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『人種は存在しない 人種問題と遺伝学』について

腐人には、わからないことがいっぱいあるのだが、
その1つがこれだ。

ユダヤ人ってなに?


宗教でくくられてるのかな?と思っていたが、
どうもそんな感じでもないし、
民族的ななんかがあんのかな?ってのも、
どうもそんな感じじゃないし、
出身地ってのも、違うっぽい。

じゃぁ、何なの?
ってか、そもそも人種って何?

ってなのがありまして、
タイトルに惹かれてこの本をよんでみた。

先にカウントしましょうかね。

(690)一般本 『人種は存在しない 人種問題と遺伝学』 ベルトラン・ジョルダン、林昌宏、山本敏充


で、読み始めて気づいたのだが、
これ・・・・・・どうやら「理科」の本らしい。

そして、この「ユダヤ人」概念は、
「メキシコ系」や「ヒスパニック」同様、
「社会」の話。

※「メキシコ系」や「ヒスパニック」という分類は、
生物学ではなく、文化を参照しているため科学的にはナンセンスな区別、
なんですと。

でまーこの「社会」における「人種」って言葉は
ナチの記憶がある欧州では、ほとんど使われてないらしい。

この本の著者はフランスの方なんですが、
ナチって、ドイツだけの話じゃないんだなぁ・・・と、
端々に感じるものがあった。

なんていってたっけかな、
あの暴挙をとめなかった国民の黙認もまた罪だろう、
という感じがあるようなのだよな。

この辺、ご興味ある方は、すみませんがご自身でお調べください。

本書では、頭4章ぐらいが、
この偏見に満ち満ちた「人種」概念史および
間違った遺伝子論になってます。

腐人は何度ここで寝落ちしたことか・・・(-_-;)。


でも、ここを読むと、昨日もちょこっと書いたが、
結局のところ、
『人種の問題って、「社会」の問題?』
という気がする。

そう、「理科」の範疇では、
人種という概念は、科学的に立証できんらしいのだ。

しかし、だからといって「理科」が
「人間の遺伝子調べても、犬みたいな種別ってでないよ!
 王様も乞食も、一緒だよ!」
といわないと、人種差別主義者が、
「××人は、我々○○人より劣っている!
 だから劣悪遺伝子は排除すべし!」
とかやらかしだすので、
それを阻止するために「理科」で証明を続けてる、のかなぁ・・・
っちゅー気がした。

これは腐人の感想なので、そこらをちゃんと知りたい方は、
本書をお読みください。


腐人のアンポンチーな脳みそでは、

●アレル
あるヒトの集団において、
あるDNA領域に存在する複数種類の塩基配列のこと
どのアレルも1つの塩基の違いで別のアレルになる

●スニップス
1つのヌクレチオドにおいて、
他の塩基に置き換わったり、失われたり、入り込んだりする
変異に基づいた遺伝的多型性をさす。
DNAにおいて
2つの突然変異がまったく同じ部分で起こる確率はきわめて低く、
今は、大規模な研究調査においてもっともよく利用されるマーカー

をへーふーほーと読めても、
こどもにわかるよう解説しろといわれたら無理!なんで。

そこらは池上彰さんにお願いしてください。


で、以下、腐人のアンポンチーな脳が、
なぜとかはよくわからんが、おもろいなと思ったネタを
自分用アーカイブで。


●一卵性双生児
誕生時はまったく同じだが、
次第に再編が生じ(免疫系ができあがるとき)、
これが遺伝的および生理的に顕著な差異を引き起こすことがある


●テイ=サックス病
中欧および東欧系アシュケナージのユダヤ人にだけみられ、
3000人に一人の割合で発生する先天的遺伝病。

生後6ヶ月ぐらいから、精神・身体能力の著しい低下が起こり、
患児は盲、聾となり、嚥下もできなくなる。
次に全身の筋萎縮が始まって、麻痺し、5歳ごろまでに死亡する、
という、かなり重篤な病気。

