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06 | 2017/07 | 08
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続)模写は権利の侵害か?

また忘れちゃいそうな気がするので、
覚えてるうちに片付けよう著作権話の続き。

前の話がどんなだったかが知りたい方は
カテゴリーの著作権をポチッとやってください。


話を始める前に、皆さんに質問。

「他者が撮影した写真から、絵をおこした」
「他者が描いた絵を参考に、絵をおこした」

これは、著作権の侵害にあたると思いますか?


直感でどうぞ。


考えていただいている間に(直感ちゃうんかい!)
ちょいと余談をば。

前からよく言ってますが、
腐人のテリトリー内には桜の名所がある。

そのため、桜が咲きだすと屋台が出始めるんだけど、
その中に、どっからどーみても許諾とってねぇよな…と
思しきキャラクターがいる。

例えば、黄色のクマ。

オリジナルモデルと、
オリジナルに近い旧作モデルと、
デジ化した新作モデルの3パターンっきゃないはずなのに
そのどれとも似てないくせに、その名を名乗っている。

そりゃ、「はちみつ」から連想される一番のブツだが、
おこがましいにも程があろう…。

ってか、そこ、
世界一版権にうるさいんだけど
ええんか?こんなとこで堂々と店だして…。

赤いリボンをつけたネコも、
端から端までみてみたが、マルCマークがみあたらん。

キャラクターライセンスの世界で、
ノークレジットでOKってのは、きいたことはないので、
そんなにデカデカ顔出ししときながら、
クレジットなしは…アウト!以外の何者でもなかろうに。

麦わらの海賊も
あの辺とかあの辺は正規品にみえるが
手前のこの辺とかこの辺、パチもんにみえるのは、
腐人の目が悪いせいかねぇ?

皆、ええ度胸しとるなぁ…。

腐人はチキンハートなんで、
こんなことはよーしません。

まー暴排法からこっち、
ここの業界もかなり変わったし、
去年の花火の火事以降、監視も厳しなったし、
いろいろ大変なんやろけどな。

でも、もしやんねやったら(以下、自粛)。


さ、いい感じに話が流れたところで(どこが?)、
さっきの質問の答えです。

「あたるかあたらんかは、訴訟をおこしてみて、
 そんときにあたった裁判官次第」



おい!答えになっとらんやんけ!
と言われそうだが、これが事実。

やってみなけりゃわからんのだ。

とはいえ、有利か不利かというと、ちょっと不利かも。

というのも、腐人が話を聞いた方が、1つの判例を教えてくれた。


●「祇園祭ポスター写真「水彩画」模写」事件 東京地裁2008/3/20

この事件は経緯が非常にややこしいので、
知りたい方はご自分で調べてね♪っちゅーことにさせてもらうが、
ざっくり言えば、こんな感じ。

「カメラマンに無許諾で、写真を元に水彩画を描いて、
 それを新聞に載せたので、
 カメラマンが著作権の侵害だ
 っちゅーて裁判を起こした」

経緯がややこしいために
本当は争点がいくつもあったりするんだが
ここで取り上げるべきは、コレだけだな。

「この水彩画の制作は、写真の翻案権を侵害するか」
っちゅー点。


ここで1つポイントがでちゃったので、
ちょいと話が脱線します。

前回、この件に触れたとき、

『消されたマンガ』
トレースだの、盗作だのが
「複製権の侵害」といわれることに、なんか違和感

と腐人が言ったこと、これがコレなんですよ。


模写はね、著作権の複製権の問題じゃないの。
翻案権の問題なんです。

まぁ、これらの権利を内包したのが、「著作権」だから
「著作権の侵害」ってゆってりゃ問題なかったんだが。

もし関係者の方がお読みだったら、
重版かけるとき、直していただいたほうがいいかもです。

…って、読んでからかなり経っちゃったから
その文言があったかどうかがちょいと怪しくなってますんで、
もしあったら、ってことで。



あ、いまさらですが、腐人は専門家じゃないからね!

