或るアホの一日 HOME > スポンサー広告 > スポンサーサイト> 腹黒読書録 > 『紅葉街駅前自殺センター』について
06 | 2017/07 | 08
Su Mo Tu We Th Fr Sa
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -




スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
[ --/--/-- ] スポンサー広告 | TB(-) | CM(-)

『紅葉街駅前自殺センター』について

昨日、コメントを先送りした
(321)一般本 『紅葉街駅前自殺センター』 光本正記

この本のコメントを書くのは
今、読みかけで保留中の
『自殺の9割は他殺である』を読み終えてから
のがいいのかもしれんが、
それやってるといつになるんだかわからんので、
とりあえず進めちゃおう。

このお話は、
ある人が自殺をしたところ、
国民的英雄みたいな人を巻き添えにしてしまい、
それがきっかけで、自殺に関する法整備がなされた
っちゅー世界の物語。

そこでは、14歳以上の人が自殺したくなったら、
各都道府県に設置された自殺センターにいって実行しないとならない。

勝手な自殺は、一族郎党に罰則が適用されるし、
13歳以下の子が自殺した場合、
学校関係者は処罰され、二度と教育関係の仕事につけなくなり、
同級生たちは、一生、それが個人履歴につきまとうシステムになっている・・・。

うーん・・・腐人にしたら
ツッコミどころだらけなんだけど、
それを今ここでやってっと、話がすすまないんで、
そういうことだ、で進もう。

もし、この世界で自殺したくなったら、
その人は自殺センターにいかねばならない。

そこで4回ほど面談をうけ、5回目にやってきたときに
まだ自殺の意志が変わらなければ、そのまま実行となる。

そしてある日、ある男性がそこを訪れ・・・ってのが、
本書の内容なんですが。

はっきりいって、気に入らん(~o~)。

その男性自身のストーリーは、いいんですよ。
ああそーでっかみたいなもんで。

一ついうなら、腐人だったら、最後、ネクタイで正体がわかった段階で、
「どーも、すんませんねぇ
 んじゃ、これから死んできまーす♪
 ばーいばーい」
っちゅーて、お尻ペンペンあっかんべーをするかな。

あーゆー輩、大嫌いなんで。


いかん、話がそれた。

こーゆー些末事じゃなくてだなぁ、
なんつーか世界全体が気に入らない。

そもそもがさ、これ、自殺防止が狙いなわけなんですわ。

ま、そーゆー建前じゃなきゃ、現実的に無理だろうが、
それをうたっちゃってるのね。

ききたいんだがさ、
本当に自殺しようと思う人が、いくか?そんなとこ。

ホンマに死にたかったら、
自分で自分を殺すこと以外、何も考えへんって。

自分が自殺したら一族郎党に迷惑がかかる?
んなもん、考えんねやったら、最初から自殺せぇへんて。

なんかもう、そこんとこから違和感がある。


前も書いたけど、腐人は主義として、自殺を否定しない。

選択肢として、あっていいと思ってる。
だって、腐人がその苦しんでる本人と代われるわけじゃないからさ。

代われもしないくせに、死ぬなって、
腐人は無神経かつ傲慢きわまりないバカ発言と思ってんの。

その人の人生は、その人のものだし、
その人の苦しみは、その人にしかわからない。

その上で、死んだ方がいいなと思ったならば、
もうそれは好きにさせてあげるほうがいいと腐人は思う。

といってもだ。
前も書いたが、自殺は他の死よりも周囲にダメージを与える。
そのダメージを与えることが目的なら別だけど、
そうじゃないなら、対応してってほしいなぁとは思う。

ま、腐人はそういうスタンスなので、
もしこれが、もっと違う形ならば、
腐人はその在り様に違和感を感じなかったろうし、
もっと楽しく読めた気がする。

だから、タイトルを「自殺予防センター」にせんかっただけマシ、
ぐらいの評価になっちゃうんだよなー。



では、どういうのだったらよかったのか。

例えば、14歳という線引き。

子供をバカにしてますよねー。
それ以下の子は、自殺なんて考えないってか?

こないだ小学生が遺書のこして電車に飛び込んだよ?

腐人自身を振り返れば、9歳、10歳ぐらいの段階から、
人は何で生きるのかっちゅー疑問をもっているから、
こんな線引きするのは、アホだと思う。

そんなに子供には、キレイゴトしか知って欲しくないのかね?
だから打たれ弱いヘナチョコもやしばっかり育成されるんだって。


腐人なら、年齢制限なんてしないな。

ま、もし本当に役人につくらせたら、絶対設けるんだろうけども。


それから「勝手な自殺」という話。

センター発足の発端がそれだからしゃーないんだろうが、
これまたバカじゃね?と思う。

自殺か他殺か事件か事故か。
誰が判断するのかね?
警察の捜査?
そこに絶対、間違いはないと?

それができりゃぁ冤罪はこの世に存在しとらんっちゅーの。


みつかりゃ問題、手続きは面倒・・・だとしたら、
腐人だったら事故にみせかけるか、
なかなか死体がみつからんようにやるな。

白骨死体になりゃ、自殺かどうかわかりゃしねぇじゃん。
それこそ真冬にTシャツ半パンで樹海にいけばいいじゃんねぇ?


