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『10年後に食える仕事食えない仕事』と、働くということ

の前に。

腐人は、毎朝じゃないが、
「あまちゃん」を見ている。

すると先日、2011年3月5日という日付がでてきて、
そこで、やっと気付く。

「あまちゃん」、あと1ヶ月で終わりだということに。

※見てない方のために、若干説明を付け加えると、
「あまちゃん」は、東日本大震災に向かうドラマなのだ。

・・・気付くの、遅いよ、腐人・・・。


うむぅ・・・あれが終わってしまうのは、
正直、困る。

あの軽快なスカパラっぽい曲で目覚め、
ぬぼーっとした頭が15分かけて起ききるのに、
重すぎず、軽すぎず、ちょうどいい感じで、
すごくよかったのに、まいったなぁ・・・

ってか、10月から「あまちゃん」なくなって、
腐人は、朝、ちゃんと起きられるのだろうか・・・。

次、何やるんだか知りませんが(←おい!)、
せめてOP曲を
「あまちゃん」のような目覚ましになるようなもんか、
中身が
「カーネーション」のように
思わず目が覚めてしまうようなもんにしていただきたい。

って、朝ドラを目覚ましに使うなよ!


さて。
今日は、働くというお話である。

いやね、最近、道歩いてて
美容院のビラ配ってる子に遭遇するたび、
思い出す話があるのだ。

腐人のいきつけの美容師さんはおっさんなんだが、
若い頃は、都心の流行の先端地の、
でかい店で店長をやっていた。

今は腐人家の近くに店だして、
自分ひとりでやれる範囲だけ客とって
のんびりやっとるんですが。

そのおっちゃんも、腐人も、大概口が悪いので、
カット中の話題ってのは、
ここには書けないギリギリの話や、
おっちゃんおばちゃんの常套句
「イマドキの若いもんは・・・」
とかになることがある。

そのうちの一つなんだが、
昔、店長をやってた店で、求人を出したそうだ。

すると、学校を出て、数年別の美容室に勤めてた
っちゅー若い子が応募してきた。

面接で、
「前のとこではどんなことしてたの?何が得意?」
と訊くと、
「はい!ビラ配りです!」
という。

へ?
いや、単発バイトの話じゃなくって、
美容室での経験なんだけど?
と突っ込んでみたら、その子はこう言ったそうだ。

前の店では、ビラ配って、客をひっぱってきたらいくら、
という歩合制だったんだそう。
なので、その子は、客を捕まえるキャッチに全力を注ぎ。

「店で一番の売り上げ出したことあります!
 ビラ配りには自信があります!」

・・・・・・・・・。

その上で、かつ、美容技術を高めるべく、
裏で、努力してりゃーまだマシだったんですが、
きくと、その美容室にいた間、やったことはといえば、
ビラ配りのみ。

ふぅ・・・・・・。


他にも、美容師の卵さんたちって、店が閉まった後、
先輩に教わりながら、
カット技術をたかめるべく、練習をするじゃないですか。

それに対し、これは残業だ、未払い残業代を払え!と、
やらかした子がいたらしい。

店側が、そういう姿勢ならば、美容師は無理だから、と
伝えると、今度は、不当解雇だと。

さすがの役所の人も呆れ果ててたという。

前も書いたが、労働問題は腐人の鬼門なので、
これ以上は言及しませんが、
こーゆー話をきいて、つくづく思うのが、
「働くってことをどう考えてるんだろう・・・」ってこと。


何度かここで書いた気がするんだが、
人が働く理由は、3つある。

「金のために働く」
「キャリアUPのために働く」
「天職だから働く」


この子らなんかは、まさに「金のために働いて」いて、
美容師としての技術向上なんてどーでもいい、
どうすれば一番、金が手に入るか、
金をくれないなら、なんもしない、
と考えてるように思う。

ゆっちゃぁなんだが、美容師なんて職人技、
天職だと思えないならやっちゃいかん。

働く理由が「金」ならば、
高度な技能が必要とされる職人には、
なってはいけない。


ただ、人の働き方って、いろいろある。

先日、血族が
佐々木常夫さんの著書を読んでみたいから
借りて来い、と腐人に命じた。

佐々木常夫さんって、ご存知です?

