんは、クライエントっちゅーのか?
患者のゆーことが、どんだけトンデモでも否定してはいかん、
ってスタンスだから、それを適用してけばこうなるんだろうけど、
それは、相手がもう精神的に病気になってる人だからなわけで。

腐人としては、そうじゃない一般の人には、
ガチで取っ組み合うことのが、
必要なんじゃないかと思うんだがなぁ(~_~)。

それこそ、ヘレン・ケラーとサリバン先生のように。

昨今流行の「ほめて育てる」方式で、
全肯定ばっかされた人生歩んでくると、
別の意味で「病んだ人」ができると思う。

そのぬるま湯に浸かった甘ったれ精神のまま
社会に出てきてほしくないなぁと思うのは、腐人だけ?


と、一番思ったのが、学生さんの例でね。

著者の岡本さんの学校の学生さんが、
友達と賭け事をしたんですと。

賭けマージャンだったか、
賭けポーカーだったか、なんかゲーム。

で、A君がボロ負けし、B君にすごい額の借りができた。

当然だが、A君に持ち合わせがなく、
B君にそんなの払えないと言ったら、
B君が、
「なに言ってんだよ、払う気ないのに賭けてたのか?
 きっちり払ってもらうからな。
 金がないというなら、マグロ漁船に乗れよ」
ってな感じのことをゆーたらしいのだ。

で、A君のハートに傷がつき、学校に訴えたと。

そして学校(岡本さんたち)は、B君を問いただすと、
確かに言った。けど、それのどこが悪いのかわからないと。

B君は、賭け事をしたこと自体がいけないことだったってのは
認めてるのね。
でも、これが
A君がびびって学校に泣きつくほどの「暴言」だったと思ってない。

ってことを、なんでだろうと、岡本さんが掘り下げた結果、
家庭で親がそういう言葉をあびせてた育ってきたからだ、
だから「ひどい言葉」になれていて、
これが「ひどい言葉」だと思わないのだ、
とかなんとかゆーてんです……。


なんつーか……言わんとしてることはわかる。

犯罪が日常的にある環境で育った子供は
薬に手を出すことが
暴力を振るうことが、悪いと思わず育つ、ってのはあるからね。

でーもーさー…この程度の言葉に「傷ついて」、
自分がやったこと棚上げして、学校にもってくA君の
精神的幼稚さは問題にならんのか!

あのね、賭け事をもう二度とやるまいと心底思うためにも
その多額のお金は、こつこつと返済させるべきだと思うよ、
腐人は。

それにより、
自分が安易にやった「賭け事」で
かけた「お金」を稼ぐことが、
どれだけ大変なことなのかを実感させられるでしょ?

まー勝てば、楽にそんだけもうかるんだー
と思うかもしれんが、
毎回勝つわけじゃないのに、そんでもするかどうかは
自分が考えて判断したらいい。

そんなもん自分の人生なんだから、
自分で決めることでしょ?

そして、その労働をやってる間、
なぜ、を自分に問い続けさせたらいい。

そこでの重要なポイントは、主語だ。

普通にね、
「なぜ、こんな労働をしなきゃならないのか」
と問うたならば、
「B君がぼくを許してくれなかったから」
とかなるだろ。

じゃないの、
「なぜ、こんな労働をしなきゃならないのか」
の返答の主語を
「ぼくが」
で、考えさせる。

「ぼくが~だったから」の「~」には何が入る?

バカだったから?
しちゃいけないことをしたから?
賭けに負けたから?

入るもんはなんでもいいのだ。

ただ、その返答に対し、
「なんで、バカだったんだろう?」
と、再び問い、
また「ぼくが」の主語で続く言葉を考えさせたらいい。

トヨタじゃないが、これを5回(以上)やってみそ?
たぶん、問題の根源にたどりつく。



思うに、「反省」という言葉が悪いんじゃないかなぁ?
必要なのは、「自省」でしょう。

やったことを振り返るって、そこに内省はないわけじゃん。
事実の確認であったり、
より強固な自己擁護を構築するだけだったりするわけで。

「ぼくが」として、自分の中を徹底的に掘り下げさせたら、
問題の根っこがわかるはずだ。

学校も「反省文」じゃなくて
「自省文」を書かせるようにすりゃいいのにね。

昔CMのコピーであったが、
「反省だけならサルでもできる」んだよー♪


で、A君、B君の話に戻るけどさ、
A君が、もう二度と賭け事はせん、と思うぐらい
ちゃんと責任とらせた後は、
それをB君がうけとると賭け事が成立しちゃって犯罪になるから、
その金は、羽生君を見習って、被災地に寄付させりゃいい。

腐人は、この件についていうなら、
それが「贖罪」じゃないのかと思うけど。

そんで、それが「教育」じゃないの??

なんかこの学校対応が間違ってると思うのは、
腐人だけだろうか?

悪いが、腐人は、こんな
羊羹の上に、生クリームをのせ、
その上にメープルシロップとあんこをかけたよーな教育をうけたA君に、
社会に出てきてほしくない。

一生、蜂が一匹もいないお花畑で暮らしておくれと思う。



あとさー、子供が親に告白したとき、
親が正論を言うのもやめろというのも、どうなんだろう。

これなぁ……腐人は違うと思う。

ここで大事なのは、
「正論を言うな=それをまくしたてて子供を言い負かすな」
ということじゃなく、
「お互いが心底納得するまで話し合え」
ってことじゃない?