腐人なら、このセンターは
「自殺したい。けど、こわくてできない」
そういう人は、ここきたら確実に死ねるよ、という場所にする。

でもって、面談っちゅーかカウンセリング回数なんて決めないね。

「死にたいんです」に「やめませんか?」も、いわない。
でも、「なぜ?」は問う。

例えば、「いじめられてるから」。

ほうかー。
確かに死んだら、自分が今受けてる苦しみからは逃れられるけど、
そんだけでええん?
加害者らを同じめにあわせてやりたいとは思わんのん?

ほっほぉ、そこは思うんだ。

だったら、今ここで何もいわない、何もやらないまま、
ただ自殺するの、すごくもったいないよ。
だって、そーゆーやつらって、あなたの死をきいても、
「あーあいつ死にやがった。笑えるー」とか言って終わりだもん。

どうせやるなら、
そいつらが残りの人生をどん底の悪夢の中で生きるように、
自分の死を利用せぇへんか?

そんなんでけへんって?

あんなぁ、ガンジーって知ってる?

あのおっさんな、自分の命を脅迫材料に使って、
自分の思うとおりに他の連中っちゅーか、
インド国民全部を動かしてんで?

こんなんな、やり方次第やねん。
君、まだ若いからそれを知らんだけやねん。

そない聞いたら、ただ死ぬの、アホらしならん?

そか。
ほな、今から二人で計画練ろ。

あーあと、ご家族が自分を責めるかと思うけど、
え?そういう人らじゃない?
じゃ、いっか、そこは。


・・・ってのがあったらどうよ?


腐人自身は、実際のカウンセリングって
したこともされたこともないんですが、
実際のところは、もっとどうしようもなく病んでるのかもしれない。

でもエンタメ小説ならば、
腐人はこっちのピカレスクに行ってほしかったなぁ。


でもって、5回目、センターに入ってからやけど、
ここで赤紙届けたらあかんやろ。

それは、いたぶるためにやることやで?

捕虜収容所で、ギリギリラインで生きてる人、
それも生きてここを出て、家族に会うことだけをよすがにしてる人に
「母ちゃん死んだでー」
ゆーのと同じや。

本当にセンターが自殺予防を目的にしてんねやったらば、
もう引き返せない段階になったら、
現世に未練となりそうなもんは一切渡したらあかん。

逆に引き返せるギリギリんとこで、
赤紙渡すんはOK。

それが普通やろ。

最後のあのオチにいくために、そないしたんやろうけど、
あまりにも矛盾しすぎてる。


ほいからな、あれは幇助やないわ。
処刑であり、殺人や。

それはいかんで。


腐人だったらどうするか。

まず、死に方を本人に選ばせるな。

どういう苦痛があるのか、
どんくらい時間がかかるのか、
成否の可能性があったりするのか、
死後の状態がどうなるのか、
そーゆーことをぜぇんぶ話して、
「ほな、どれ選ぶ?」

ただ、薬を選んで、それ渡したはええけど、
怖気づいて飲まずに持ち帰られたりすると困るんで、
それは目の前で飲んでもらうけどな。

センターの人はあくまでも、助言と傍観しかしない。

そうじゃないと、「自殺」じゃない。


まー死ぬまでの整理とかは、
確かに人は野良猫みたいには死なれへんから、
あーゆーシステムあると、この先の高齢化社会にはええと思うけど。


まぁ、ストーリー上、最後はああせないかんかったんやろけど、
なーんかなぁ・・・。


ま、まず無理やとは思うけど、
エンタメとしてではなくね、
この先の社会のことを考えた場合、
腐人が考えたような自殺補助センターみたいの、
あったほうがええと思うねんけどねー。

孤独死いややったら、そこで死ねばええ。
違う?

それに、
「自殺したかったけどできへんかったから
 人を殺したら死刑になると思った」
なんちゅー理由の無差別殺人が減らんかなぁ?

・・・ってもそーゆー人らが、センターにいくか?
っちゅー問題はあんねんけどね・・・(^_^;)。

※腐人は、たぶんあっても行かへんに1万点。
 だって、もしそこに行けるようなら、
 自殺だってできるでしょ、と思うので。
 彼らの動機のホントのところは
 そうじゃないと思うのだなぁ・・・。

以下、読書録。

・・・のつもりだったが、ちょっとタイムアップ。

特に『ハイキュー!!』は言いたいことがあるので、
雑に片付けたくない。

だからまた先送りー・・・ああ・・・
♪溜ま~る、溜ま~るよ、しゅくだーいがー♪(ToT)

●11日
(322)BL/ルチル 『片思いドロップワート』 榊花月
(323)マンガ 『この音とまれ! 2』 アミュー
(324)マンガ 『ハイキュー!! 5』 古舘春一

[ 2013/04/12 ] 腹黒読書録 | TB(-) | CM(-)
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。