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♪わったしのわったしの彼は~オタクなの~***文学とサブカルとエンタメと

よく書いてるが、
腐人は現実逃避に大手小町を読むのが好きだ。

先日、その中に、こんなトピックがあった。

『彼氏が小説家になると言い出しました』

ま、簡単に言うと、こんな感じ?

「大企業に勤めてた彼が身体を壊し、仕事をやめた。
 そして、小説家になりたいと言い出した。

 彼がやりたいならと思っていたが、
 きくと、「ラノベ作家になりたい」って言うんです!!

 ワタシとしてはせめて、
 小説以外の収入源を得てからやってほしいし、
 するなら、寝食を忘れて没頭するのはやめてほしいし、
 なによりも、ラノベなんて絶対いや!!
 目指すにしても、一般の小説にしてーっ!!」

※詳しく読みたいかたは、
太字部分のタイトルでググってもらったらヒットします。


コレに対する腐人の意見は、タイトルどーりで。

彼氏の本質は、オタクである。
それが許容できないなら
所詮あんたが惚れてると思ってる彼氏像は、あんたの妄想。
とっとと別れなさい、だ。


前にもあったなぁ。
確かここで取り上げた。

結婚相手のフィギュア収集が前から気に入らず、
ささいなケンカで、そのコレクションを腹いせに捨ててやったら、
離婚だ、即刻でていけと言われた、理不尽だ!
幼稚な趣味から卒業させてやったのに!!
っちゅー相談が。

サソリとカエルの寓話にあるように
人の本質は、たとえ自分が死ぬ目にあっても
変えられるもんじゃない。

どんだけイケメンでも、ナイスバディでも、
どんだけテクニシャンでも、金持ちでも、
その本質を許せないなら、結婚なんてするもんじゃない。

ってことを、
「結婚がしなきゃ」で視野狭窄になってる人は
わかんねぇのかねぇ?


いかん。
今日の本題から話がずれちまったぞ。

なんでこの「小説家になってほしくないの!」人生相談を
持ち出したかっちゅーとですね、
この彼女、何が嫌って、
目指してるとこが、ラノベ作家だってのが
最も嫌なんですよ。

それに対して、業界関係者からレスがついた。

「収入的には普通の小説<<<ライトノベル」

「普通の小説なら、そこそこ名の通った人でも
 専業で生きていけるほどの収入は得られませんが、
 ライトノベルなら全然名もないような人でも
 サラリーマン以上の収入は得られます」

腐人も、その関係者のおっしゃるとーりだと知っている。

っつっても、その方がおっしゃるとーり、
ラノベは筆が早くないとダメで、
発刊点数の凄まじさは、半端ないので、
それができなきゃアウトになると思うが。

自分が養ってもいいとかほざいてたけどさ、
書きたくないもんは書けないし、
無理やり書いても、ろくなもんにならん。

この彼女は、どっちとるんでしょ~ねぇ~
ケケケケケ


と、これは笑いとばしていたのだが、
前にちろっと取り上げた、
産経新聞に、石原千秋さんの今月の文芸時評を読んで、
なるほど、こりゃ文芸で食えないのは当たり前だな、と思った。

まず、文芸が売れなくなった理由として
スマホとの可処分所得と可処分時間の奪い合いをあげておられたが、
競争相手は、スマホだけじゃない。

ネットやSNSをスマホに含むとするならば、
テレビにゲーム、音楽もきかなきゃならないわ
仕事だってスピードスピードと追われまくるわ、
彼女とデートもせんならんわ、
セックスもせんならんわ、
はっきりいって時間がたりーん!
ってのが現代人。

悠長に、人生を悩むよーな暇もなきゃ、
それをぐだぐだゆってる長文を読んでる暇もないのだ。

これは腐人も認めなくないが
ホリエモンなんぞは、
「見る側からしてみれば400字以上は読みたくない」
とまで言ってるぐらいだ。

今の日本人の中で、最も時間に余裕があるのは、
美味しい老後を甘受できる最後の層の、現・高齢者と
大学生ぐらいなもんで、
その大学生を相手にしてはるから、
現実はもっと過酷でヤバいと気づいてらっしゃらないのかな。