ネットでググれば、すごくいろいろでてきますが、
奥さんがうつ病を発症して自殺未遂を繰り返し、
長男さんはASD、他に子どもが2人いる、という中、
東レという企業の中でバリバリ仕事して、出世しながらも、
家庭のこともしっかりやっていたというお方。

ワーク・ライフ・バランスといえばこの方、
といわれるような人なのだ。

で、血族の命令には逆らえないので、
手配をしていくつか借りたのだが、
腐人はその表紙をみた瞬間、
「これは無理!」と思った。

中身を見ずして決め付けるな、と、
普段の腐人なら言うだろうが、
長年培った選本眼が、
「絶対にあわない」と直感で告げていた。

が、その中から、
これなら若い子相手のネタになるかも?
と思われた
『部下を定時に帰す「仕事術」』
ってのをちょっと読みかけてみたのだが・・・・・・。

やっぱり直感は正しかった・・・(-_-;)。

腐人はこーゆー働き方、できねぇし、
こーゆー働き方する人の下で働きたくねぇ。

こんなの、息が詰まらんのだろうか?

腐人だったら、気が狂いそうだ。

なんつーか、
自分はあなたのためのただのコマって感じで、
全人格を否定されてる気がする。

腐人は、未来工業の未来イズムのが好きだなぁ。


しかし、上記に書いたような
金のために働く、という人には、
むしろ、この方がいいのかもしれない。

そしてワークはワーク、ライフはライフとして、
苦行と快楽に割り切ればいいんじゃないかな?


ちなみに、腐人は
「ワーク・ライフ・バランス」っちゅー言葉が大嫌いだ。

だってこれ、ワーク(仕事)は、
ライフ(生活)ではないってことが前提でしょ?

労働(ワーク)は苦痛だらけだから、
もっと快楽にあふれた生活(ライフ)の時間を確保し、
バランスとりましょーってことでしょ?

こーゆーことを言う人は、
どんだけつまらん仕事してる、
いや、
どんだけ自分が仕事をつまらないものにしてるのかな、
と思ってしまう。


例えばね、こないだあった小学館のラクガキ。

あれに関係した人は、ものすごく大変だったと思う。
ものすごく長時間働いたと思う。

でも、恐らく、誰も「定時に帰りたい」なんて
思わなかったんじゃなかろうか。

しんどいけど、楽しい、
この時間がもっともっと続けばいいのに、
もっと時間があったらいいのに、って
思ったんじゃなかろうか。


まーはっきり言って、
佐々木さんが東レでやっておられた仕事と
マンガの編集・出版の仕事は、全く違う。

だから同じ次元で語ってはいかんのだが、
ここで何が言いたいかっちゅーと、
何度もゆってる気がするが、
その仕事の性質を見極めて、
自分の適性をあった仕事につけ!

ってことだ。

やりたい仕事じゃなくて、
あった仕事をやってくれ!



・・・いかん、こっちの方向はここらでやめておかねば、
いってはいけないとこにいってしまいそうだ・・・。


よって、もう1つの働き話にいく。

(795)一般本 『10年後に食える仕事食えない仕事』 渡邉正裕

これはまたいいタイトルですな。
つい釣られそうになる。

内容を端的にいえば、これから10年の社会情勢をにらんで、
今ある職業がどうなってくかを予想した本。

まず、今ある職業を、
2つのものさしで、4つのカテゴリーに分けている。

2つのものさしってのは、

(A)その仕事が知識集約的スキルか、技能集約的スキルか
(B)日本人であることがメリットとなってるかどうか


である。

でもって、4つにわけるとこうなる。

1)重力の世界
技能集約的スキル、日本人メリットは小

・グローバルの最低給与水準に収斂
・平均賃金が日本の1/20のインド人、中国人との勝負
・低付加価値なブルーカラー職種が多い


2)無国籍ジャングル
知識集約的スキル、日本人メリットは小

・世界70億人と仁義なき戦い
・”超成果主義”の世界
・勝ち残れれば青天井
・才能も運も必要
・顧客と直接接点のない職種が多い


3)ジャパンプレミアム
技能集約的スキル、日本人メリットは大

・日本人ならではの高いサービスマインド、
 職人気質、チームワーカースピリットを活かす
・「同じ日本人」とう信頼感を活用した対面のサービス
・営業マンや旅館の女将など


