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相貌失認とソクラテス

今朝テレビをつけると、
ブラッド・ピットが相貌失認と告白っちゅー
ニュースをやっとった。

腐人がこれをネットニュースでみたのは先週だったと思うが、
テレビに落ちるまで、そんだけ時間がかかるんだよってことなのか、
ただ単に今朝はネタ切れ起こして、これでもいれとけだったのか、
ま、その辺はわからない。

ただ、それをみて、
『ソクラテスはネットの無料に抗議する』を思い出した。

っちゅーか、正確には、
そのコメントを放置しっぱなしだったことを、
思い出した・・・(-_-;)

そらね、腐人はBL読みの腐女子ですから、
相貌失認ったら、1も2もなく
一穂ミチさんの『アイズオンリー』っすよ?

あの挿絵、かわいかったなぁ・・・じゃなくて。

この疾病症状そのもののことを知りたければ、
コレ読むのがわかりやすいでしょうね。


でも、今回は、そーじゃなくて、放置物件の
『ソクラテスはネットの無料に抗議する』
(長いんで、以下、『ソクラテス』に略)にあった
「識字度レベルがあがると、
 顔認識能力が落ちる」
って話。


表題になってる、
ソクラテスがなんでネットの無料に抗議するんか
ってのは、悪いが知りたい人は本書読んでくれたまへ。

腐人、そっちはかなりめにどーでもいかったんで。


むちゃくちゃざーっくり言えば、

「無償でなんかするなんてありえん!
 『等価交換』
 (頭のいい年上の男が、歳若い少年に学問を教え、
  代わりにその肉体を~むふふふふっちゅー
  古代ギリシャはBL天国なケース)
 か、
 『贈与』
 でなければならん!
 さもなくば、なんで俺は死ななきゃならんかったんだー」

ってな感じ?


すんません、一応読んだんですが、この辺りは、
古代ギリシャのむふふに萌えた覚えしか
記憶にない・・・。

ちゃんと知りたい方は、
こんな偏ったおかしな意見は無視して、
本書をちゃんと読んでくださいませ。ええ。


そう、この本における腐人の興味は、
全然そっちじゃないほうにいっちゃったんだな。

その1つが、上に書いた
「識字度レベルがあがると、顔認識能力が落ちる」

ソクラテスの時代ってのは、文字は存在したが、
書き残すってことは、全然普及してなかった。

話し言葉こそが意味のあること、となってたんですな。

なので、脳みそは、語彙や知識、過去の言動などを
「記憶」することに重点がおかれ、
その蓄積物を駆使して、いかに相手を言い負かすか、
それができる人ほど優秀とされてたらしい。

だから、
「書き言葉が話し言葉にとって代われば、
 若者たちの頭が悪くなる」

なんてことを、ソクラテスはゆーたらしく、
昨今あふれかえってるネット文化を評した本では、
この言葉はよく引用されとるらしー。

へー、そーなんかー。

ま、グーグルグラスなんかを
道行く人が普通にかけるようになる時代になれば、
人の脳は、判断すること、しかせんくなるかもねー。

5秒に1問、問題を解くっちゅー、
『カプセル・ヨードチンキ』の世界だわ。

ま、それに触れてくと、際限なく横道にそれるんで、
是非ともどもおいといて。

識字度レベルと、顔認識能力の話に戻そう。

これは、脳みそのお話で、
実際に識字者と非識字者と、元非識字者で実験が行われた。

いつどこでどーやってってな話を知りたい人は、
本書をどーぞ。

で、その結果が、こちら。

人は後天的に文字を覚えるにあたり、
脳のVWFA領域というところを使用するのね。

このVWFA領域ってのは、
むかーしむかしの人類は、そこを他人の顔認識に使っていたらしい。

しかし、その後、人類は「文字」ってもんを発明し、
それを用いるようになった。

するとその「文字」を脳のどっかで認識せんといかんのだが、
じゃぁ、どこつかうよ?ってなったときに、
ここならええんでね?となったのが、
それまで顔認識をしていた領域だったのだ。

まー顔認識も文字認識も、図形と捉えれば近いもんあるからね。

なので、それはすんなり移行したんだが、
問題が1つ発生した。

どんなもんでも、容量は無限じゃない。

よって、人が文字を読みとるタスクに
そこをどんどん使うようになった結果、
必然的に顔認識に用いれる容量が減ってきてしまい、
「識字度レベルがあがると、顔認識能力が落ちる」状態に
なってきたんですと。


なるほどー!!
これ、すげーわかる!!

