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続)温泉・介護付有料老人ホーム 訪問記+『破裂』

Aさんの話の前に、『ガイアの夜明け』の話をしよう。

過日、『ガイアの夜明け』では、
「スマートコミュニティ稲毛」を紹介していた。

元スーパーの建物をクラブハウスとし、
朝晩の食事や、さまざまな趣味の集会をそこで行い、
日々の寝泊りは、その周辺に建てられた分譲マンションで行う、
というシステムだ。

入居費(っちゅーたらいかんのか、一時金だかなんか名称が違うんだ)は、
Aさんが入られたところとあまり変わらない
数千万という額がいる。
※これは分譲マンションを購入する代金

そして、このクラブハウス利用料が
初期で200万くらいかかる。

が、その後のランニングコストっちゅーか月々の必要経費が
9万弱で朝晩つき(それも、なだ万監修)。

あと違いは、Aさんがおられる方は、要介護になったとしても
そのままスライドしてみてもらえるが、
スマートコミュニティはどうなのかな?

ご興味ある方はご自身でお調べください。


ってかですね、腐人はハード面の話をしたいわけじゃないのだ。

この『ガイア』によれば、
あくせく労働もせず、遊びほうけてりゃいいという
うらやましいといわれる生活をしている居住者たちから
不満があがるという。

このように、ただ提供されるものを消化するだけなのはつまらない、
もっと社会とのつながりを感じたい、
自分の存在の必要性を感じることをしたい、
ってな、ご意見なんですと。


その話をAさんにしたら、やはりAさんのところでも
そこらがポイントなんだとおっしゃっていた。


こういう施設の多くは民間なので、一番の不安は
自分が死ぬまでちゃんとサービスが継続してくれるか、
だろうと思われるが、
Aさんのところは、かなり長い実績がある。

その経験からおっしゃったのが、こちら。


●ただ、与えられるものを待ってるだけではダメ。

●運営会社のいいなりになるのではなく、
こちらが働きかけて、変えていかないと、
居心地のいい空間は維持できない。

●自発的に動いて、
積極的に自ら関わろうとしていかないとボケる。



そして、Aさんご自身がやってらっしゃる活動のことをきき
(ここはちょっと割愛させていただきます。
 かなり踏み込んだ話なので)、
一番肝心なことは何かときくと。

「他者との関わりから、
 自分の存在は必要なものだと実感できること」
という。


『ガイア』のほーも、
似たような結論になってたんだよね。


で、ここが、ゼンリョーなるブログなら、
「そうなのか!
 老後は、そういう姿勢をもたなきゃダメなのね」
ってなオチで終わるんだろう。

が、ここはゼンリョーじゃない。


ので、この先、どんな意見がでてきても、
ああ、そういう人もいるのね、と片付けられない人は
読まないでください。

ゆったかんねー!


腐人はこれらの話を聞いて思った。

「人ってさ、そこまでして、
 生きなきゃなんねぇもんなん(~_~)?」



何度も言ってますが、
腐人は、やりたいことを、やりたいときに、
やりたいようにできなくなったら、生きていたくない
と思ってる人だ。

生き続けるために、やりたいことを探すのか。

それとも、
やりたいことを為すために、生きるのか。

これ、似てるようで全然違うと思うのね。


まぁ、ちょうど
久坂部さんの『破裂』を読んでたから
余計にそう思ったのかもしれない。

この『破裂』ですが、
昨日、読書録をすっとばしたから、
簡単に概略を話ししましょうか。

今回の軸は、「老人医療」と「医療ミス」。

いーっぱい人がでてきて、複雑に絡み合うので、
ポイントだけに絞ると、
手術は下手だが、研究はできる心臓外科医が、
心不全を回復させる療法を開発する。

しかし、この療法を適用すると、
心臓が破裂するという副作用が生じることが判明。

心臓外科医はその副作用をなくそうとするのだが、
進歩する医療によって、
超高齢化社会をつくりだした現状を憂えた厚労省の役人が
この療法を使ったあるプロジェクトを考え出す。


同じ頃、その心臓外科医が少し前に行った手術で
針を体内に残してしまい、その患者は5日後に死亡した
ってことがあった。

これは医療ミスだという内部告発の手紙が遺族に届き、
遺族によって、心臓外科医らに対し、医療裁判が起こされる。


むっちゃくっちゃでっかくゆーたらこんなもんか?