ただ、それだけじゃないなというところは
感じておられるようで、
他の要因として、
サブカルの隆盛についても書かれていた。

ウェブで読めるので、ご興味ある方はどうぞ。
http://sankei.jp.msn.com/life/news/131124/bks13112408020011-n1.htm


率直なところを言えばですね、
腐人は、おたく文化を「サブカルチャー」ということに
実は違和感がある。

これは、「サブカルチャー」が何を意味するか
ってな話になってくるんだが、
そもそも日本と欧米とでは、「サブカルチャー」の認識が違うし、
年代によっての違いもある。

日本においては、
「ハイカルチャー対サブカルチャー」という図式が長く、
いわゆる「高尚なもの」と「そうじゃないもの」ってな感覚が根強い。

だから、
漫画、アニメ、フィギュアなどの
「低俗」なおたく文化をサブカルチャー
っちゅーのでしょうね、
上記の人生相談をしてきたよーな「高尚」好きな人たちは。

おわかりでしょうが、
腐人はそやってオタク文化を知りもせずに見下す輩が大嫌いです。

まぁ、文芸を数冊読んで、
「・・・時間と紙とインクの無駄以外のなにもんでもねぇ」
と思って、以来、全く手を出さなくなってる腐人の姿勢も
褒められたもんじゃないけどね。

でも、読みたくもねぇ、クソおもろくもねぇもんを
読まされる苦行って、
本を読むのが三度の飯より好きな腐人にとっては、
「神よ、もう死んでもいいですか・・・」と思うぐらい
ツライのよ。

なので、上記の彼女がラノベを読めない気持ちは
わからんでもないんだ。


話をサブカルとは、に戻しますが、
欧米においては、
「メインカルチャー対マイノリティカルチャー」、
「民族や階級に関連した政治的色彩を帯びたもの」byウィキペディア
として、「サブカルチャー」を捉えてる。

まぁ、多民族が入り乱れた状況では、
そう捉えるようになるんだろう。


腐人が「サブカル」というものに抱いてる感覚は、
そのどっちともちょっと違って、
「80年代サブカルチャー」といわれるもんに
近いかなぁ。

いわゆる「カルチャー」ってのは、
「文学」「芸術」などの分野の王道を歩み、
ジュリアードを主席で卒業、
なんちゃらコンクールで一位を取り、
ほにゃららオーケストラとの競演をする、
「私、ピアニストなんです」といっても失笑されるどころか
街ですれ違っただけでサインを求められる
世界でも極少数の正統派のことで。

「サブカルチャー」ってのは、
それこそ基礎は芸大だのできっちり学んだが
自分のやりたい方向性とあわず、
いわゆるその世界の重鎮さんには認めてもらえないけど、
一部の市井の人々から熱狂的な支持をうける
異端でありながらも、芸術性が高いもののことで。

そのどっちにも共通している要素は、
根っこにあるのが、非商業主義だって点、
と、腐人は思ってる。

「金」より、「自分」が先なんだ。
なんつーか、こーゆー人たちはマグロみたいなもんで、
それをすることを止めたら死ぬ。
そんな感じ?

そして、金を稼ごうという意識が前面に出た瞬間、
質が明らかに落ちる。
まーまさに「魂を売った」とでも言えばいいのか。

どうやってコレで金をもうけるか、が、
最初にありき、ではいけないもんだと、
腐人は思っとるのですよ。


では、漫画やアニメ、フィギュア、ラノベなどを
どう捉えてるかというと、
これは「エンタメ」だと思ってんのね。

そう。
逆にこっちは、まずは「金儲けありき」なの。

マスから、いくら稼ぐか。
マスは、今、何をおもしろいと思っているか。

そこがどうしても外せないポイントになってるので、
マーケティングに基づいて動く、
テレビやCMなんかの商業主義と、とても相性がいい。

「マスカルチャー」って言葉をどっかでみたが、
まさにそれがぴったりだと思う。

この違いが、それで食える人数の違いに
如実にでてるでしょ?

