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06 | 2017/07 | 08
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「ごちそうさん」と『光になった馬。』

腐人は、非常に不熱心な「ごちそうさん」の視聴者だ。

「あまちゃん」のが、断然好きなのだが、
たまにみていて、すごく気になるというか気に障ることがある。

それは、「食べなきゃダメですよ」というセリフ。

見てない方のためにざっくり言うと、
嫁いできて以来、ずーっと嫁いびりをしていた小姑が
結婚詐欺にあい、借金もあるっちゅーのに、
株であたった大金を根こそぎやられ、
ショックでひきこもってたときに、
主人公がコレを言う。

それから、関東大震災で、
自分の仕事が原因で自宅が火事をおこし、
家族が死んで、自分だけが助かった状態で、
大阪に避難してきた女性に対しても
主人公がコレを言う。


まーそーゆーお話だし、そーゆーキャラなので、
しゃーないっちゃーしゃーないが、
腐人はこのセリフ、好きではない。

ってのも、こんな深刻な状況じゃないが、
腐人はよく、これを言われるのだ。

仕事柄、腹がぐーぐー鳴ろうが、
追われてるときは、まず仕事を片付けなきゃならんので、
腐人にとって食事とは、
食べたいとき、食べられるときに摂るものなのだ。

だから、食べる気じゃないときや
他にしたいことがあるときに言われるたび、
うるさい!ほっといて!と思うし、
そう言うんだけど、どーにもわかってもらえない。

そらね、心配してゆーてんのはわかるんだが、
食欲ってのは、マズローの欲求段階説でいえば、
一番底辺の生理的欲求だ。

食わなきゃ死ぬってことは、
自分で自分のことができる大人ならば、
誰だってわかってる。

なので、自分で自分のことができる大人ならば、
食いたいと思えば食うし、
いらないと思えば食べない、ということを自然にやるでしょ。

だから、これについてはほっときゃいい。
その人に任せておけばいい。
と、思うんだけどなぁ。

なのに、ゆーんだよねぇ・・・・・・(~_~;)
「食う」ということに囚われてる人は。

それは、その人にとって「食べる」が
他の生理的欲求の何よりも上位にあるからなのはわかるんだが、
腐人はそうじゃない。

食べなきゃ死ぬから食べるし、
どうせ食べるなら旨いものを食べたいとは思うが、
前からよく言ってるが、
もし食べなくても死なないなら食べるのやめるが、
寝なくても死ななくなったとしても、寝るのはやめない。

そういう人にとっては、
「寝なきゃダメ」はそうよね、と思っても、
「食べなきゃダメ」は、うっさいわ!と思うの。

これ、腐人の周囲の人間がそうだからなのかはわからんが、
他の生理的欲求に囚われてる人よりも、
「食べる」に囚われてる人が、
何事においても格段に押し付けがましく、
人それぞれなんだから・・・と
ほっとくということができない傾向にある
ような気がするのは気のせいだろうか。

どうせ言うならね、
『じゃりん子チエ』
おばあみたいに言えばええのに。

「人間に1番悪いのは、腹が減るのと、寒いゆうことですわ。
 長い事生きてますとな、ほんまに死にたいちゅうことが
 何回かありますのや。
 そおゆう時、メシも食べんともの考えると
 ロクな事想像しまへんのや。
 おまけにさむ~~い部屋で1人で居てみなはれ、
 ひもじい…寒い…もぉ死にたい、これですわ。
 いややったら食べなはれ。
 ひもじい、寒い、もぉ死にたい、不幸はこの順番で来ますのや」

※腐人もウロ覚えで、原作本を手放しちゃったので、ネットから拾いました。
確か、出てくるんは、かなり若い巻やったと思う。


このんがよっぽど腹にズシンとこんか?


と、先に「ごちそうさん」をしてもうたが、
ここにでてくる震災で家族を亡くした方というのが、
『光になった馬。』に繋がります。

腐人は、この本のことを、大手小町で知りました。

これは、発言小町大賞2011年のベストトピ賞となったトピなんですが、
「子供を亡くしました。昔話を探しています。」
http://komachi.yomiuri.co.jp/t/2011/0530/413395.htm
というもの。

腐人が変にまとめるより、読んでいただいたほうがいいんですが・・・
その時間のない方のために、ざっくり言うと、
東日本大震災で2人のお子さんを亡くされたトピ主さんが
たまたまラジオできいた童話の朗読にお子さんのことが重なり、
タイトルを知りたいとトピを立ち上げられたんですね。

それからの経緯を知りたい方は、
読んでいただいたほうがいいかと思いますが、
最終的に、そのお話が、これをきっかけに本になったんです。

それが、この『光になった馬。』

腐人もダーダー泣きながら読みました。


ただ、本になったものをみると、
作者のEPOさんが、どういう思いでこのお話を作ったか
ということがあとがきに書かれていて、
それもまた、うーん・・・と思ってしまう内容だった。

この辺、本文とあわせて読んでいただきたいとこなのだが、
家族から愛されるということに、
EPOさんご自身が、苦しみ、悩み、
そしてようやくその呪縛から逃れられて、このお話ができた。

腐人はありがたいことに家族にとても恵まれたので
それこそ、光になった馬が感じたことを
「当たり前」と思ってるところがある。

だから、このつらさはわからない。

そして、この腐人にとって「当たり前」が
決して当たり前ではない人、なかった人が
少なからずいることを、歳を重ねていくうちに知った。

恐らく、そういう方々にとって、腐人は、
め以子のように、
さぞや無神経な言動を繰り返していたと思う。

確か、上述の『じゃりん子チエ』では、
おばあはこの後、

寒うて、ひもじかったらろくなことを考えへん。
そういうときは、まず、あったかいもんを食べるんや!
っちゅーて、
屋台で、ぬくいかけうどんを一緒に食べたと記憶している。

腐人もこんなふうになれたらいいなぁ。


そして、腐人は、
震災でお子さんを亡くされたお母さんのつらさもわからない。

でも、腐人は愛されて育った子供の気持ちはわかる。

なので、お母さんが本当に心から愛して育ててくれたならば、
それは絶対にお子さんに伝わっている。
そのことは確信を持っていえる。

だから、光になった馬のように、
とても温かい気持ちで羽ばたいてったと思うんだ。

腐人はそう信じている。

(1157)絵本 『光になった馬。―たったひとつの―』 EPO

以下、読書録。

●24日
(1188)BL/ルチル 『薫風』 真崎ひかる
  うわー・・・大きゅうなったなぁ・・・。
  とか思っちゃうね。

  あんなちびっ子が
  こんなことするまでになったとは・・・
  おばちゃん、ちょっぴり悲しいよ・・・。

  どーでもいいけど、そんな古い日本家屋は
  もっとちゃんと手をいれんと、寒いぞー。
[ 2013/12/25 ] 腹黒読書録 | TB(-) | CM(-)
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