本当は、もっといろいろ縦糸と横糸がいりくんで、
すごく精巧で、複雑で、おもろい構造になってます。


で、本書のキモは、厚労省の役人が考え出した
「プロジェクト《天寿》」。

アンケートをとると、
老人の7割が「迷惑をかけずに死にたい」と思っているという。

しかし、今の日本は安楽死が禁じられ、
機械につながれてしまえば、嫌でも生かされ続けることになる。

その結果、何が起こっているか。

腐人が、この本の中で、一番ぎょっとした言葉がこれだ。
若肉老食」。

少子化と超高齢化のことを表してるというのだが、
すごい言葉だよねぇ。

で、ふと思ったんだけど、
超高齢化なんてゆーから、ごまかされてるのではないの?

現実からすると、「少子多老」社会ではないの?

多すぎる老人、
本来ほっといたら死んでたであろう老人を生かしてること
それがいかんのではないの?

老人を殺せ、とは言わない。
でも、老人を助けるな、はアリではないのか?

とか思う腐人は、この役人同様、非情なんだろねぇ。


ただ、腐人自身のことを思えば、
前から何度もゆってますが、
このままほっといても死ねないよ、というものは治して欲しいが、
このままほっといたら死ぬよ、というものは
ほっといて欲しい。

特に、助かっても、この先、重い障害が残る場合は、
本当に、心底、なんもせんと、死なせて欲しい。

そう思ってる腐人には、
7割の老人の気持ちがよくわかる。

7割も希望者がいるのに、
なんで死なせてもらえないんだろねぇ。

人権っちゅーなら、
こんなでも死なせてもらえないのほーが、よほど拷問状態。

なんでわからんかな。



本書には、いつものようにいろんな立場の人の
いろんな意見がでてくる。

腐人が一番賛同できたのは、
言わずもがなですが、この厚労省の役人の意見。

…でも、こいつのやり口は気に入らない。
もっと、うまいことやらんかい!
アホたれめ!


でもって、一番うぜーと思ったのが、
正義感あふれる人たちのご意見。

途中で死んだジャーナリストなんぞ、
出てくるたびに嫌悪感がむくむく沸いてきて困ったぐらいだ。


ところで、
「なんで死なせてもらえないのか?」
という腐人の疑問について、
本書の中で、こーゆーことかと思うところがあった。

厚労省の役人が、麻酔科医を勧誘するシーンがあるのだが、
老人に対し麻酔による安楽死をしませんか?とゆーのね。

それに対し、麻酔科医が言う。
今、手元に本がないから記憶だよりになるけれど、

人を病から救うことが仕事だとやってきた医者にとって
それはどうしてもできないことだ

って。
超えられないっちゅーてたんだったかな。

正しく知りたい方は本書をどうぞ。



老人ホームに入った人が、
自分が在ってもいい理由を必死に探し、作ろうとする。

医者は、何がどうあれ、ただただ延命をする。

その結果、社会に老人があふれ、
若肉老食な少子多老の現象が生じ、
人も制度も疲弊する。


人の命は地球より重いとかなんとかゆー
キレイゴトを棚の上に置いて、
大局観でもって、日本を、世界を、地球を、人類を考えたとき、
この現状って、正しいと思う?

