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『仕事と家族 日本はなぜ働きづらく、産みにくいのか』について

の前に。

昨日は、男子WCバレボーのアメリカ戦の
第3セット目から観ることができた。

なるほど、高さとパワーの違いって
こーゆーことか・・・ってのがありありとでてましたな。

んでも、そういった不利は承知で、
それでも勝とうとする姿勢を崩さないとこや
メンタルを腐らせることなく維持してくとこなんか
日本男子、がんばってるなぁと思ったけども。

ただ、このバレボーど素人の目に、
ものすごく違ってみえたもんがあるんだ。

それは、スパイクの速度。

打点から落下点までの距離って問題も
あるのかもしれないが
日本選手が打って、バシンと床に落ちるまでの間隔と
アメリカ選手が打って、バシンと床に落ちるまでの間隔に
違いがあるような気がするんだよね。

アメリカ選手のが、すごく早く感じたんだ。

それが腕の振りぬき速度に関係するのか、
それともパワーによるボールの速度差によるのか
その辺の「なぜ?」がよくわからんのだが、
ボールの速度は計れるようなんで、
いっぺんその数字みてみたいなぁ。

まぁあと、日本選手はどうしても身長で負けてる分、
跳ばなきゃいけないし、
サーブにしたって、スパイクにしたって、
身体全体を使って打たないといかんとこがあり、
この辺はフルセットになったとき、
残存体力で差がでてくるのかが気になる。


あとさー・・・
なんで日本戦以外を放映してくれんのじゃ!

せっかく世界の超一流プレーが目の当たりにできて、
バレボーに興味をもつ人口を増やせる機会なのに!
もったいない。

個人的に、昨日の試合で印象に残ってるのは、
柳田将洋くんが、身長不足をものともせず、
全身をしならせて打ってたサーブ。

魂こもってるよなぁ・・・。

今日は全くみられんのだが、
週末、かぶりつきで観たいと思います!


さて、本日の本題にいきましょうか。

(736)一般本 『仕事と家族 日本はなぜ働きづらく、産みにくいのか』 筒井淳也


未婚率があがっただの、
少子化だの、マタハラだの、
簡単には片付かない問題が山積してる、というのは
現代日本の共通認識といって間違いはなかろう。

複雑化した今の社会において、こういった問題は、
それ単体をどうにかしたら解消できるもんではなくなっている。

あっちを立てればこっちが立たず・・・と、
1つの問題が他の問題と複雑に絡み合ってしまっており、
単純にこうしたらいい、として、何かをしたとすると
思いもよらなかったところに、後日障害が生じてもおかしくない・・・。

それが現代社会だ。

ってことで、それをいろいろ紐解いて、いろんな側面から考えてみたのが
本書である。

正直、いろいろ絡みすぎて、
「で?
 じゃぁどないしたらええっちゅーねん!!
 結論は!」
と言いたくなるところがあるが、逆をかえせば
「こうしたらいい、と簡単にいえない状態」
なんだよね。

そう・・・なので、
腐人も、まずどこにフォークをさして(問題を切り)、
これを食べれば(解説したら)いいのかがわからんのよ・・・。

あ、先に断っときますが、本書は、
他国(高福祉高負担のスウェーデン、低福祉低負担のアメリカ)と
比較対象しながら論をすすめてますが、
ここでは日本の事象しかとりあげません。

ちゃんと知りたい方は、本書を読んでくだしゃんせ。


では、身近なとこからいきますかね。

「なぜ、出生率は低下したか」

理由の筆頭は、工業化。

農業が主体だった社会だと、頭脳は求められず、
働き「手」が求められたため、たくさん産んだ。

しかし、工業が主体な社会になると、
そこで働くには「頭」がいる。
要するに、育成コストがかかるので、
少なく産んで、大事に育てる路線になった。

※抗生物質の登場で、新生児死亡率が減ったってのも一因

また、工業化によって、
ある場所まで移動して、
そこで賃金労働することが「働く」ことの主体になったため
自営の延長で、
家事育児をしながら農作業に従事することができなくなり
子供の数を産めなくなった。