子供の屁理屈も、とことんまで聞き、
その上で、正論について考える。

そこで、自分を客観的に見るってことを
身につけさせなきゃ、どこでそれを習得するんだ(~_~)?


人とぶつかるからっちゅーて、
正論を言うことを、皆が避けた結果が、
あの、オリンパスじゃん。

正論を言わなきゃならないときって、
場合によっちゃある。

そのときに、どういう言い方をすればいいのか、
そういうことを、
こういう親子の会話で経験つんで学んでいくんじゃないの?

まぁ、実際に刑務所にいる犯罪者の多くは、
こんなにちゃんと向き合ってくれる親が
いなかった人のが多いんだろう。

だからもう「過去」になっちゃってる人のことを
どうこう言うつもりはない。
(だって、自分の中で折り合いつけるしかないじゃん)

じゃなくて、
この「親が正論を言うな」を教育として進める
ってことには、
腐人は違和感を感じざるを得ない。



確かに親に受け入れられるってことは、
ものすごく大事なんだけど、
今は親も幼稚。

「親」であることよりも、
「男(女)」である私とか、
「私」であることとかを、平気で優先する。

「親」であることを最優先にできないなら、
子供を生むなと腐人は思うが、
ま、それは人それぞれだ。


岡本さんは最後、
「しっかりした子育て」を「がんばろう」とする学生さんにむけて
書いてたけどさ。

腐人として言いたいのは、
「親」ってセックスして孕んで生めば、誰でもなれる。

でも、それは名前だけであって、
中身は死ぬまで努力して作り続けなきゃならないもんなんだよ。

その中には、子供から学ぶこともたくさんある。

だからこそ、自分の正しさをただ押し付けるんじゃなく、
たくさんたくさん親子で話しをすること、
納得いくまで議論しあうことが、
一番必要なんじゃないのかと腐人は思うよ。


そういや、腐人が好きな大手小町でね、
自分が正しいと思って、トピたてて、
ボロクソに非難レスを浴び、
何度も何度も反論して、
生育環境とかの指摘をくらって、
まさに岡本さんが支援した犯罪者のよーに、
目が覚める人がいる。

そーゆーのみるとさ、なんつーのか、
岡本さんのように受容からすんものいいけどさ、
そうじゃない手法だって、通用すると思うのね。

でも、そのどちらにも共通するのは、
どれだけ真摯にその人と対峙するか、だ。

旦那との間がおかしくなって、ここで話し合えと薦められ、
関係が変わっていったご夫婦もいる。

やりかたがどうこうじゃなくてさ、
足りてないのは、向き合う時間と労力と気持ちじゃないか?



そういえば、各論で腐人が賛成と思った点がある。

それは、反省してるかどうかを
裁判の量刑に加味することの無意味さ。

これは腐人も大賛成!

そもそも腐人は刑罰のありようについて
疑問があるんだけど、
量刑とは、やった罪に対してだけを考えて下されるべきだと
腐人は思う。

被害者に賠償金を支払ったかどうかとか、
謝罪の手紙を送ったかどうかとか、
そんなことは無視すべきだし、
どんな生育環境だったかも、考慮すべきじゃないと思う。

なぜなら、理由がどうあれ、
やったことは、なくならないからだ。


あと厳罰化については、あれはね、

「悪さをする人を閉じ込めといてくれたら、
 私たち善人は安心して暮らせる」

っちゅー、ゼンリョーなる人々の考えの表れなの。

腐人はニンゲン不要論者だから、
これに釈然としないもんを感じるなら、
男を全部去勢したら~?という、
いつもの考えになるけどねー。

確実に犯罪減るし、刑務所すくよ?

ま、今の法とか刑務所、出所後のありよう、
更生とは、までやってっとキリがなくなるのでこの辺で。

なかなか頑張ってる本なので、
こーゆー分野にご興味ある方はどうぞ。

サラリと読めます。

追記)
これ書いたあと、なんかすっきりせんので、
いろいろ考えてたんだけど、
この本ね、ごちゃまぜになってる気がするの。

そりゃ、人は変われるもんだけど、
もう自己が確立して、過去が固定した刑務所にいる人と、
自己形成中で、過去なんてほとんどない、
これからの若者教育とは、
やっぱ対応は別物となるべきじゃない?

だって、やった犯罪の被害者は、
その加害者がやっと被害者のことを
考えられるようになったところで
生き返るわけじゃないんだもん。

それに比べて若者教育は、
そのままだったら犯罪者になるかもしれないところを
周囲が受け入れ、ガチに本人と向き合うことで、
未然に防げるようになる(かもしれない)からさー。

そこがなんか一緒くたに話が流れてく感じがしたんだよな。
だからなんか、
え?なんで一般の人にここまで甘いことゆーわけ?
という気がした。


これ、確かに根っこにある
「反省させればそれでいい」って世間の価値観を覆さないといかん、
は共通だし、それは腐人もそう思うが、
やっぱ「犯罪」って考えるとさ、
「人を裁くとはどういうことか」
「法とはどうあるべきか」
「贖罪とはどういうことか」
「更生はどうしたらいいか」
って、あまりに多岐な問題を含みすぎると思うんだ。

まーだから腐人のコメントも、
若者教育を中心にさせてもらったが。

おもろいテーマだと思うし、
こういう声をあげてってほしいと思うが、
広く浅くを対象にするんじゃなく、
狭く深くで掘り下げて欲しかったかな。

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[ 2014/03/07 ] 腹黒読書録 | TB(-) | CM(-)
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