まぁ、「マスカル」の世界も、
可処分時間と可処分所得を奪い合うデスマッチになってるが、
ゆでガエルになってる「ブンゲイ」世界より、
まだその過酷な現実を理解し、なんとかしようと努力してると思うよ。

現実みずに、ふんぞり返ってたら、
明日死ぬかもしれない世界にいることを、
わかってるから。

だから、作家として「食って」いきたいと思ってる人は、
どうしても「マスカル」に向く。

でも、心のどこかで、
「ラノベじゃなくてブンガクじゃないと!一般じゃないと!」
とか思うからさ、
「マスカル」と「ブンガク」が合体した
ヘンチクリンな文芸作品を書いて、
文芸の賞レースに応募するわけ。

で、石原さんのような「文芸」を計るモノサシしか
もってらっしゃらない方にしてみたら
「なんじゃこりゃ??」になる。

違います?


文芸書の売れ行きについて、
石原さんは、
「書き手はサブカルから小説に入っても、
 読者は必ずしもそうではない。
 そこには明らかに断絶がある。
 読者にサブカルから小説へという回路を用意しない限り、
 文芸書は相変わらず売れないだろう。
 そしてその回路はたぶん、ない。」
と悲観されてる。

「文芸」が、クソの役にもたたないプライド捨てて、
今ある形からガラリと変わって、
「マスカル」入りできりゃー、そうでもないんじゃない?
と、腐人は思う。

ま、そうなったとき、
それを「文芸」と呼べるのかは知らんけどね。

そもそも何をもって「文芸」とゆってんのかが、
腐人はわからんので。

石原さんがおっしゃる「読者」ってのは、
「文芸だけを読む読者」だと思うんだが、
回路ができなくたって、心配ないんじゃないのかなぁ。

「文芸」が「マスカル」化したとすれば、
ものすごく単純に、
絶滅危惧種ぐらいしかいない「文芸だけを読む読者」たち
彼らの読むものがなくなるだけっしょ。

数にして、今、5000もいる?

「マスカル」市場のが、
よほど多くの「読者」を抱えてるから
うまく脱皮できれば、
出版社側としては、
赤字部門が黒字部門になって、万々歳じゃないの?

そのくらい、
「文芸」と「マスカル」の市場規模は違う。

漫画『ONE PIECE』の累計売り上げ冊数ご存知で?
3億冊なんですってよ~。


とまー「文芸」をこき下ろしてますが、
腐人は「文芸」に「マスカル」要素をいれたいわけじゃない。

むしろ、いれたら自滅すると思ってる。

明治期にお公家さんが、下手に商売に手を出して、
没落してったのと同じ道をたどるだろーなぁと思ってる。

なので、文芸の行き着く先ってのは、
細々と、奇特なパトロンやファンに支えられながら生き残る、
日本の伝統芸能や伝統工芸の1つになるんじゃないのかなぁ。

もしくは、そもそもの形である、同人誌に戻るか。

これは腐人の予測だが、
それの何が悪いのかと思うよ。


いつも以上に辛口になったのは、
俺が正統、おまえはサブだ
とかゆー議論が、大嫌いだからだ。

こーゆー下痢便ふいた後のトイレットペーパーより価値がない、
マウンティング議論をきくたびに、
目くそが鼻くそ笑とるのぅと思うのは、腐人だけですかねぇ?


昨日読みきった本はゼロなので、本日は以上。

スケートみるのはすっげぇ楽しいんだが、
本読む時間がなくなるんだよな(~_~;)。
[ 2013/12/09 ] 腹黒日記&読書録 | TB(-) | CM(-)
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