ただここでスウェーデンやアメリカをみると、
彼らも似たような状況なのに、
人口減にならない出生数を保てている。

その違いはなにか。

日本は婚外子の数が少ないので、
ここの部分は、
その数が多い外国の話をもってきて比較しても
意味がない。
だから割愛。

日本の場合、未婚化が進んじゃって
子供を産む機会そのものが減ってる、というのが
一つの要因ではある。

じゃぁ、なんで未婚化が進んだのかというと、
いろんな説がある。

A)均等法により、女性も生涯働けるようになって、
 そのキャリアを生かしたい、が可能になった
 でも、両立する環境が整ってない・・・→結婚を断念

B)女性がそれなりに稼げるようになり、
 結婚によってその水準を下げるのがいやだと思い
 それなりの水準の人を探すが、
 なかなかみつからない→結婚を断念

B’)じゃぁその水準を引き下げて妥協した場合、
  共働きとならざるをえず、
  そうなると両立する環境がない・・・→結婚を断念

C)高度成長期が終わり、経済が小さくなるにともなって
 男性の稼ぐ力が弱まったため、
 女性が結婚で希望する水準と、
 現実に男性が提供できる水準に差が生じた→結婚を断念

C’)男性の雇用が安定し、
  稼ぐ力が過去のようになればいいが
  現実的には無理→結婚を断念

これまでの研究でいうと、こんな感じなんですと。
ふーん・・・。

昔は、女が働き続ける環境がなかったので、
親に変わって誰かに養ってもらうために、
結婚しないと生きていけなかった
(庇護者が、父から夫に移る)。

そのために、適齢期までに結婚しろ!という
プレッシャーが半端なかった。

が、今は女が働き続けることができるようになったので
こういうのがなくなった。

って説もある。

まー非婚主義者の腐人からすると、
どれも○。

こんなの千差万別、十人十色なんで、
正解は1個じゃないもん。

ちなみに腐人はどうかというと・・・

「結婚によるデメリットは腐るほどあげられるが
 結婚によるメリットは1つも思いつかない。
 なのに、なんでそんな人生をドブに捨てるような行為を
 あえてせにゃいかんのだ?」である。

あとね、この要因も考えるべきでは?と思うのが
今の未婚者たちの母親世代は
「生きるために、結婚をしなければならなかった」のね。

そうすると、
「結婚生活はとうに破綻し、
 相手を憎むほど嫌ってたり、
 義理親との確執があったりで
 離婚した後も生活できるなら離婚したいが
 生きるために結婚つづけなければならなかった」
っちゅー母親が抱き続ける《呪い》の存在が
無視されてる気がする。

生まれてこの方、
ずーっとそういうのを目の当たりにして
呪いの言葉を聞き続けたとしたら
誰が結婚なんてもんをしたいと思うんだ?


そしてそして。
働く、という点でも、日本は欧米とは違った立ち位置にある。

えー・・・ここら言及してっといくら書いても足らんので、
ご興味ある方は本書読んでください。

ざくっと日本のポイントだけかくと、
労働力があまったときに、さっさとクビにする欧米とは違い
社内で人の配置や仕事の仕方を変えることで
失業させないようにした結果、
正社員なら、「会社のためになんでもします」という
長時間労働、休まない体質になった。

働きすぎという点ではアメリカでもそうだけど、
アメリカでは両立環境が整っている。

例えば、
高所得者は、ベビーシッターなど
外部市場が発達してるから容易に発注できるし
低所得者は公的カバーがされている。

でも、日本は家族主義がはびこったせいで、
そこらのフォローが不足。

そうすると、結婚しても
「会社のためになんでもします」正社員で働きながら
家事育児と両立をするのが難しくなる。


この家族主義ってのもやっかいでねぇ。
端的にいっちゃえば、
家族のことは家族で面倒をみろ、ってこと。

ちなみにこれは、政治家が唱えたお題目。

よーするに自分ら(行政)がやるの面倒やったんやね・・・と
腐人は読んだが、どうだろう?

介護なんかはこれがネックになってることあるよね。

いっそスウェーデンのように女性を公的にケア要員として雇って
他人の子供の育児、他人の親の介護をさせ
そこで賃金を発生させて、税金やら社会保障費を徴収し、
自分の子供の育児、自分の親の介護は
他人に対価を払ってさせ、
役割をとりかえることで、無償仕事から有償仕事に変化させ、
育児・介護・家事労働を経済活動の1つにしちまえばどうよ?

そうすりゃ税収も確保できるし、
社会保障費もがっちり徴収できまっせ?

