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或るアホの一日 HOME > 著作権&読書録 > 模写は権利の侵害か?
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模写は権利の侵害か?

フィギュア話が続きすぎなので、
今日はちょっと毛色の違ったお話をするべ。

著作権の話っす。

…毛色変わりすぎやろ!ってのは、
それがこのブログなんで。


あ、その前に、
モリエサトシさんの『星空のカラス』の1巻で
鷺坂がパピコ食べてるシーンがあるんだけど、
そこに物申したい!!

パピコの取っ手は、頭とっちゃうと本体に残りません!
でもって、頭取る前のパピコの頭は台形!

よって、頭が台形じゃないシルエットで、
パピコ本体に取っ手がついてるのはおかしい!!

byパピコを心から愛する者より


むっちゃどーでもええことなんすけど、
パピコ愛好者としては、黙ってられなかったの…。
   ↑
  あんた、いくつや…。



さて、本題にまいりましょう。

先日、著作権に詳しい方と話をする機会があったので、
前からずっと疑問に思ってたことをきいてみた。

2013/11/26 の或るアホの一日で書いた
『消されたマンガ』について」。

ざっくりもう一度言うと、発表されたものの
その存在を無かったことにされてるマンガってのが
過去何作もあって、その理由は大別すると、

1)政治
2)差別
3)エロ
4)トレース、盗作


の4つがあげられるとのこと。

詳しくは2013/11/26のブログを読んでくださいだけど、
そのなかの「4)トレース、盗作」これがね
腐人としては納得いかんかったんですわ。

納得いかなかった点の1つが、

「複製権を侵害してる」
といわれてること。


腐人は専門家じゃないから、
間違った解釈をしてる可能性は高いのだが、
著作権法で言うところの「複製権」ってのは、
俗に言う「版権」のことだと解釈していた。

一般的に「複製」っちゅーたら、
すなわち「コピー」ってなふうに思っちゃうんですが、
確かにそれも含むは含む。

図書館でコピーしようとしたら
うんたら言われることあるっしょ?
あれです、あれ。

でも、そーゆーののほとんどは
「権利制限規定」内に収まって、
著作権のもつ禁止権が制限=自由にコピーしてよし、
となっている。
※これはむちゃくちゃ大雑把な話。
 ちゃんと「権利制限規定」というのが法で定められてるので
 それ超えた使用は、禁止権がはたらきます。


でも、そんな小さい範疇じゃなくて、
もっとでっかい「印刷」のことなんだと思っててね
だから「複製権の侵害」ってのは、
「許可した覚えのない出版社から
 勝手に作品が発売されてる」

ぐらいの話のことだと思ってたんですよ。

だから、トレースだの、盗作だのが
「複製権の侵害」といわれることに
なんか違和感があったんだよな…。


まずその点についてきいてみた。

すると、複製権でいう「複製」ってところから
教えてくださったのだが、
著作権ってのは、いわゆる本だけじゃない映画や音楽、公演など
ものすごく幅広いところを網羅するものなので、
法でいう「複製」ってのはこういうことなんだそう。

「複製とは
 印刷、写真、複写、録音、録画、その他の方法により
 有形的に再製すること」

…よくわかんねぇ…(~_~;)

