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『おにいちゃんが病気になったその日から』にかける言葉

先日の、きょうだい児の発言小町の中で、
読んでみてと言われていた本を読んでみた。

(503)絵本 『おにいちゃんが病気になったその日から』 佐川奈津子、黒井健

腐人は不勉強でよく存じ上げなかったのだが、
腐人より児童文学に詳しい血族にこれをみせると、
「え?黒井健さん!?マジで!?」
と驚いていた。

有名なの?ときくと、有名なの!と言われる。

そうなのか・・・。


お話は、タイトルどおり、
よくある幸せな4人家族だった家が
ある日突然、お兄ちゃんが頭痛を訴えたことで
激変する。

仲がよく、やさしかったお兄ちゃんが変わり、
お父さんもお母さんも変わってしまい、
ぼくはどうしたらいいのかわからなくなる。

ぼくが抱く、不安、葛藤、悩み、苦しみ。

大人たちは、次々に生じる現実の問題に対応するのに精一杯で
ぼくは一人取り残される。

そんな、きょうだい児のことが描いてある絵本だ。


腐人は気づかなかったのだが、
上記の血族が、お兄ちゃんの発症後の絵をみて、
くっきりとした線で描かれている周囲(現実)に対し、
ボクがぼんやりとした表現で描かれてるのが
すごく象徴的だと言った。

なるほどー。

何が起こっているのかわからないまま、
いろんな思いを自分の小さな胸の内に閉じ込めて。

現実に追われる大人たちに迷惑をかけないよう
そこにいるんだけど、小さく小さくなって。

きょうだい児ってこんな思いを抱えているのか。



それでふと、思い出したことがある。

もうずいぶん前になるが、
腐人が乗っていたエレベーターに
ある親子連れが乗り込んできた。

お父さんの腕には、
まだ歩くのもおぼつかなそうな小さな幼児が抱かれ、
もう片方の手には多くの荷物を持っていた。

まーそんくらいの幼児連れでお出かけったら
そういう荷物になるよね・・・という荷物。

そして、その幼児よりは少し上の、たぶん2~3歳の幼児と、
小学校低学年の子と、全部で4人いた。

この2~3歳の子が、
腐人の目でもわかる知的障害児だったの。

といっても、すごくニコニコして、愛想がよくてね。
なので、目を合わせて、こんにちはと挨拶したら、
とてとてと、腐人の方に寄ってきたんだ。

腐人は変人だが、
チビ受けがよく、チビにはとても好かれるんだよね。
海外旅行先で、
言葉は一切通じてないのに、
現地の子供に異様になつかれたこともある・・・。

血族には
「同類がわかるんだよ、チビは」
とか言いよるが、真偽のほどは定かでない。

なので、その子がとてとて寄ってきたことも、
腐人にとってはよくあることで、
体が大きく、膂力がありそうなぐらいだったら
腐人も、怖いと思ったかもしれないが、
幼児だし、腐人は基本的にチビが好きなので、
特段、避けることもなく、
頭なでなでしたらいかんかなぁ・・・
とか思ってたんだ。

そしたら、その小学生ぐらいの上の子が、
ガシッと、腐人に近づいていた幼児を抱きとめ、
「だめっ!」
ってやったのね。

幼児にしてみたら、止められて不満なのか、
うわーっって暴れはじめて。

それを上の子が、必死になって止めててさ。
そして、止めながら、半分泣きそうな顔になって

「いっつもこんなのばっかり!
 いつまで○○の面倒みなきゃいけないの!」

ってゆったんですよ。


そーやってるうちにエレベーターが地上について、
親子連れは下りていったんだけど、
腐人はそのとき、その上の子に何にもいえなかった。

「えらいね」?
「すごいね」?
「がんばってるね」?
「おばちゃんは気にしないからいいのよ」?

思いつくどんな言葉も、なんだか上滑りする気がする。
その子の負荷が少しなりとも軽くなるような気がしない。

むしろ、ただの通りすがりである腐人がこんなことを言ったら、
もっと自分がいい子でなければ、
もっと自分ががんばらなきゃ、
と、その子の足枷を増やし、
沈黙を強いてしまうような気がしてしまう。

あの時、あの子になんて言ってあげたらよかったんだろう。


もうあれからかなりの年月がたち、
あの子たちも大きくなっていると思うんだけど、
腐人の中では、未だにこの問いに対する答えはみつからない・・・。

あの子達が、幸せであるといいな。

以下、読書録。

●16日
(504)マンガ 『アルスラーン戦記 2』 田中芳樹、荒川弘
  もうね、いろいろね、散々ゆったから。

  読まなきゃいいんだろうけど、
  悲しいかな、
  ナルサスが好きなんで読んでしまった・・・。

  そして思う。
  ああ、なんてもったいない・・・・・・。

(505)BL/ダリア 『琥珀色のなみだ~子狐の恋~』 成瀬かの
  いい、とは聞いていたが。

  いやーん!なにこれ!!!
  たまらーん!!!

  ってか、これがダリアさんから出たというところで、
  腐人は認識を改めねばならないと思った。

  すんません、ダリアさん=エロだと思ってました・・・。

  超ピュアピュアです。
  いやーすばらしい!
  こーゆーのをBLで読めるってのは、嬉しいね!

  ありがとう!成瀬さん!
  ありがとう!ダリアさん!!

  それもケモミミの源氏・紫。
  た、たまらんわぁ・・・。

  ってか!もっとぷにぷにのむちむちしたケモミミを
  ガッツンガッツン挿絵にしてくれー!!!

  なんでこれだけ・・・(ToT)
  それだけが唯一の不満。

  ストーリーとしては、そうなっちゃうよね・・・
  って感じなんだけど、
  もうね、こはくがね、こはくでね、うんうん・・・(わけわかんねぇって)。

  これは嫁!じゃない、読め!とか言い様がない話。
  ストーリーはこうでしたってゆったって、
  この話がもってるものは、伝わらない。
  読まなきゃわからん。


  最近、二度読み三度読みをする本が激減してるんだが
  久しぶりに何度もページを繰ってしまったよ。  

  二人はもう一度会うことができたのかなぁ・・・。
  ちりん、ちりーん♪
[ 2014/06/17 ] 腹黒日記&読書録 | TB(-) | CM(-)
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