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『モンスター』を読んだけど・・・

まず、カウントからいきますかねー。

(638)一般本 『モンスター』 百田尚樹

このブログを読んでくださっている方は、
おい、どうした、腐人、こんなメジャーなものを・・・
とお思いかと思いますが、まーいつもの話でんねん。

そう、発言小町だ。

ちょいと前にあがったトピなんだけど、
幸せって分け合うものですよね?」ってのがあった。
http://komachi.yomiuri.co.jp/t/2014/0602/661342.htm?o=0&p=4

まぁ、ざっくり言うと、結婚にあせってるトピ主が、
職場の年下同僚がかなり好条件の人と結婚していることを知り、
なんとか旦那さんの会社の人を紹介してくれないかと頼んだが
断られる。
そこをなんとかして紹介してもらえるいい方法は
ありませんかーっちゅー相談だった。

タイトルからして、あーあ・・・という感じなんだけど、
トピ文も、その後のトピ主レスも、読めば読むほど、
「腐人だったら、絶対紹介しないなぁ・・・」
という、なんといったらいいんだろ、
文章だけなのに、
ものすごいマイナス感情を他人に抱かせる人だったのね。

そもそも紹介って、
そんな安易にできるもんじゃないと思うんだがなぁ・・・?

特に結婚なんて絡んでくると、
その二人に、後でなにか問題が生じた場合は、
代わって全責任をとる覚悟の上でやるべきことでしょ。

腐人は、自分が対応できる範囲のことなら請けられても、
他人に迷惑をかけるかもしれないことは無理だなぁ。
そこまでよぉ責任とれんもん。

ま、それはどうでもいいや。

で、このトピ主さんなんだが、あとから出てきた情報をみると、
結局は、ものすごい外見コンプレックスがあり、
恐らくそこがなにもかもの根源なんだろうけど、
学歴にしても、職歴にしても、まず不満がたらたら。
私はなんてかわいそう・・・の塊になっちゃってて。

それに対してついたレスのなかに、
この『モンスター』を紹介してるのがありまして。

これ読んでみたら?とあったので、
読んでみた。

別に腐人はトピ主じゃないんだが。


未読の方のためにざっくりあらすじを言いますと、
こんな感じか?

ある田舎に、「バケモノ」と呼ばれるほど
ものごっつい不細工な女の子がいた。

幼稚園のときに小さな出来事を通し、
同い年の男の子に恋をする。

思春期になり、その子に再会するが
いろいろこじらし、
その土地にいられないような事件を起こしてしまい、
大学進学とともに東京に行く。

そして働き出してから美容整形をしり、傾倒し、
売春して金を稼ぎながら、どんどん容貌を変えていく。

そのうち身体を壊し、結婚に失敗し、
ふとその男の子のことを思い出して、
故郷にかえり、レストランを始める。

そして半年以上経過した頃、
待ちに待ってた成長した男の子がレストランにやってくる・・・。


本はもっと時系列をいじった構成になってますが、
順序だてて言うとこんな感じ。

オチは、ご興味あれば読んでください。
もしくはググったらでてくるんじゃないかな?


で、だ。
腐人の読後、第一声は、
「で?何がしたかったん?(~_~;)」

腐人にゃー
何がしたいんだかがさっぱりわからんかった。
それこそ横山医師がもうかっただけって話にみえる・・・。

例えば、崎村と一緒になるとかだったなら、
過去の自分を受け入れ、その上で、新しい人生を歩みなおす・・・
という図式になるので、
ああ、そのための整形だったのね、
とわからなくもないんだが・・・。

っつか、英介のどこに魅力があるんだ??
なぜに英介>崎村なの??

英介=過去の象徴なわけだから、
死ぬまでそこに囚われ、脱皮できませんでしたってこと?

ああ、そうか。
この主人公は、足を求めて脱皮を繰り返す蛇なのか。
※この意味が知りたい方は宮部みゆき『火車』をどうぞ

そうだとすれば、
結局、どんだけ外見が変わろうが、
中身が変わらない限り、
人はどーしよーもねぇんだよと言いたいのかしら??


ま、ここもどーでもいいや。
小説の解釈は、人の数だけあるからね。


この本は美容整形の実態が書いてあるって意味で、
興味深いなぁと思ってみてたんだが、
途中で美容整形外科医の横山が
「あなたは心を病んで整形する人と違う」
みたいなことをゆーてたでしょ。

いやいや、目的と手段がわかってへんところからして
この主人公、心が病んでる人そのものやん・・・
と思うんだけどな、腐人は。

むしろ、高級ソープにでてたAV出演もしてる女の子のが
よほど正常じゃない?

整形で顔をいじってAVに出て。
賞味期限が切れたら、顔を戻して田舎に帰る。

なんて目的を手段がはっきりしていることか!

っても、AV男優さん曰く、AVにでる女の子ってのは
どこか、何かしら病みとか欠落を抱えてる子だそうですが。
(これは現実の話)


実は、腐人。
美容整形を否定してるかのように
聞こえるかもしれませんが、
そんなこたぁ、微塵もない。

むしろ、コンプレックスを抱えて、卑屈の塊になって、
性格ねじまがるぐらいなら、とっとと整形して
コンプレックスの原因そのものをなくしなはれ
と思う推奨派なのだ。

『花より男子』で美容整形をした桜子がでてきますが
あれなんか天晴れよね。

ぐじぐじグダグダ文句垂れ流しで80年生きるくらいなら
とっとと整形して、自分に満足な60年を過ごすほうが
よほど清清しく、気持ちよくないか?