ってのも、腐人は、人の顔覚えが超悪いのよ。
でも、それってば、本を読みすぎてるからってことよね?

うんうん、いい言い訳みつけたわー(^_^メ)♪


ま、相貌失認は、これとは全く違って、
脳の器質的な問題だろうと思うけどね。


ついでだから、その他、
腐人が『ソクラテス』で気になったところを
紹介しましょう。


●法廷のパラドックス

良家の子息に教えて高額な授業料をとってた
プロタゴラス。

・・・それだけか?
他も搾取しとったんちゃうんか(^_^メ)?
っちゅー腐人の意見はおいといて。


あるとき、貧しいが優秀なユーアトロス君が、
プロタゴラスの授業をうけたがったのだが、
金がなく、あきらめようとしていた。

そんな彼に、資質があると見込んだプロタゴラスは、

「最初の裁判で勝ったら、その金で授業料を払ってもらう。
 負けたときは、自分の教え方が悪かったので
 授業料を払わなくてもいい」

ってな条件で、授業を受けさせることにした。

そんで、ユーアトロス君は、
プロタゴラスの授業を一通り修了したんですが、
そのあと、いっこうに裁判に関わろうとしない。

もしかして払う気がねぇんじゃねぇか、こいつ・・・
と思ったプロタゴラスが
ユーアトロス君を訴えた。

こちらが、法廷でのプロタゴラスの言い分。

「もしユーアトロスが負けたら、
 有罪なんだから、授業金を払え。
 逆に勝ったら、最初の裁判に勝ったんだから、
 もちろん金払え!」

一方のユーアトロス君の言い分。

「もし私が勝ったら無罪でしょ?
 そしたら、金を払う必要はないでしょう。
 でも、逆に負けたとすると、
 最初に先生と契約したどおり、
 教え方が悪いんですから、金は払う必要がない」

法廷は100年の休廷になった。


っちゅー逸話が載ってたんだけどさ。

これってさ、ただ単に、
個別契約の内容と裁判の判決、どちらが優位にあるか、
それを決めりゃーいい話じゃねぇの?
ってか、決まってないの?この時代??

それが決まってりゃー
100年も休廷する必要ない話じゃん。
××か?
とか思ったのは腐人だけだろうか。


現代でいえば、労働系でこれよくある話よ。

会社の就業規則で、とんでもないことを定めてたりしても、
労働基準法から外れたところは、就業規則がどういってようと、
労働基準法に決められたことが「正」。

一般の商取引でも、
基本契約書(A社とB社はこういう条件で取引するっちゅー大きな枠をきめたもの)
と、
個別契約書(そのうちの「Z」という商品について決めたこと)
がある場合、大抵、
「なんかあったら、基本契約がどうあれ、
 個別契約書に書いてあるほうを優先させる」
とかの一文がある。

それが決まってりゃ、上記の話も、

★判決のが優位
  →プーが勝ったら、ユー君は金払う。
   ユー君が勝ったら、プーは金をあきらめる。

★契約のが優位
  →プーが勝ったら、
   ユー君は最初の裁判に負けたことになるから
   金は払わんでいい。

   ユー君が勝ったら、
   ユー君は最初の裁判に勝ったことになるから
   プーに金を払う。

こんで決着つくんちゃうん?

個人的には、
一発ハメて、手打ちにしとけ!
であるが、その場合、どっちがどうなんだろう・・・。

これまた裁判か(^_^メ)?



●人は生まれつき嘘をつくようにできている

子供が嘘をつくことが悪いと認識しだすのは、
周りの考えがわかりだす3歳ごろから。

ほっほー。
姫は3歳だが、どーなんだろなぁ・・・。
あの子の場合、確信犯でやってそうな気がせんでもない。

これもまた3歳児と5歳児と
おもちゃだったかお菓子だったかを使って
実験検証してある。

気になる方は、本書をどうぞ。

腐人が気になったのは、こっち。

嘘がばれると叱られると思って嘘をつかない子供は、
バレない限り嘘をついてもいいと思う大人になる。

・・・・・・・・・ってことは、
どーゆー教育したらええねん!!!
そっちを教えてくれ!


