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多数は「正しい」?-『デモクラティア』-

今日もちょいと別話。

まず、カウントから。
(481,482)マンガ 『デモクラティア 1,2』 間瀬元朗

前に読んだ『イキガミ』もだが、
発想はおもろいなと思うんだけど、
その先の進み方に、「うーん・・・?」。

まぁ、今回に関しても
寓話的に描いて、反語ととらえるべきなんだろなー
とは思うんだけど、「うーん・・・?」。

未読の方のためにざっくりいうと、
ロボオタさんが、二十代の女性の外見をしたロボットをつくり。

ベンチャープログラマーが、
3000人の人に、このロボットを動かすアプリをあたえ、
その3000人の多数決によって、そのロボットの言動が決まっていく。

民主主義とは、多数決こそが「正しい」システムなので、
そうやって多数の「叡智」から提案された意見の上位3つと
極少数意見の中から早いもの2つ、の
合計5つの意見の多数決をとり、
「次の行動」を決めて動かしていくことで、
このロボットは、人間より人間的に正しい存在となるはずだ、
ってスタートなのね。

腐人はこの前提読んだ段階で、頭痛がした。

まず、「多数」=「正しい」という考え。
それから「多数」=「叡智」という考え。

いやはやいやはや。
腐人はこれ、同意できないー!!

確かに民主主義において、「多数」が「勝つ」のは事実だ。
でもそれは必ずしも「正しい」ではない。

ってか、「正しい」ってなにさ、
になっちゃうんだけどね、腐人は。

「多数」にとって「都合がいい」、
そういうことじゃないの?


それから「多数」が「叡智」をもっているって話。

これを読んで思い出したものがある。

ダニエル・タメットさんの
『天才が語る―サヴァン、アスペルガー、共感覚の世界』

そういえば、この本のコメント、中途半端で終わってるな・・・
と書きながら思い出したが、
今から書くのは無理。
もう、かなり忘れた。

処女作の『ぼくには数字が風景に見える』のが
圧倒的に読みやすいんですが、それは自伝だからで、
『天才』の方は、
かなり踏み込んだ話だからちょっと難解。

ご興味ある方はどうぞ。

で。
その中でウィキペディアについて言及してはるところがあるんですけど
彼は、少数の専門家の知識よりも、
多数の誰かわからない人の寄せ集め知識のほうが優れていると
なぜ言えるのか?って問題提起してるんですよね。

ま、確かにその通りで。

ただ、一連のSTAP騒動とかからも、
後者が必ずしもダメともいえない。

腐人なんかだと、こういう場合、
どっちもアリだろ、
その上で、自分はどっちの意見をとるのか、
そこから先が自己責任、
と思うので、
Aか、Bかというやり方そのものが気にいら~んっ!



ところで、この「自己責任」だけど、
多数決で物事を決める民主主義は、無責任主義でもあるわなぁ。

ってのが、このマンガの中ででてくるわけですが、
腐人としては、それより前に、
ちょっと待って!
と言いたいことがある。

このロボット舞ちゃん、
ロボット工学三原則は適用されとらんの!?

これ・・・ロボット開発の基本のキじゃないのか・・・?

腐人は詳しくないのでよく知らないのだが、
アシモにはこれは適用されてないの・・・???


あとさ、ちょっと思ったんだけど、
最新型のアシモは48キロらしいが、
舞は重量いくらなんだ?

ドライブで、助手席が異様に沈んだり
エレベーターで乗り込むたびに、ブーブーいわれたり
せんのだろうか・・・?


って、このマンガの主眼はそこやないよー
と言われそうだが、それはわかっとるんです。

わかっとるから、気に入らん。

暴走舞ちゃんは、ぶっ壊せばとまるかもしれないが、
暴走しはじめた民主主義は、どうやったらとまるの?
そこまで描いてくれる??

そうじゃないなら、
腐人は読んでて、もやもやしまくりそうな気がする。

これ、完結してから読んだほうがよさげだなー。



そういえば作中で、
毒親によって自己愛性人格障害になり
無差別殺人をしようとしていたのがおりましたが(名前忘れた)
こういってはなんだが、腐人には
死ぬことで彼は救われたように見えるのだ。

その源までたどればさ、
腐人にとって、何が悪くみえるかというと、
強者と弱者がある構造ではなく、
ほっといたら死ぬであろう弱者を死なせずに、
生かし続けようとする社会の仕組み、
コレが悪いんでは?
っちゅー気がするんだよな。

や、だってさ、
いつもの持論になっちゃうけども
(おなじみの方はここすっとばしてください)、
ニンゲンという毛のない猿、つまり動物に、
自然繁殖を許可してたらさ、
何をどうしたって強者と弱者ができる。

そして弱肉強食、適者生存という自然界ルールを
そのままやっとけばいいのに、
「社会」っちゅー反自然的な共同妄想をつくりあげて強制することで
弱者を弱者のまま、いつまでも踏みつけられる存在のまま
ただただ延命させている。

それ、ひどくない?って気が、腐人はしてならんのよ。

なので、自殺・安楽死センターをつくって、
生きていたくない人は、どんどんそこへ行きましょう!

そして生きてる人から自由繁殖権を剥奪して、
水と食料とエネルギーから逆算して、
種の維持のために必要最低限のニンゲンだけを
製造してったらええんでね?
と思うんだがなぁ・・・。


腐腐腐・・・
もしこの多数決システムに
この意見書き込んだらどうなるんだろ?

ちょっとみてみたいなー。


ただ。
もし腐人にこのアプリが送られてきても、
たぶん、見向きもせんので、
そのうち自動消去されるのは間違いない。

腐人は人とつながることに
1ミクロンも興味がない猫型人間なので、
やれ言われても、こんな面倒いことせんわ。


どーでもええけど、話の流れからすりゃ、
舞ちゃんに穴をわざわざ作ったんだろうが、
こーゆーのみると、男ってどーしよーもねぇなぁと思う。

南極2号で満足しとけ。
[ 2014/06/06 ] 腹黒読書録 | TB(-) | CM(-)
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