それに、こーゆーものごっつい卑屈族って、
ばりばりにマウンティング属性があって、
周囲にいられると迷惑極まりないんだよねぇ・・・。

だから金かけて整形して、その口が黙るなら、
腐人としてはとっとと整形してくれやと思う。


たださ、その前に自分と向き合わんとあかんのよ。

なぜ、なんのために、整形をするのか。
それについて自分の言葉で答えを持たないと、
延々整形し続けちゃうわけ。

目がお岩さんなのがコンプレックスだ、
ならば、目の手術をしましょう。

私は、アンジェリーナジョリーのような目になりたかったので、
そうしてください。
そうしましょう。

これならいいの。

自分のやりたいことが明確で、優先順位がつけられて、
整形はあくまでも手段だってわかっているならば。


そうじゃなく、キレイになりたい、美人になりたい
そうすればきっと私は変われるはず・・・
なんてのは、一番あかんと思うんだ。

だってこれ、一番の目的は、
「今の卑屈なくせにプライドだけはエベレストで
 周囲からいつも嫌われる私・・・
 他人から愛される人に変わりたい」
なのに、
まず認めなきゃいけない自分のダメさを、
認めてないんだもん。

キレイになる、は手段にすぎないのに、
そっち目的にしちゃってるでしょ。

そうすると、
整形したのに相変わらず他人から愛されないのは
まだ整形が足らないからだ、ってなっちゃうでしょ?

そりゃエンドレス整形道まっしぐらだわよ。

美容整形外科医にしてみりゃ、
カモ、鴨、カモーン!じゃん。

ホントに、自分の中に物差しがない人って、
どーしよーもねぇなぁ・・・。


それにしても、美容整形っていろいろあるのねぇ。

蒙古襞って初めてきいたよ。
思わず自分の目をみてしまったが、
どれなのかよくわからん・・・(~_~;)

口まわりが一番大変で、むちゃくちゃ変わるってのは、
別口で知っていた。

それは美容整形じゃなく、事故の話なんだけど、
バイク事故って、フルフェイスのメットでないと、
アゴやりがちなんだよね。

それで顎の関節やっちゃった人の話で、
やっぱり何ヶ月もの固定になったそうだが、
外したら、びっくりするほど美人になってて
まさに怪我の功名・・・とか言われたらしい。

同人作家さんの実録エッセイでもあったなぁ。

美容整形では自由診療でえらい金額になってたけど、
これ、上記の交通事故だとか、
たぶん顎関節症とかの病名ついたら、
保険適用で安くすむと思うがな。

っても、これは治療であって、美容のためじゃないので
エステティックラインにしてとか、
ハリウッドラインにしてとかは無理、
もしくはそれは美容整形いってくれ、だろうけどね。


あと腐人が本書の中で、注目したのは2つ。

1つが美人論。

未読なので、そうなのかな?レベルなんだが
これの元は、井上章一さんの『美人論』だろうか?

いつか読みたいなぁと思いながら放置されて幾星霜・・・
いい機会だから、読んでみよう。
なんかの折に・・・
   ↑
  これゆっちゃうと読まないだろが!


もう1つが風俗事情。

そのピラミッド構図は、
まぁそうだよね・・・って感じなんだが
個人的にスカ●ロはやだなぁ・・・(~_~;)。

作中で、女はすごいな(よく稼げるな)とゆーてたが、
いえいえ男だって、そんなことないでしょうよ。
耐えられるかどうかは知らんけど。
(言うまでもないが、ホストではない・・・)

ただ、これもさ、ダラダラやっとったらあかんよね。

例えば、高級ソープで愛人にしてくれる男を捕まえるだとか。
例えば、借金かえすまでとか。
例えば、いくら貯めるまでとか。

そういうゴールを自分で決めてやらんとあかん仕事やのに
その最終到達点を考えんとやってるところが
もう人生電卓壊れてるで、って話でさ。


そーゆーこと全部ひっくるめて、
「で?何がしたかったん?」

そんでもって、最近よく書くが、これを訊きたい。

「人って、そこまでして生きなきゃならないもんですか?」


この問い、もしこの『モンスター』の登場人物になげかけてみたら
どういう回答がくるのかね?

訊いてみたいもんである。



以下も、読書録。

●23日
(639)BL/シャレード 『今夜、会いたくて…』 名倉和希
  えーっと・・・・・・
  ああ、そうですかとしか言い様がない。

  強いて言うなら。

  執事の浅井の再就職先は、
  遠山と昌紀の新居じゃなかろうか。

  じいやを御供の嫁入りね♪

  真面目な現実の話。
  今、世界的には、有能な執事ってひっぱりだこらしい・・・。
  そこまで能力があって、かつ信頼でき、
  忠誠心にあふれた人材がいないんだって。
  
  まー自己中ふえてる世の中だからね・・・。
[ 2014/07/24 ] 腹黒読書録 | TB(-) | CM(-)
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