といったらば、この判例がわかりやすいですよと
1つの事件を教えてくれた。


●「雪月花」事件 東京地裁1999/10/27

照明器具会社がつくった商品カタログで、
ある和室の内観を撮影したものがあった。

そこの床の間に、「雪月花」の書の掛け軸が飾られていて
それが写りこんでいたのだが、
それに対して書家側が「複製権の侵害」だと訴えた事件。


余談になるが、
例えば、ある書のコンクールで、
他人が書いた俳句を題材にしたものが
入選したとする。

それを書展として展示しましょうとなった場合、
俳句を詠んだ人に、許諾を得てないと、
「複製権の侵害」になるとのこと。


ってなことを踏まえて、
どんな判決が下ったのかというと。

セーフ(侵害してない)だったんだ。

っても、その中身というか理由が重要なので、
長いんで勝手に要約すると、

★「書」が複製かの判断基準は、
 「書の創作的な表現部分(濃淡やかすれ、筆勢など)が
  再現されてるかどうか」

★侵害したとされるカタログをみると、
 そこまでわかるほどのもんじゃない。

★だから、複製物だということはできない


っちゅーことなんだそうです。


それからすると、
『消されたマンガ』
4)トレース、盗作を理由として
「消された」ものに、どーゆー事例があったか、
正直はっきり覚えてないんですけども、

Aさんのマンガに、
Bさんが描いたと明らかにわかる特徴がよく出た絵を
そっくりそのまま、切り張りするとか、
スキャンで取り込んではりつけるとか、
写真にとってとりこむとか、


ってなことをして、

それを本として販売したら
「複製権の侵害」でアウト


ってことなんでしょう。



そしたら、
『消されたマンガ』
4)トレース、盗作の例で
腐人が覚えてる、

「他者が撮影した写真から、絵をおこした」
「他者が描いた絵を参考に、絵をおこした」


これはどうなんだろう。

すると、
これは著作権のなかの別の権利の話にあたるとのこと。

なんですが、この続きは、また今度。

久しぶりに難しい話をしたら疲れちゃった…(-_-;)

ちなみにここの連載は、
不定期もええ加減にせぇ!レベルなので、
たぶんいつかはこの続きを書きますが、
いつになるんだかは、かみのみそしる。

本格的にフィギュア個人戦も開幕だしねぇ。

ってか、他の放置連載は
いつ続きがかかれるんだ!
誰も待ってないと思うけど!!

はっはっはっはっはー。
※BGMは水戸黄門で。
以下、読書録。

●12日
(100)BL/B-PRINCE 『御曹司の婿取り』 高岡ミズミ
  昔、それこそ発行されるBLを総ナメしてた頃、
  まるで学生のレポートを採点する先生のよーな感じで
  「テーマ××、属性○○、タイトルE、
   文章B、構成C、キャラD、総合C。
   はい、次ー」
  
  ってな感じに、それこそ玉石混交で読んでいた。

  が、ここ数年、しんどくなって
  セレクト段階での審査を厳しくし、
  そこそこいいものしか読まないよーになってったもんで
  久々にこーゆーのに会うと、ダメージでかいわ…(-_-;)

  これの何があかんって、
  「共感できるキャラが1人もおらん」  
  ここなんですよ。

  アホ学生の生態が延々続いた前半、
  「なんでこんなん読んでんねやろ…」
  と我に返ること数度。

  あかんでしょ!
  現実逃れて夢の国に浸りたいから
  BL読んでんのに!!

  業界事情もわからんでもないねんけど、
  編集さんも作家さんも、
  もうちょっと自分に厳しくいきましょうよ。
 
(101)マンガ 『アオハライド 9』 咲坂伊緒
  本編も好きなんだけど、
  実は腐人は、
  咲坂さんがちょこちょこ書いてるコメントを
  結構たのしみにしている。

  今回、思いを言葉にしてしまうことで生じる
  理解と誤解について書いていて、
  思わず、うんうんとうなづいてしまった。

  もやもやっとしてる言葉にならない感情を
  無理に言葉にするのは、
  クッキーやケーキを成型するのに似てる。
  
  きれいな四角や三角になることで、
  すっきりするし、見た目もいい。

  でもそうやってはみ出てるからと
  切り落とされちゃうところにも
  クリームやフルーツがあって、
  実はそれがすごく深みのあるものだったり
  するんだよね。

  だからこそ、その切り落とされるところが
  できるだけでないように
  語彙を増やすこと、気持ちを過たず言葉にして
  相手に伝わるよう話すトレーニングをすること、
  そーゆーのが大事なんだけど。

  ま、マンガ表現としては、また話が別になるけど、
  根っこは一緒だよな。


  ってことで。

  ヘタレ田中兄弟だが、
  弟、遅まきながらやっと頑張りだしたじゃん。
  
  気づくの遅すぎのアホだけど。
  中途半端もええ加減にせぇ!のダメ男だけど。
  なんでバッサリやらんねん!のふにゃ○ん野郎だけど。

  なんで切られへんのか、腐人にゃーわからん。
  
  あのな、こーゆー非常識を切る場合は、
  筋とおすとか、やっても無駄やで?
  常識が常識として通用せぇへんねんもん。
  
  大手小町によーおるよー?
  映画の「ミザリー」みたいの。
  

  ってかね、逆にききたいねん。

  捨て犬とか捨て猫拾うんと同じでな、
  この先、そいつの人生、
  責任もって背負えんねやったら別やけど、
  せやないなら、バッサリ切ってやるほうが
  相手のためでもある、とは思わんのか?
  