だから本当に何かやらかそうと思っておられる場合は、
金はらって
ちゃんと著作権を専門とされてる弁護士さんに相談しましょう。

法テラスとか、無料法律相談あたりで済ませちゃダメよ。

ゆっちゃぁなんだが、あの辺は、もごもごもご…。


で、話を判例に戻しましょう。

実はこの手の裁判はよく起こされていて、
そこで基準とされてるのが
「江差追分事件」の最高裁の判断なんですわ。

その判断ってのが、ちょいと硬い文ですがこういうもの。

「既存の著作物に依拠して創作された著作物が、
 思想、感情若しくはアイデア、事実若しくは事件など
 表現それ自体でない部分
 又は表現上の創作性がない部分において、
 既存の著作物と同一性を有するにすぎない場合には、
 翻案には当たらないと解する」


つまり、事実部分が似てるのは翻案にあたらん、ってこと。

具体的に言えば、この「江差追分」では、

昔は栄えた町だったが、
今は夏祭りのシーズンだけが賑やかだ

ってな感じのノンフィクション作品にあったフレーズを、
ドキュメンタリーのナレーションに使ったのね。
言い回しをちょこっといじって。

それを翻案権の侵害だ!とゆーたんですが、
いやいや、それ事実だから、
事実部分の記載は侵害じゃないよ、
って判決になったんですわ。


だから、この手の裁判が起こった場合、
その問題となった箇所が、一般的に認識されてる事実なのか、
それとも創作的な要素で成り立ってるものなのか、
そこがポイントになる。


で、話を祇園祭裁判に戻すが、
この裁判での翻案権部分の判断については、
カメラマン側が、この光量の加減や構図を表すのに
どれだけ撮影するのが大変だったか
をくどくどしく言ってまして、
判決は、それを「本件写真の表現上の創作性がある部分」と認め、
水彩画は、その光の濃淡や構図がそっくりに描かれてるから
これは侵害だ、っちゅーたんですわ。


ぶっちゃたところを言いますとですね、
腐人はこの判決には疑問がある。

だってさー、やろうと思ったら、
同じ時、同じ場所で、同じように撮れなくはないでしょ?

「俺が撮った写真を元にしてんだろ!」
と言われても
「いや、違う。
 ほれ、私が撮ったコレを元にしたんだよ」
とすれば、
そもそもが成り立たなくなるわけじゃん。

ってなことは、
腐人にこれを教えてくださった方もおっしゃっていた。


また話が脱線して、
ちょっと個人的興味になってくるんだけど、
こないだ羽生結弦くんのパレートんとき、
お金が足らなくなってTシャツ作ってたじゃん。

そこに羽生くんの決めポーズのシルエット像があったっしょ?

あれはどうなるんだって話。


何を元に、あれの型を作ったかとか、
許諾をとってるのかとかは、腐人は存じません。

お役所だからちゃんとやってる…とも限らないので、
なんとも言いがたいんだが、
ちゃんと許諾とってればいい。

でも、とってなかった場合、どうなるか。

あのポーズは決めだから、
報道写真でもファンの写真でも
いっぱい出回っているわなぁ。

報道写真も著作権の保護対象。
※え?報道だから対象外でしょ?ではない。
 報道でも、対象外になるのは、
 「×月×日、Aさんが死にました」とかゆー
 事実部分だけです。


ファンの写真だって、著作物だから保護対象。

だから、どれを使うにしても、
原則的には、撮影者に許諾をとらないといけない。

※ややこしくなるので、
 肖像権については、今は棚上げしてください…。



しかし、だ。

ファンの写真の中に、
ブログやらSNSにUPして、
「許諾フリーでーす。
 著作者人格権も主張しませんので、ご自由に~」
なんてのがあったとする。

似たような写真がいっぱい出回っていて、
その中にはこういう著作権フリーもある場合、
果たして、あのTシャツは、翻案権を侵害してるのかどうか。

腐人は、「元」が特定できないから
無理だと思うんだよねぇ。


で、話をまた祇園祭に戻しますが、
この裁判に限っていえば、
この写真を元に描いたよってことを
原告被告双方が認めてる。

だから、そもそもが不利っちゃ不利。

そんでもやっぱし、
別人が撮ろうと思えば撮れる写真や
事実をベースにした、描こうと思えば描ける絵を元にしたもんは
翻案権の侵害と言えんのじゃないか?
と腐人は思っちゃうんだがなー。


だから、上で書いた答え、

「あたるかあたらんかは、訴訟をおこしてみて、
 そんときにあたった裁判官次第」


これが腐人の結論です。

ほんでもって、
それを分かった上でやろうとしている方に
言いたいことはあるが、
黒い話になるので、ここに書くのはやめとこう。
別荘には行きたくないし


最後に。

繰り返しますが、
腐人は素人です。
専門家ではありません。

よって、ここに書いてあることは
あくまでも一個人の個人的見解に過ぎませんので、
何かしら行動を起こされる場合は、自己責任にてお願いします。

ゆったかんね!