腐人は思わない。

だから、何度もゆってるが、
各都道府県に最低1箇所、
とっとと自殺安楽死センターをつくれと思ってる。




こんな意見を言うと、ギャースカピーとわめく
キレイゴトを大事に大事にする人が、まだたくさんいる。

そういう人はえてして、
キレイゴトのお題目にそって、状況や環境を考えずに子供を生む。

そして、キレイゴトをよしとして、
シビアな現実を無視し続けた結果として必然的に生じる
とんでもない苦労を背負わされるのは、
キレイゴトの結果、この世に生み出された子供たちだ。


自分たちの尻拭いを子供にさせる。

なるほど。
これもまた、一種の介護なのかもしれないなぁ。


一応、最後に書誌情報を再び。

(335)一般本 『破裂』 久坂部羊


以下、読書録。

●7日
(340)BL/ルチル 『つま先にキスして』 野原滋
  えっと……。

  なんかよくわからんが、
  ああそうなの、よかったね、って感じ。

  だって、いろいろありえなさすぎ…(ーー;)

(341)マンガ 『ミュージアム 2』 巴亮介
  あー…食べちゃった…。
  馬鹿だねぇ。

  コーラもらえてるんでしょ?

  人は水さえありゃ、2ヶ月は生きられるんだから、
  こんなとこで出されるもんを安易に食っちゃダメだって!

  どーしても食べたい、
  逃げる体力を保持しておきたいっちゅーなら
  そんでも、百歩譲って、食うのは、パンと野菜だけだよ。

  まぁ、塩分はとっといたほうがいいから
  ソースは舐めたほうがいいけど、
  こんなパテ、食べちゃだめでしょー。

  危機管理がなっとらんなぁ。

  腐人なら絶対食わない!
  だって、パンも肉もキライだもん!
       ↑
     食べない理由が違うだろう

  ホントは、入荷したてほやほやの3巻も
  一緒に借りたかったんだが、
  また見えないライバルに先を越された…(ToT)

  なので想像するしかないのだが、
  あれはどっちかな?
  
  「お仕事見学の刑」というなら、
  たぶんあそこじゃないと思うんだよな。

  それこそ灯台下暗しのとこに
  いるっちゅーか、あるっちゅーかじゃない?

  となれば、原料は先生か?

  うーん…美味しくなさそう…(ーー;)←おい!


  それにしても、このカメラ、
  いったいいつ、どうやってつけたんだろねぇ。


  そういや巻末にあった作品。

  個人的に、話の内容より、受賞コメントが気になった。

  似たコマを二度並べる演出って、
  惣領冬実さんがよく使う手法だよな。

  でもこの絵は大友克洋さんがベース??
  

  なんかそーゆーこと考えると、
  影響ってもんが、全く感じられない
  諫山創さんってのは、ある意味すごいのかもしれない…。
   
(342)マンガ 『ReReハロ 3』 南塔子
  や、なんとなく…どうなるのかなって…。

  いいじゃん!
  グログロしい、殺伐としたもんばっかが
  好きなわけじゃないのよ!
 
  っても、コメントないんだが。

(343)マンガ 『この音とまれ! 5』 アミュー
  熱いなぁ…。

  正直、筝曲の楽譜は読めないが、
  普通の楽譜は読める腐人には、
  四分音符と十六分音符がわからないのがわからない。

  分数で考えたらええんちゃうの??

  あとリズムが取れないってのもなぁ。
  そりゃ興がのれば走っちゃうってことはあるけど、
  メトロノームもあるんでしょ??

  なのになんでリズムがとれないのかがわからん…(~_~)
  普通にJ-POPとかも聞くんだろうに…。


  なんでわかんないのかがわかんない人が、
  なんでだかわかんないけどわかんない人を教えても
  なかなかうまくいかないってのは
  こーゆーことなんかなぁ。
  
  なんでわかんないのかがわからんと、
  これは解決せん気がするが、
  塾とか予備校とか学校の先生で、
  生徒がなんでだかわかんないけどわかんない場合、
  どうやって教えるのか。

  わかんないことは放棄…の人生を
  長く歩んできたせーで、
  そこんとこをどう解決するんだかが
  非常に興味あるなぁ。
[ 2014/05/08 ] 腹黒日記&読書録 | TB(-) | CM(-)
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