そのため、正しき者の世代という組織が、
正統派ユダヤ教徒の集団検診をはじめた。
検査は、全員が受けるが、結果は知らされない。

しかし、ある人物が、集団内の誰かとの結婚を考えたとき、
その人は、組織に、この結婚が遺伝子データからみて適正かを
尋ねることができる。
といっても、詳しい結果については非公開。

集団検診、遺伝子に関するアドバイス、出生前診断ということを続けた結果、
テイ=サックス病は、ほぼ撲滅された。


・・・・・・・・・・・・・・(腐人の独り言)
ダウン症の出生前診断でもわーわー賛否が交わされていたが、
この「正しき者の世代」のやり方、
腐人は、キレイゴトをとっぱらった本音のところで、
ありでしょう、と思っている。

この差別に満ち満ちた世界において、
健常者に生まれますか?
それとも、障害をもって生まれますか?
と生まれる前に「自分が選択できるなら」
誰だって、前者を選ぶもんじゃないか?
それが本音じゃね?

・・・・・・・・・・・・・・


●長距離を早く走れる人
スポーツの、1000m走からマラソンの領域については、
東アフリカ、ケニア、リフトバレー州のカレンジン族が
群を抜いた強豪として存在する。

彼らは、繊細な筋肉と、
運動中の乳酸の蓄積が著しく遅いという代謝機能の特徴をもつ。
そして、筋肉エネルギー代謝に介入する酵素が通常より高い。

しかし、彼らの生活環境も特異なので
(学校に行くのに、5~10キロ近く毎日往復する)、
先天的要因なのか、後天的要因なのかわからない。


●HIVにかからない因子
ヨーロッパ系にのみ出現する。
CCR5という白血球の表面のタンパク質を暗号化する遺伝子の欠失。
このCCR5がないと、CD4リンパ球はウィルスに感染しないため、
HIVに罹患しない。

昔、何らかの要因があって、この因子が生じたのだろうが、
(マラリア多発地帯と、鎌状赤血球遺伝子のような関係)、
今はその要因がみあたらず、その欠失があっても健康体でいられるので、
CCR5はなくてもいきていけるもの、とされている。

なお、ヨーロッパ人の欠失頻度は、
ヘテロ接合型25%、ホモ接合型が6%

※ヘテロ接合というのは、親の一人が正常なアレルをもち、
 もう一人が異常なアレルをもってるケース。
 両親ともどもが異常なアレルをもってる場合が、
 ホモ接合。


●ヘモクロマトーシス
北ヨーロッパ出身のヒトがかかる遺伝病で、
簡単にいえば、体内に鉄がたまる病気。


・・・・・・・・・・・・・・(腐人の独り言)
これ自体がどうこうじゃなくて、
この病気の治療法が、「瀉血」っちゅーのがひっかかった。

『F&B』にでてきたが、
エリザベス朝なんかで、瀉血が治療の一番目とされてたあれは、
もしかして、この病気の人が、瀉血で回復した、
とかゆー事実がまずありき、で、
だから、なんでもかんでも瀉血せぇ!となった・・・
とかが、裏にあったりすんのかねぇ?

・・・・・・・・・・・・・・


●その他

あるヒト集団に特有のスニップスの形式は、
ほとんど存在しない。
これらの遺伝的マーカーの多様性は、
2つの地理的ヒト集団の間よりも、
1つの地理的ヒト集団内のほうが格段に大きい。

・・・・・・・・・・・・・・(腐人の独り言)
もうちとわかりやすくいえば、
A村の村民と、B村の村民の遺伝子の違いの多さより、
A村内の村民同士の遺伝子の違いのが格段に多い、
ってこと。

・・・・・・・・・・・・・・

無作為に選んだ2人の人物は、
遺伝的に99.5%~99.6%同じ。

犬の場合、同じ犬種内の差異はほとんどなく、
犬種が異なると、かなり違うという状態になる。

そのため、こういうスニップスは、××犬、といえるが、
人間の場合は、そもそものこの前提が言えないらしいのだ。

だから、両親が黒い瞳でも青い瞳の子がうまれることもあるし、
外見がみるからに、ヨーロッパ系でも
DNAを調べたら、アジアが検出されても不思議はない。

よって、人種は存在しない、と言える。

・・・・・・・・・・・・・・(腐人の独り言)
・・・と、腐人は理解したが、
あってるかどうかの自信はない・・・(-_-;)

でも、「両親が黒い瞳でも青い瞳の子」って、
吉原理恵子さんの『くされ縁の法則』じゃん!

