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総料理長の料理

総料理長の料理を食べたことがある人が
よく言う。

「丁寧だ」と。


よくカレーが手抜き料理というが、
総料理長が肉カレーを作る場合、
肉のみの下ごしらえに1日、
全体煮込みに2日、
合計3日かかるため
「カレーのどこが手抜きなの?」
という。


以前、親戚が
「今からおいなりさん作るんだけど配合教えて」
と電話してきた。
夕方だった。

総料理長:「今からって、それ明日か明後日のご飯?」
親戚:「いや、今晩のご飯」

総料理長:「・・・無理。
       うちのおいなりは、おあげさん炊くのに1日かかるの」


そんな総料理長にとって本当に手抜きといえるのは

・お好み焼き
・エビカレー
・しゃぶしゃぶ

ぐらいだろう。
これらは素材と出汁さえあれば、すぐできる。

・・・素材と出汁さえあれば。

そう・・・
お好み焼きとエビカレーは、エビの出汁があるかどうか。
これがないと却下である。

しゃぶしゃぶについては、腐人のOKがでる肉があるかどうか。
これがないと却下である。

※ちなみにこれは高価であるかどうかじゃなく
 赤味が多い美味しい肉か、だ。
 霜降りなんかペペペのペー!


で、先日、腐人がOKな肉が手に入ったので
手抜き料理のしゃぶしゃぶをすることになった。

腐人家のしゃぶしゃぶは、メインは野菜だ。
大量の、いろんな野菜をいれて、
それを肉でくるんで食べる。

ニラとワカメは必須だし、
季節モノのセリやウドなんかもいい。
今なら新ゴボウのササガキもGOODだ。

なので正直、野菜の下処理に時間がかかる。

一通り終わったところで、春菊を発見し、
これもいれるかーとなった。

ざざっと洗って、他の野菜と一緒にしようとしたら
総料理長から待ったがかかった。

「春菊はね、葉っぱと茎を別々にして」

はい?
このワサワサでている葉っぱをすべて毟ろと?

やりましたですよ、プチプチプチプチ
花占いならぬ、葉っぱ占いのように・・・。

10分ぐらいかけて、春菊の解体が終了したので
じゃぁ他の野菜と一緒に・・・としようとしたら
再び、待ったがかかる。

「茎は茎だけ、葉っぱは葉っぱだけで
 それぞれタイマーではかって1分だけゆがいて」

え・・・全部一緒じゃダメですか?
バサッといれて、ザザザッとひきあげちゃダメですか?

「ダメ」

言われた通りにやりましたですよ。

お腹をすかせた血族が
「もーガバッといれちゃえよ」
というのを阻止しつつ。

で、やっとこ全部できたところで、
肉そっちのけで、まず春菊を食べたんですが。

う、うまい・・・!!!
なにこの芳醇な香り!深みのある味!

総料理長にいわせると、
ゴマよごしなんかもこれでやってるらしいが
しゃぶしゃぶが一番、この美味しさがわかるという。

いやいやいや、
この味なら、手間隙かける価値はあるわ。


・・・っても、自分しか食わない料理をつくるときに
ここまで面倒くさいことをするかといえば、
腐人はせん!
それは断言できる!!

そこが腐人と総料理長の違い。

手間を惜しまない料理上手な伴侶をもらえるってのは
本当に幸せだと思う。

あー・・・
一穂 ミチさんの『ステノグラフィカ』の碧ちゃんなら
やってくれそーな感じがする。

腐人の嫁に欲しいわぁ。


ご興味ある方はやってみてください。

部位別に解体した春菊は、沸騰した出汁に
1把だったら、茎のみで1回、
葉っぱは2回にわけてぐらいの量をいれます。

それぞれ1回ごとに
正確にタイマーで1分をはかって、ひきあげる。

ほかほか湯気がでてるうちに、どうぞ。

味は、青じそドレッシングとか、ポン酢とか
お好みで。

ゆだりすぎの春菊ちゃんとは格段に違う
美味しい春菊ちゃんに出会えます。
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[ 2015/07/01 ] 食い物&読書録 | TB(-) | CM(-)
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