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『依存症ビジネス』について

実はコレ、昨日一度書ききったのだ。

で、保存をポチクリしたら、
PCがブラックアウトした・・・

そっから書きなおす気が失せてしまったんだが
放置しとくわけにもいかんので、拾う。


まずは、カウントからいきまひょかー。

(5)一般本 『依存症ビジネス 「廃人」製造社会の真実』 デイミアン・トンプソン、中里京子

タイトルをみた血族が、
「『廃人』作るビジネスノウハウ本か?」
ときいてきた。

そうじゃない。

むしろ、今、社会は「廃人」製造ビジネスが氾濫してて
自分は関係ないわーとか思ってるかもしれないが
明日はわが身っちゅーぐらい危ないねんで!
っちゅー警告書。


・・・なんだけれども、
腐人は、持論の1つにこんなのがある。

ヒトとはそもそも動物であり、それ以外の何者でもない。
つまり毛のないサルだ。

よって、その本質は、
弱肉強食、適者生存の自然界のルールにこそ
順応するもの。
もしそうであれば、生きる、生き延びることこそが
生きる意味となる。

しかし、社会という共同妄想、共同幻想を構築してしまい、
弱者を食い物にするのをやめましょう
不適者も生存させましょう
ってな本質に逆らうことを無理にやらせているため、
生きる意味に歪みが生じてしまっている。

はっきりいって、いつ正気を失ってもおかしくない状態だ。

その結果、ヒトは何かに依存し、
そこに「生きる意味」を見出さないと
マトモに生活してくことができなくなっている。

・・・と、ゆー前提にたっとるのでね、
本書の冒頭にある
「依存症の最たる特徴は、
 徐々に「人」を「物」に置きかえていくこと」。

つまり、
「私たちは、自分の楽しみのために、そして暮らしを楽にするために、
 物を利用している。
 しかし、依存症に陥った人は、こうした物への接し方を、
 徐々に人との関わりにも当てはめていく。
 つまり、人も単なる物であるとみなして、
 自分のために利用しようとしはじめるのだ」
っちゅーお話がどうも納得いかん。

や、だって、ヒトは、他人を自分のために利用しまくってるでしょ?
ヒトは自分のためにしか生きてないんだから。

なにをゆーとんのかなぁ・・・(~_~)

と思って、はたと気づく。

腐人はヒトを毛のないサルだと思っているから
人間関係を特別なものとみなしていない。
その他取引などと同列にならべている。

しかし、こーゆーことをゆー人は、
ヒトとは特別な存在だと思ってるんだろうね。

ヒトは、動物じゃない。
ヒトは、特別な存在で、
ヒトとヒトとのふれあいこそが至高のもんだと。

・・・ごめん、共感でけん。

腐人はヒトは、地球史上、最低最悪最凶の
とっとと一匹残らず駆除されちまえなクソ害獣だと思ってるんで。


っちゅーとこでひっかかっちゃった上、
翻訳モンだから、読みにくくてさー。

かなりめにナナメ読みになりました。

ただ、ナナメには読んだのよ。

だって、腐人はそうだからで本を閉じちゃうとさ、
本書の中にあったんだけど、
アルコール依存症の会って言ったらいいのかな、
アルコール依存症だと言われた人たちが集まって
それぞれに告白する場があるんだが
そこがこう言うんだって。

「アルコール依存症は、
 自分がその病気にかかっていないと、
 あなたに言わせる病気だ」

それに対して、著者のデイミアンさんは
「議論を発展させるどころか、
 終わらせるために生み出された、
 ひどく腹の立つ警句」
とおっしゃる。

腐人も、わーこれ前提がちゃうわ、で片付けちゃったら
まさにこの会と同じ議論が成り立たなくなっちゃうからさ
がんばって読んでみた。


デイミアンさんは、18歳からアルコール依存症状態だったそうだ。

これは英米のワカモノ映画に、
アホみたいに鯨飲して、
むちゃくちゃなアホやらかすシーンってあるじゃん。

特に寮生活みたいなところで。

そーゆーむちゃくちゃをビンジ・ドリンキングというらしいんだが、
まさにアレで、
「これからパブにいくが、今日こそは酔いつぶれないようにしよう」
っちゅーぐらい飲み歩いてたんだそう。

で、自分でこれではいかんと思い、
アルコール依存症の会だのに参加した。

そこでは依存症は病気だと言われ、
12のステップをふめば治ると言われるんだそう。

しかし、デイミアンさんご自身は、
依存は病気じゃないと思ってるそうだ。

なんでだったら、酒にしろ、薬物にしろ、過食にしろ、
依存行為ってのは自発的に行うことであって
ガンのように、なりたくないのになっちゃうというのとは違うから。

それに、薬物とアルコールの依存症だった
友人らの結果や、ベトナム帰還兵の調査結果をみても
マイケル・ゴソップさんが言う
「依存は病気ではなく、習慣」
に納得すると。