  いつまでもずるずるなってると、
  お互いぬるま湯に浸かって、傷なめあって、
  自分世界にひきこもってんのと同じやと思わんのか?

  っちゅーか、なに、ええ子ぶってんの?
  そんなに、あいつはひどい人
  って言われるんのが嫌なん?

  こーゆー依存状態の人ってな、
  ある種、底なしやねん。
  一緒に地獄の底まで堕ちてやる気がないなら、
  中途半端に手を差し出して、
  途中から手を放すことのが罪深いで?

  ってなのを10代のワカゾーにゆーても
  わからんやろなー。

  ま、そやって経験つんで、
  大人の階段をのぼるのよ~♪

(102)マンガ 『ラストゲーム 5』 天乃忍
  なんつーか、これほどまで
  オチがみえてるもんはないんだが、
  オチじゃなく、過程を楽しむものなので、

  グッジョブ!
  天然最強!!(最凶?)

  と言いたいね。

  にしても、10年でやっとここまでとなれば、
  成就まで、あと何年かかるんだ?
  
(103)マンガ 『不沈アタッカー 4』 粂田晃宏
  ゲームとしてのバレーを理解するには、
  非常によいマンガだよねぇ、これ。

  ただ、描いてあるネタみると、
  「…男って…(-_-)」
  ってのが多いんだが、
  実際、脳みそ筋肉な体育会系10代男子って
  こんなもんなんだろな。

  …ってか、10代に限らず、男はいくつになっても
  「…男って…(-_-)」
  ってなとこあるがな。


  球技ってさ、
  完璧に守って、極力相手に点を取らせないようにして、
  自分が相手より1点多くとればいい、
  っちゅー野球やサッカーやバスケの類と。

  相手に点を取らせない守備も大事だけど、
  マッチポイントまで自分も点を積み重ねなきゃ勝ちにならない
  っちゅーバレーやテニスの類がある。

  守備がザルってのは、
  どっちのスポーツでも戦略以前の問題なんだが、
  守備がいい(守備だけがいい)は、
  前者の場合は、勝つこともあるけど、
  後者の場合は、その「失点を抑える」だけじゃダメなんだよな。
  得点をする、がないと、勝つには届かない。

  ものごっつい乱暴なこといえば、
  富士宮のような堅固な守備チームより、
  1人優秀なリベロを用意し、
  全員がサービスエースとれるぐらいの
  超強力サーブとスパイクをもってる
  超攻撃型チームにしたほうが、
  勝ち目あるかもしれんのちゃう?

  相手になんぼとられようが、
  何が何でも先に25点とったるで!
  っちゅー…。

  体力使いそうやけどな。


  そいや、これみてて思い出したが、
  今年の春高バレー(また、その話かよ…)で、
  星城は守備に自信があるからと、
  バックアタックのときは、一切ブロックを飛ばない
  ってのをやっていた。

  かなり変則的なことなのか、解説の人が
  「これ飛びたくなりますよねー」
  ってなことを言ってて、
  バレー未経験な腐人は、そーゆーもんなんか?と思ったんだ。
  
  でも、この本を読んで、ブロックのもつ意味がわかり、
  ブロックなしで、自由に打たせて、それをとってやる!
  っちゅー心意気と姿勢の凄さに改めて感心した。

  裏の取材先をみると、
  信州・静岡を中心に取材してるようなんだが、
  愛知は?
  星城モデルの学校は出えへんのかなぁ。
[ 2014/02/13 ] 著作権&読書録 | TB(-) | CM(-)