・・・・・・・・・・・・・・


ヒトは全員アフリカ出身、アフリカが起源(7万年前)
そこから大陸を移動し、ヨーロッパ、アジア、オセアニアには、
6万年前に到達。
アメリカには2万年前。

※ヒトの変容は10万年単位で起こる
犬は1万年。
ちなみに犬と猫、ヒトに飼われるようになったのは、
犬のが先。
猫は「飼われる」ではなく、「一緒にいてやってる」らしい・・・。

元々がアフリカ(太陽光が強い)地域だったため、
その吸収を緩和するために肌は黒かったが、
高緯度に移動し、太陽光が弱くなったため、
くる病防止に太陽光をたくさん吸収する必要が生じ、
肌が白くなっていった。

そう、白人が黒人になったんでなく、
黒人が白人になったんです。


・大人の乳糖に対する耐性
酪農が主で、乳製品が主要タンパク質源のヨーロッパでは、
大人も、乳糖分解酵素が高い。
しかし、アフリカでは
ほとんどの大人が乳糖に耐えられない。

よって、食糧支援とかで粉ミルクをもってっても、
役に立たないケースがある。

・身長は幼少期の栄養状態できまる



・・・・・・・・・・・・・・(腐人の独り言)
腐人はアンポンチーなので、
ヒトは受精卵の段階でできた遺伝子が
死ぬまで継続するもんだと思っていたが、
(放射能とかの特別要因は除く)
そんなことはないし、
親からのコピーもかなりの頻度でエラーを起こし、
そんなエラーを持ちながらも、多くの人が平気に生きてるという
その事実に、「ヒト」ってすげー・・・と思った。

が、同時に、その「ヒト」達が、
自分の都合や主義にあわせて、
平気な顔して、
「××人は、我々○○人より劣っている!」とか
「知性は遺伝子で決まる!」
とかゆっちゃってるのも事実で。

ホントはもっとこういう本が広く読まれるべきなんだろなー
と思いました。

・・・・・・・・・・・・・・
以下も読書録。

●23日
(691)BL/シャレード 『理系の恋文教室』 海野幸
  えっと、26歳差か?

  すると、これまでの最大歳の差カプ
  木原音瀬さんの『NOW HERE』を抜いたか?
  ありゃ、確か50と30の20歳差だったかと。

  まぁ、人の好みは千差万別。
  自分の親ぐらい歳が離れてても、ってのは
  あるんでしょう。

  っつか、どうなんだ?親超えか?

  ただ、ここまでなると、もう介護覚悟だよなぁ・・・。

  まー実際、2丁目の話で、看取りをしてもらって、
  遺産をってのもあるらしいし、
  本人らがええならええんでしょうけどさ。
  
  でも、人生相談で、
  「20歳の息子が42歳の彼女をつれてきて、
   結婚したいというんです!
   ゆるせません!」
  ってのには、賛同意見が大多数だったぞ。

  っつか、その42歳の彼女の神経が信じられんって、
  非難轟々だった。
  ※ちなみにその母親は、学生時代にデキ婚したので、
   年齢39歳。

  にしても、「あなたの匂いがする・・・」という表現に、
  つい
  「それって華麗臭のこと?」
  と思ってしまった腐人であった・・・。
    
  オヤジ受は好きなんだけど、
  実際の華麗臭は、華麗すぎて遠慮したい・・・(;一_一)。

  腐人は目が悪い分、鼻がすごく利くんだもん!
[ 2013/07/24 ] 腹黒読書録 | TB(-) | CM(-)
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