西原理恵子さんはアルコール依存症は病気と
おっしゃってたが
腐人もどっちかっちゅーと、
「病気じゃない、習慣」という意見のほうに賛成だ。

ってのも、本書で、その後に続く記述を読むと
なるほど、と思うから。

マイケル・ゴソップさんは、薬物依存が広がる要因を
「入手のしやすさ」とおっしゃる。

物理的(依存ブツの供給量)
経済的(依存ブツの価格)
社会的(社会が依存を促進させる状況にある)
心理的(性格、背景、信念など依存を促進させる状況にある)

ってのを4つのポイントにあげててね、
ベトナム帰還兵のヘロイン依存は、
まさにこれにぴったりあてはまるの。
この辺、詳しく知りたい方は本書をどうぞ。

本書の中では、いわゆるドラッグの他に、
  糖分
  アルコール
  向精神薬など処方箋薬
  ゲーム 
  ポルノ
こーゆーのを依存先としてあげてたけど、
腐人なんぞにしてみたら、
モンスターペアレンツだって、毒親だって
子供依存の表れにみえる。

これらが促進された裏には、
テクノロジーの進歩があり、
供給主導型の依存症ビジネスが
もう確立しちゃってて、
上記の4つが整っちゃってるんだという。

わかりやすいとこでいえば、
テクノロジーの進歩によって、
なかなか買えなかったエロ本とかが
ネットで簡単に観られるようになった。

それもどんどん過激化して(欲望の加速化)
今ではハードコアポルノが標準になるほど。

だからDT君が、
「ぼく、彼女が初めてできたんですが、
 こんなことできないんですけど
 満足させられるんでしょうか・・・」
ってな恐怖におびえることになる。

ここでちょっと複雑な気分になる記述があったのだが、
イギリスで、司祭さんが児童ポルノの所持で捕まった。

捕まったときは50万枚もの写真を所持してたそうなんだが、
彼曰く
「日本のサイトは子供たちに対する興味をかきたてました」

・・・それ、どーゆーいみ?
腐人はそこ、詳しくしりたいわ。



供給主導型の依存症ビジネスという点では
ゲームやスマホは、使えば使うほど
利用者の嗜好データが蓄積され、
まるで使用者がキャッシュディスペンサーのように
お金を払う方向に導かれたプログラムや商品が
どんどん供給される。

まーアップルの商品なんか、まさにコレだよねぇ。
あとSNSもそういう仕掛けがあって、
どんどん時間やお金を使う方向に導かれている。


あとは、糖分過多商品や
ADHDなどの治療薬として処方されるリタリンやアデロール。

正直、これらの脳に対する影響が怖い。

特に、発達障害とされた子供に与えられる
リタリン(メチルフェニデート)やアデロール(アンフェタミン)って
脳内物質を長時間放出する作用をおこすので、
ゆーなら長く効く覚せい剤。

それを幼い頃から長期使用した場合、
脳にどういう影響がでるかはまだわかってない。

※発達障害自体が
 1990年代から「病気」とされた最近のものなので。


クリスタル・メス(メタンフェタミン)使用による脳萎縮は
前から言われてるが、
そこで死なずに生き延びた人が年齢重ねてどうなるかって
まだ出てないそうなんだけど(流行った時期からいってこれから)、
リタリンやアデロール、
あと学生が眠らずに勉強できるようにって飲んでるという
モダフィニル、あれも長期使用でどういう影響があるかわかってないが
供給主導型で依存症ビジネスが成り立っている。

そんくらい、今、どんな依存ネタも
「入手しやすい」社会になっちゃっており、
いつ、自分がそれにハマっても全くおかしくない状況なのだと
この本では警告する。

特に本書では、人を3つのカテゴリーにわけ、

A:依存的衝動を刺激するのは、簡単ではない人
B:無防備な人 ストレスに対してフィックス(依存ネタ)を求めてしまう
C:依存者

このB層がとても増えていていること、
そしてこの人たちが簡単にハマってしまいやすいことを
懸念している。

じゃぁ、それに立ち向かうためにどうすればいいか
っちゅー結論を知りたい方は本書をどーぞ。

ま、そゆことだよね、って結論だけど。


腐人の場合、前提に乖離があるせいか
正直、読みにくかった。
翻訳特有のくどくどしさもそのままだったし。

どこまで読んだかわからなくなって
何度もループするはめになりましたが、
まぁ、ゆってることの各論は納得。

でも、総論としてどうかといわれると
どーだろなぁ?

だって、ビジネスって、そーゆーところにつけこむもんデショ?

ああ、ある意味、これこそ現代の弱肉強食なのかもな。



以下、自分用アーカイブ。

●危険ドラッグ製造は、主に中国とブルガリア。

社会の制度崩壊があって、科学者が余ってしまい
そこに精製方法を伝授して作られるようになった。

ブルガリアのものがロシアに流れ、
薬物による死者の増加が生じている。


●ビンジ・ドリンキングはアルコール耐性のある
英米が主流だったが、
ユーチューブなどでおバカ映像をUPできるようになり
アルコール耐性があまりないアジア圏でも
ひろまって、社会問題化している。


まーなんつーか、
一社会人として
問題なく存在できる程度の依存にとどめときましょうや、
と腐人は思うけどね。
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[ 2015/01/05 ] 腹黒読書録 | TB(-) | CM(-)
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