4)グローカル
知識集約的スキル、日本人メリットは大

・日本人の強みを活かしつつ、高付加価値スキルで勝負
・日本市場向けの高度専門職
・高度な日本語と日本での人的ネットワークを活かす
・「士」業など


これじゃー自分の今の職業がドコに入るかわからんじゃん!
と言われそうだが、
そこに興味がある人は、本書をどうぞ。

細かくて書ききれないんだよ!


でもま、ざっと見ていただいたらわかるかと思いますが、
要するに、

誰でもできる仕事(ex.コンビニ店員、計算事務員)、
日本語がそこそこ話せれば外国人でもできる仕事(ex.ブルーカラー職種)、
IT化によって、別にそこにいなくてもできる仕事(ex.コールセンターの電話)

・・・こーゆーのが
1)重力の世界

ここに現在働く人の7割がいます。
はっきりいって、ここにいるとジリ貧です。

どうせ日本人の労働力は足らなくなってくるので、
移民受け入れが本格化したら、
もう、仕事がなくなるか、
あっても、現在、日本の1/20の賃金であるインドや中国と
同じ水準まで賃金が下がります。


そんでもって、
明日自分の席があるかどうかもわからない外資なんかの世界が
2)無国籍ジャングル

ここは大体3%だそう。

外資で働く人とか、メジャーで活躍するスポーツ選手などだが、
笑っちゃったのが、この世界の人は、結果が全て。

そして直接顧客と接することがないので、
「結果がだせるなら、人格破綻者でもかまわない」
という話。

ってか、これ逆じゃね?

一般の感覚もってたら、ここで生き抜けないって。
そうじゃない、一般からかけ離れた、ごく一握りだから
ここにいられるんだって。


でもって、20%ちょいが
3)ジャパンプレミアム

例えば、一生に一度の買い物、といわれる不動産、
高額な車、そういったもんは外国人から買いたいか?
と言われれば、
日本人のがいいなぁってのは確かにある。

ただ、ここの世界の人は、個人に技能というより、
会社に技能(ex.新幹線の整備・管理)があるので、
会社と一蓮托生になっているため、
会社がポシャればおしまいだ。


残りの5%が、4)グローカル

医者や「士」業、作家、公務員(ex.警官)などが
ここで、出版業界もここになる。


それで思ったんだけど、
この本、一つ見落としてることがある。

それは、その産業そのものの浮き沈みだ。

『おぢいさんのランプ』であったように、
この2000年にあったIT革命のように、
新しい技術が出ると、古いものはあっという間に駆逐される。

本書は2011年にかかれ、2012年に発行されたが、
この先10年にどんな産業が現れ、どんな産業が衰退するか
そこまでは予測されていない。

なので、ここに書いてあることが全てだとは思わないが、
でも、重力の世界に対する警鐘などは、
重く受け止めるべきだろう。


本書内では、例えばエンジニア系でも、これはこうで、と
解説してくれてるので、
もっとしっかり知りたい方は、ご一読をどうぞ。


どーでもいいが、この本を
電車でカバーをつけずに読んでると、
すごく視線を感じました。

皆、気になってんのねぇ・・・。


●29日
(796)マンガ 『高校デビュー 遠恋編 15』 河原和音
(797)マンガ 『きょうは会社休みます。 4』 藤村真理
(798)マンガ 『犬とハサミは使いよう 2』 更伊俊介、大庭下門


あっかん!
ちょっとタイムアップなので、
列挙で終わり。

書けたら、明日、いや、近日中に書きます・・・。
[ 2013/08/30 ] 腹黒日記&読書録 | TB(-) | CM(-)
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