或るアホの一日 HOME > スポンサー広告 > スポンサーサイト> 腹黒読書録 > 『「余命3カ月」のウソ』について
07 | 2017/08 | 09
Su Mo Tu We Th Fr Sa
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -




スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
[ --/--/-- ] スポンサー広告 | TB(-) | CM(-)

『「余命3カ月」のウソ』について

先送りしていた、
(860)一般本 『「余命3カ月」のウソ』 近藤誠
をやりまする。

この近藤さんは、
『患者よ、がんと闘うな』といった著書でも
有名なお医者さんなんだが、
こーゆー、まさに医は仁術っちゅー、
患者のためにはなるが、
病院や医者のもうけのためにはならないことをすると
まぁ、今の日本じゃ干されるんだよねぇ。

なので、患者をまわしてもらえなかったり、
出世はできず、講師のままだそうだ。

そんな針のむしろの状態でも、
ずっとずっと患者のために闘いつづけてこられた。
奥様がご家族がそれをわかってくださってたってのが
たぶん大きいんだろうなぁ。

こういう方をみると、
ああ、ニンゲンってまだ捨てたもんじゃないなと思う。


腐人は別段、ガンになることをイヤだとは思わないんだが、
なったときに、
この近藤さんのような医師にみてもらえなかったらどうしよう
っちゅー不安はある。

アタシの命なんだから、どーすっかはアタシが決める!
と腐人は思ってるんで。

まぁ、幸いにして、腐人家は常日頃から
死ぬときだとか、延命治療だとかを
話題にするのがタブーではない家庭なので
腐人が無治療を選んでも理解はしてもらえると思うが、
問題は医者だ。

無治療を選ぶといったら、
「もうくんな」とゆってくる可能性がある。

そこがなぁ…不安なんだ。

ってことで、本書を読み、
そーなったときに緩和ケアのみに
つきあってくれる医者を探すポイントなどを
抑えたいなと思ったのだ。

ってことで、以下、自分用アーカイブ。

●医者にだまされない9つの心得

1)今、元気なのに「余命3ヶ月」「余命半年」はありえない

2)人はガンで、すぐには死なない
→ガンが人命を奪うのは、病巣が大きくなって
 臓器や器官ををふさがれるなど
 身体機能が阻害されるため。
 早期ガンでなんの不便もないのに手術すると、
 結果的に寿命を縮める

3)検診を受けない。受けても忘れる
→ガン検診をうけて延命につながった実証はない。
 本当のガンではない「がんもどき」もガンと診断される。

→本当のガンとは、ガン幹細胞が転移する能力を備えてるもの。
 世の中でガンといわれてるものには
 「がんもどき」が多い。
 なので、できるだけ治療は先延ばしにして
 経過をみたほうがいい。

4)リンパ節まで切り取っても、ガンは治らない
→拡大手術をしても生存率は向上しない、は国際常識。

5)検診で受ける放射線量に要注意
→CTスキャンの被爆量は、レントゲンの200~300倍。
 1回のCT撮影でも発ガン死亡のリスクが生まれる量。

 原発の「年間」被爆線量は20ミリシーベルトだが、
 胸部CT1回で10ミリシーベルト。
 そのあと「造影CT」をとったら、さらに10ミリシーベルト。
 腹部や骨盤CTだと、1回で20ミリシーベルト。
 そのあと「造影CT」をとったら、さらに20ミリシーベルト。
 医療被曝のほうがよほど恐ろしい。

 検診車のレントゲン撮影は間接撮影のため、
 放射線被曝量は、病院でうける直接撮影の何倍にもなる。
 よって、アメリカではとりやめられている。

6)治療法がひとつ、ということはない
→一つの方法だけをごり押しする医者はやめといたほうがいい。
 できるだけ臓器切除は避ける。
 体が楽になる治療方法を選ぶこと。
 転移ガンに、抗ガン剤は厳禁。

7)セカンドオピニオンは、違う病院の違う診療科で
→大学の系列が違う病院で、違う診療科の医者を訪ねましょう

8)免疫力より抵抗力
→ガン細胞は、自分の正常細胞が変わったもの。
 よって、外部からの進入ではないんで「免疫」は働かない。
 免疫力をあげましょうという医者には注意。
 むしろ体力(=抵抗力)をつけるほうがいい。

9)無治療が最高の延命策
→固形ガンは、治療しないで様子をみるのが、
 一番確実に寿命をのばす。
 症状がでてきたら、体が楽になる治療を受ける。
 そんでいい。


★抗ガン剤は猛毒

抗ガン剤で治る成人のガンは約1割。
急性白血病、悪性リンパ腫、睾丸のガン、子宮絨毛ガン、
この4つだけである。

それ以外の9割のガン、
すなわち固形ガン=胃ガン、肺ガン、乳ガンなどかたまりをつくるガン
には、抗ガン剤が延命に役立つことを証明しているデータはない。

イレッサ(=分子標的薬)は、
慢性骨髄性白血病にはめざましい効果があったが、
延命効果はなく、投与された人の1.6%が亡くなった。

抗ガン剤の新薬で生存期間がのびた!とかゆってんのは、
要するに機械が進化してみつかるのが早くなっただけで
ガンが体に発生してから死ぬまでの期間は変わってない。

今まで) ガン発生→→→ガンが発見される→→死亡
現在)  ガン発生→ガンが発見される→→→→死亡

発見されて死亡までが、→→か、→→→→か、だが、
その前の発生から発見が、→→→から→になってるので、
実質は同じこと。

これをリード・タイム・バイアスといい、
それを利用して金儲けをしてる人がいる。
抗ガン剤もその一つ。
もうかるから、日本では氾濫してる。

で、それ使って早く死んでも、
使わなかったらどんだけ長生きしたかがわからんので、
患者遺族には「先生よくやってくれました」と感謝されるし、
金はもうかるしで、
うほほほほーとなってるのが、
今のガン治療の現場なんだろなぁ。