さらに。
無職の専業主婦のくせにとか言われることもなくなるし
家事労働も、親の介護も、タダじゃねぇんだよ!
女が家でやってる仕事を軽くみるんじゃねぇ!!
と胸はっていえるんじゃねぇの?とか思うがな。


そういえば、この家事分担についても言及があった。

日本では、家事は女がするものという概念が
呪いのようにこびりついている。

昨今その呪いが若干緩んできているようだが、
よくきくのは、
夫が自分としては頑張ってやったのに
ダメだしばかりされて、やる気がなくなる・・・というやつで
このスキル格差と、
夫妻双方の希望水準の不一致問題があるのはある。

ちなみにこの辺は
恐らく学校教育、家庭教育からテコ入れしてかんと
いつまでたっても解消せんだろうなぁ・・・。

ほんでもって、一人でなんでもできるように育っちゃうと、
子供というキーワードがなければ、
一人でなんでもできるのに、結婚する必要ってあるの?
ってなっちまうんだよねぇ・・・。


あと、親の経済格差が
そのまま子供に引き継がれることについてにも
言及されてるんだけど、
これを解消するためには、
同類婚(同レベルの学歴、経済状況同士が結婚する)が減って
結婚によって格差解消となれば・・・とかゆってましたが
それは無理よー。

同類だと価値観が近いため、結婚もうまくいくことが多いが
生育環境が違うと、結婚生活を続けてく上において
ものごっつい重要な、時間、お金、労力の使い方の価値観が
全然違ってくるの。

恋愛で目がくらんで頭がアホなときは気にならないが
財布を一つにする「結婚」では、そこは無視できない。

むしろ、結婚においては、最も重要視されるべき部分だろう。

と、こんな感じに複雑怪奇に事象が絡み合ってるので
このうちの1つをとりあえずなんとかしても、
恐らくダメだろね。

ただ、腐人にはこれらの問題を
すべて簡単に解消できる方法がみえている。

劇薬だし、これまでにも書いてきてるんで
以下は読みたい人だけどうぞ。


まず、人の自由生殖権を剥奪する。

具体的には、男から種を採取した後、一人残らず去勢する。

そして、工業化した社会で労働するには不向きな女を
生きた子宮として働いてもらう。
最優先されるのは子宮環境の健全な状態維持。
個人の意志は無視。

それで、必要数、人間を製造していく。
ほら、少子化問題、未婚問題が解消だよ?


社会をまわしてく労働力は
去勢された男と、労働がむいてる女。

ちなみにこの「労働」の中には、「育児」も入ってます。
が、価値基準の格差を考えると、
社会でまもられるべき規範をプログラムされた
AIがはいったナニーロボットに育成されたほうが
いい気がするけどね。

そうすれば過剰反応をする
モンスターの出現が食い止められるだろう。

そんでもってこの辺の方々の恋愛だの性愛だのは
お好きにやっとくんなはれ、だ。
とりあげたいのは、生殖の自由だけだからね。

ここでいかに「働く」をするかは、
そこらは市場経済やら政治できめりゃーいい。

家族やら育児から開放されてるんだから、
社会をまわしてくだけの話だもん。

問題は、労働にむいてない使えない男をどうするかか。
これは、要検討だなぁ・・・。


で、残る介護だが。
前も書いたことあるが、これは3択。

1)身ひとつになって介護工場

胃ろう、人工肛門、人工呼吸器接続して
生理食塩水のつまったカプセル
(洗浄ジャグジーつき)にはいり、
身体機能がとまるまで、生存。

治療類は苦痛緩和のみで
日がな一日ゆらゆらしてるだけのよーなもんだが
これにプラスして
脳に直接映像が送れるようになれば
旅行してないけど、してる体感があったりして
もっとよくなるんだがな。

これの費用は年金でまかなえるレベルにせんといかんので
そういう場合は、映像だのの余禄は却下だな。


2)自終・安楽死

腐人なんかはこれ選びたいんだがなぁ・・・。

病気や老衰でいつ死ぬかどうやって死ぬかと思って生きるより
自分で命日決めちゃって、
身の回りを自分のしたいように整理して、
んじゃ!って、自分で終幕しちゃったほうが
すっきりするじゃん。

いつ死ぬかがわからんから、
金の心配もせんならんのやし。

なんでこれを作ってくれんのかがわからんわー。


3)自力

自由生殖権を剥奪することで
家族ってもんを崩壊させてるので、
よくある
「子供に面倒をみさせる」
「嫁に面倒をみさせる」
なんてことが成立しない。

介護工場はいや、
まだ生きたいから死ぬのもいや
っちゅーなら、
ほな、あとは自力でがんばんなはれ、ってだけ。

単純明快でしょ?


♪ほ、ほらほらほら
すべてが消えた~
っしょ?

ま、これができる国ならば、
腐人ももうちっと未来に期待がもてるんだがなー・・・。


最後の腐人のたわごとはともかく、
今の日本社会が抱えてるいろんな問題は、
こういう要因が絡んで生じてるんだなぁ・・・
ってのを理解できる本かと思います。

ちょっと読むのしんどいけどね。
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[ 2015/09/10 ] 腹黒読書録 | TB(-) | CM(-)
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