さ、残るはスポーツ系の話の続きだけだな。

そういや昨日、「スターズオンアイス2014」のテレビ放映やってたのに
気づくの遅れて、ほとんど観られなかったよぉぉぉぉ(ToT)


以下、読書録。

●11日
(356-358)マンガ 『ライジングサン 3-5』 藤原さとし
  よくなったり、悪くなったり。

  まーそもそも相性合ってない世界ではあるんだが、
  なんちゅーか、
  そんだけじゃないんだよね。

  あまりの腹の括れてなさぶりにイラッとするのは、
  舞台が自衛隊だからってんじゃなく、
  今の若者に共通する項目な気がする。

  なんのためにここにいるのか、ってこと、
  なーも考えてない新人って、
  いるでしょ、普通の職場でも。
  
  それと同じイラッを感じるんだよねぇ。

  皆、こういうもんなの??
  それとも平和ボケした世代だから??

  ぜひ、浅田次郎さんのご感想をお聞きしたいもんだ。

  
  ちょいと話が変わりますが、
  5巻でだったか職種の話がでてきた。

  腐人としては、
  情報科とか武器科とか化学科とかを知りたいのに
  なんで紹介が割愛されてんだ!
  ちくしょう!

  ちなみに知り合いが、暗号解読やりたくて
  超有名大学退学して自衛隊にチャレンジしたが、
  この教練で挫折した。

  もったいない…。
  こーゆーのは餅は餅屋で、教練免除してやりゃーいいのに。
  
  アメリカなんかハッキング対策に
  元ハッカー雇ってるのになぁ…。

  
  ほんで、自衛官とは歩くこと、ってあったけど、
  腐人は最近、警察官とは立つことだと思ってんだよね。

  で、どっちも犬でなきゃ無理…。

  あーでも、狙撃手はたぶん猫だろなー。
  
(359)マンガ 『ラストイニング 10』 神尾龍、加藤潔、中原裕
  おもろいので、全部読んでからやるー。

(360)マンガ 『セキセイインコ 1』 和久井健
  表紙につられて読んでみたんだが。
  表現がおもろいなぁ。

  超能力をどう表現するかについては、
  もう大友克洋さんという、越えがたい壁があるので
  大変だなと思うけど、
  このメモリーくんが混ざる画面の醸し出すものは独特だなぁ。

  あーでもこういう不思議系統、
  昔、Iちゃんに借りたが、
  途中からついてけなくなった覚えがある。

  ありゃタイトルなんだったっけ?

  論理的に理解できるもんが残ってるといいんだが
  感覚で理解するだけになってくると
  ついてけなくなるんだよなー。

  ってことで、
  あまり不思議方向にいかないで欲しいが
  さて?


  どーでもいいが、人間の場合、
  ビジョンとノイズに加えて、痛みの感覚を与えたら
  たぶんその要素だけでショック死するよ。

  そーゆーとこ繊細なんだよねぇ。
 
(361)マンガ 『海月と私 2』 麻生みこと 
  『そこをなんとか』もだが、
  たまーにピリリとくるところが
  腐人は好きで。

  1巻のときは、それがあんましなかったので、
  うーん?だったんだけど、
  今回、サプライズ夫婦の話が、Good Job

  そして、あのどうしようもない
  精神的ホモ男どもも…。

  ホント、無自覚だから性質わりぃ…。  

(362)BL/ディアプラス 『50番目のファースト・ラブ』 月村奎
  構図としては、『CHERRY』かな。  

  ただ、しょっぱなからアレだったんで、
  「清らかなる月村さんがーっ!!!」
  ってな驚愕はあったが。

  そうなんだよねー。
  腐人の中では、月村さんはどっちかっちゅーと
  朝チュン分類。

  なので、今回、これまで見かけなかった文言を
  あちこちに散見し、
  「なんてこと!」
  と、勝手に思っておりました。

  が、まぁBLだし、大人ですもの。

  自分の思い込みを押し付けちゃいけねぇぜ、
  腐人ちゃん。

  どーでもいいが瞬ちゃん、
  早めに眼科いったほうがいいと思う…。
[ 2014/05/12 ] 著作権&読書録 | TB(-) | CM(-)
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