腐人はこんなのヤだけどな。


★治療法の決め方

1)ガン細胞は自分の体の一部。
  敵対視せず、共生する道をさがす。

2)ガンの成長は遅い。
  治るか治らないかは診断の前にほとんどきまってる。

  ※上記にかいたとおり、転移する能力があるやつは
   もう治らないもの。
   能力がないのは「がんもどき」。

3)それが1ヶ月や2ヶ月で急変するのは、本当に稀。
  よって、治療をうけるかどうか、
  治療法をどうするかはじっくり考えていい。

4)治療で死なないように、治療のデメリットも考える。

5)治療後に楽になるのが確実ならやってもいい。

6)逆に治療したらしんどくなるなら、×。
  だから臓器摘出は×。
  抗ガン剤も継続せんならんのやったら×。

7)延命の治療といわれてるのは、
  ホントに効果があったか本当のところはわからんから、
  生活の質がさがらない治療法を選ぶべし。


・手術ができないといわれたガンは取り除いても再発する。

・メスが入ったあとのガンは、勢いが強い。
 すごい勢いで増殖する。
 ※これこそガンが自分の細胞だってことだと思うんだよ。
  要は、傷ついたから修復しようとする、
  ニンゲンのもつ自然治癒力の発現だもん。  

・大腸ガンはいきなり発生する。
 なのでポリープがよくできるから
 将来大腸ガンになるかも…は無視してよし。

・子宮頸がんワクチンで防げるのは、
 ガンではなくがんもどき。
 現段階で、効果のエビデンスはなく、
 副作用の報告ばかりがつみあがっている。

・ストレスでガンになりやすくなるんではなく、
 それによって生じる悪い生活習慣で起こることはある


◆余命3ヶ月の宣告されたらしたいこと
1位:旅行
2位:身辺整理
3位:普段通りの生活

『イキガミ』で、残りが24時間だったら、
って話をしたが、もしそれが3ヶ月だったら?

まー24時間だと放棄した
仕事の始末はせんといかんやろな…(ーー;)

あとは、税金対策と身辺整理。
本とか本とか本とか。

税金対策も3ヶ月あったら、
まぁいろいろできらぁな。

それからスイスの安楽死の手続きとって、
スイスいって順番待つかなぁ。

スイスって、日本並みに
果物が旨くて豊富にあるんだろうか。
ないなら、日本で安楽死ができるように
なってくれんかのぅ。

ってとこすかね。


そいや、本書の中で、
がんセンター名誉総裁の奥さんの話があった。

奥さんは肺ガンがみつかり、
手術、放射線治療、抗がん剤治療など
凄絶なガンとの戦いをして亡くなるんだが、

「こんなつらい治療を受けたのは、
 あなたのためですよ」

ってなことをおっしゃったんだそう。
で、それ聞いた旦那は、

「がんばってる姿勢を見せようと、
 妻は耐えてくれた」

っちゅーてんですが、それ違うでしょ。

もし腐人がこの奥さんの立場だったら、
あの台詞はこういう意味だ。

あんたがしてんのは、患者に対するこんなひどい拷問だ。
他人だったら、どんだけ苦しもうが、しょせん他人事っちゅーて
毒もるのも、切り刻むのも好き勝手できようが、
自分の身内ならば、ちったぁ良心が痛んで、
その硬直した脳みそにも伝わるだろ?

アタシの命かけて教えてやってんだから、
いい加減、理解しろよ!
このクソバカたれが!!!

ってとこなんだけどな。


ここに列挙したのは、腐人が関心のある項目だけで、
本書では具体的症例もまじえて
いろいろ説明があるので、
ご興味ある方は、本書をどうぞ。

ガンで苦しんで苦しんで死にたくないなら、
一度は読んでおいたほうがいいと思う本です。

以下、読書録。

●14日
(875)マンガ 『ふたがしら 3』 オノ・ナツメ
  ふむ。

  なんかこの先どーなるの?
  とかじゃなく、ただただ与えられるものを読むだけの本、
  ってあるな。

  これもまぁ、いずれは『さらい屋 五葉』
  つながるから江戸に戻るんだろうが。

  そういえば、今回は、かなりキャラが増えたけど、
  違いがわかる。
  女のが難しいかなー。

(876-881)マンガ 『カラモランの大空 1-6』 神坂智子
  マルコ・ポーロのお話だが、
  うーん…やっぱりこの地域やこういう時代を描かせると
  神坂さんの右に出るものはいないなぁ。

  『紅茶スパイ』漫画化してくんないかなぁ…。

  ま、それはともかく、
  これ読んでて、あ…と思い出したことがある。

  悪徳大臣の死体を犬に食わせてたが、
  こないだ『トル考』で、
  トルコでは猫はいいけど犬は嫌われれてる
  ってのがあったんだよね。

  これ、『謎の独立国家ソマリランド』もそうで、
  なんでだったら、犬は死人を食べるから。

  時代や土地とか関係なく、
  そういうもんがあるんだねぇ。

  
  にしても、この時間の流れ方をみてると、
  当時は、世界は広かったんだなぁと思う。

  アジアに残ったマルコの子供らは
  どんな人生を送ったんだろな。


 
[ 2013/09/15 ] 腹黒読書録 | TB(-) | CM(-)
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。