●デルフォイの神託

近年、デルフォイ神殿がたっていた岩の割れ目から
エチレンガスが漏れていたことが判明。

エチレンガスは、幻覚症状をひきおこし、声が低くなり、
ガスから回復したときに幻覚症状の言動を思い出せない。

神託は恐らく、この幻覚症状だったんじゃなかろーか、
でもって、それを神殿側が相手の懐みて
都合よくゆーとったんじゃなかろーかって書かれてあるが、
腐人もその通りだと思う。

よくゆーでしょうが、
「イワシの頭も信心から」
とか
「信じる者は救われる」
って。


・・・ってことはなんだ?
腐人が読みたくてたまらない

寿たらこさんの『SEX PISTOLS』の7巻とか、
花郎藤子さんの『黒羽と鵙目』の10巻とか、
木原音瀬さんの『吸血鬼と愉快な仲間たち』の6巻とか、
吉原理恵子さんの『ガキ領』の新刊とかも、

もうすぐ出る!と信じていたら、出るのかしらぁぁぁぁぁ


●理性の発達は真実の発見のためではなく、
 議論に勝つため


っちゅーことをゆーてる人がいるらしい。

さらに、理性で考えて結論をだすわけではなく、
実はもう先に結論があって、
その後付けとして理論がつくりだされている
という論を唱えてる人もいるそうだ。

その証明として、被験者に近親相姦話をする。

一度、よっぱらってもりあがり、
避妊してセックスした兄妹がいる。
しかし、その後、仲のいい兄妹として関係を続けられた場合、
彼らの関係は、正しいか、間違ってるか?
ときくと、
ほとんどが「間違ってる」と即答するんですと。

そこで、「なんで?」と突っ込むと、
「遺伝子異常の子供が生まれる」
「関係が悪化する」
っちゅー答えがでてくるそうなんだが、
「子供できてないし」
「関係良好だし」
っちゅーと、ダメな理由に詰まるんだそう。

そこから、道徳的事柄は、感情的に結論が決まっており、
他人を説得するために理性的論理が構築される、
とゆー結論になったらしいんだが、
腐人的には、半分アタリの半分ハズレかと。

そーゆーとき
(自分の中ではもう結論きまってて、ただ同意だけが欲しいとき)
もあれば、
そうじゃない、結論が全くみえてないときもあると思うんで
一概には言えんのじゃないのかなぁ・・・。


●認知バイアス(ダニエル・カーネマン、エイモス・トヴェルスキー)

・楽観主義バイアス(人間の8割がこれで、自分だけは大丈夫と思ってる)
・確証バイアス
・損益回避性バイアス

中身について知りたい方は、
本書を読むか、ご自分でお調べくださいませー。

●マルチタスキングの結果

1つの作業を一気に片づけないと
実は、1.5倍の時間がかかる。

なぜなら、ドーパミンとノルアドレナリンの
両方が放出された脳では、
複雑な思考をすることが難しく、
1つの物事を熟考して意志決定をすることができなくなるから。

仕事中にメールやケータイ電話で気が散ると、
IQが10ポイントおちる。

大麻を吸うと4ポイント落ちるので、
大麻よりも悪い。


・・・・・・・・・3歳児の姫より集中力がなく気が多い腐人には、
むちゃくちゃ耳が痛い・・・。


本書はこんな感じのネタがいっぱい載ってる本で、
腐人の興味をひかなかったものはすべて割愛しております。

他にどんなのがあるの?とのご興味を抱かれた方は、
本書をお読みくださいませ。

最後に書誌情報を再度掲載しておきます。

(480)一般本 『ソクラテスはネットの「無料」に抗議する』 ルディー和子
以下、読書録。

●27日
(503)BL/ルチル 『あまやかなくちびる』 高峰あいす
  うーん・・・
  まー典型的なBLシンデレラストーリーなんだが、
  腐人がこのパターン、読み飽きちゃってるせいか、
  なーんか無理くね?

  無理というか、あまりにご都合で、
  うーん・・・・・・・・・。

  まぁ、作風がそうなんだといわれたら、
  なんもゆーことないですが、
  なんで誰も突っ込まないんだっちゅー
  ツッコミ不在のボケオンリー世界なのが、
  どーにも腐人的には砂を噛むような感じ。

(504-506)マンガ 『ニコイチ 8-10』 金田一蓮十郎
  これちょっと改めます。
[ 2013/05/28 ] 腹黒日記&読書録 | TB(-) | CM(-)
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