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姫の決意

金曜の夜、22時近くのこと。

腐人が巣に戻ると、
1階のエントランスのところで姫パパと遭遇した。

最近、よーやく姫がいなくても
パパを見分けられるようになったのだ!
(基本、腐人はチビの顔は覚えるが
 親の顔は覚えない・・・)

あら、こんばんはー
と、いつもの調子で腐人が挨拶すると
パパがこわばった顔をして言った。

「さっき入ったメールによると、
 姫がまだ御宅にお邪魔しているようなんですが」

へ?
また「かえらないのー!」をやっとるんか?
と腐人は思ったんで、
「まぁ、姫はよそで寝るのはまだ抵抗あるみたいだし
 パパが帰ってきたときいたら
 すっとんでくるんじゃないですか?
 ははははは」
とお気楽な返事をしたのだが、
パパはもやもやしてる模様。

エレベータが到着するなり、
「状況を確認してきます!
 失礼します!」
と、ダッシュで家にむかっていった。

ほへーと思いながら、腐人は腐人で
「たらいまー」
とやったら、
「しーっ!!!」と返ってきた。

玄関には姫様のお履物があり、
なるほど、パパの情報どおり、うちで寝ちまったらしい。

それにしても、
もしこういうお泊まりなんてイベントをする場合、
パパに事前許諾なくやるとは思えんのだが・・・??
と、事情をきいてみると、こうだった。

ちょいと前のある日、姫が、突然、
「ここでお泊まりがしたい!」
とゆーたらしいのだ。

しかし、その日は平日。

周囲の大人たちに
「明日も朝から幼稚園があるでしょ?
 お泊まりは次の日がお休みの日にしようね」
と説得され、しぶしぶ了承。

大人たちはそんなことがあったのを
ケロリンパと忘れてたらしいのだが、
金曜の夕方になって、姫様がおもむろに宣言をなさった。

「明日はお休み。
 だから、今日はここにお泊まりするの!」

大人たちにしてみれば、前のいきさつがあるから、
そこでダメとはいえず
(教育上、一度口にした子供との約束は守らないとならん)、
ま、途中でギャン泣きしたとしても、
同じ集合住宅内だから、おぶってきゃいいやね、
ってことになったらしい。

いったい、どんな様子なのか寝室を覗くと、
芸術的な寝相技をご披露してくださっていた・・・。

そういや前に王子が、腐人家に泊まったとき、
「ベッドで寝る?それともお布団で寝る?」
ときいたら、
「ベッドは落ちるから、お布団がいい!」
っちゅーてたなぁ。

でもそれ、ベッドが悪いんじゃないと思うな。


それにしても大人たちにとっては、
なんで急に姫がこんな行動をとったのかが、
全くわからんかったのだが、それは翌朝判明した。


いつものよーに深夜読書にふけり、
朝寝を堪能していた腐人のもとに、
姫がダイブしてきたのは、翌朝の7時半頃か。

頼むよー寝かせてくれよー・・・(T_T)
ってな腐人の苦情は、するっと無視され、
ちょっとききなさい!と命じられる。

「はいはい、なんですか、姫様。」

「あのね!
 姉姫様(※)は5歳の時に、
 姫の家に一人でお泊まりしたの!

 (※姉姫様:
  近所の姫の1個上の子なのだが、
  お互いベビー時代からのつきあい。
  今はいいライバルであるが、
  二人揃うと結託してグレムリンになる・・・

 それでね!
 王子もね、5歳のときに
 一人で腐人家にお泊まりしたの!

 だからね!
 姫も5歳だから、お泊まりしたの!」


「な、なるほど・・・
 そういう事情っちゅーか、
 姫とっては、5歳になったときから、
 そのような決意を胸に秘めておられ、
 昨夜、その乗り越えねばならぬ試練を
 やっとクリアなされたんですな。
 ご立派、ご立派・・・ってことで、
もっかい寝てもよろしゅうおすか?」

「だめーっ!!!」

と、結局、朝も早よから、文字通り叩き起こされ、
リビングでゾンビ状態になってたら、
姫ママからメールがくる。

「パパが今から出勤なんですが、
 昨夜、姫に会えなくて(※といっても、いつも寝顔らしいんだが)
 すごくさみしかったらしく、寄らせてもらいたいそうなんですが、
 今からいってもいいですか?」

姫はケロリとしていたが、
パパママは、突然のことで、心配だわ、寂しいわな夜だったらしい。


こーゆー姫や王子との話を周囲の人にすると、
「それ、本当の話?それもこの都会で??」
と、よくきかれるのだが、
都会でおきてる本当の話。

ま、登場人物が変わってるんだろな。



さて、全く別の話なんだが、
ちょっと読みかけ放棄した本のことを自分用アーカイブで。

『ハンナ・アーレント-「戦争の世紀」を生きた政治哲学者』

2012年だかに、映画になったらしいんだが、
腐人がこの本を手に取ったきっかけは、それではない。
映画みないからなー。

なんだったか、いまいち思い出せないんだが、
それこそドイツで迫害にあったユダヤ人ながら、
ナチのアイヒマンの裁判で、擁護するような発言があったとか
なんとかゆー記事を読み、興味を抱いたような気がする。

で、手にとってみたのだが
・・・忘れていました。
腐人、哲学ってのが大嫌いなんだった・・・(-_-;)

や、だって、
「で?」と言いたくなるようなことを
こねこねぐちゃぐちゃこねくりまわし、
「・・・で・・・(~_~;)?」と言いたくなるような結論を出すって、
腐人には、時間と労力の無駄にしか思えないんだもん!

ってことに、第1章を読み終えたあたりで気づき、
こりゃ、無理だわ、ってことで、
興味ありそうなとこだけ拾い読みすることにした。

ハンナ・アーレントさんの著書で有名なのは、
『全体主義の起原』というのと、
『人間の条件』
それから『イェルサレムのアイヒマン―悪の陳腐さについての報告』

腐人としては、ディストピアがらみで、
『全体主義の起原』
『イェルサレムのアイヒマン―悪の陳腐さについての報告』
気になったのだが、
原本を読んだわけではないので、ここでの言及は控えよう。

ただ、『イェルサレムのアイヒマン』を書いた後、
アーレントさんは、ユダヤ人の友人たちから絶縁される。

ユダヤ人なのに!ってことらしいんだが、
ある意味、腐人もそういう帰属体意識に欠けるところがあるので
正直言えば、ものすごく客観的視点から
アイヒマンについて語ったアーレントさんの言い分のがわかる。

人は、自分が「いつ」「誰」で、「どういう状態」で生まれるかを
選ぶことができないのに、
そーゆーこと言われてもなぁ・・・と腐人は思うんだがな。

そんでもって、「死」についての考えが、どーにもわかりえない。
それは、こないだ読んだ
『夫夫円満』の最後に紹介されてた詩でも思った。

なんで、
「『死』こそ、個人が持つ、最大の切り札である」
と思わないのかなぁ・・・
「死んだ私の尊厳」は、誰も侵害できないのになぁ・・・。
・・うーん・・・わからん・・・(~_~;)。

とりあえずこの本は
これ以上手元に置いてても読まないと思うので
とっとと返却することにしよう。

もっと読みたいと思う人の手に早く渡ったほうが、
本も幸せだもんね。

以下、読書録。

最近、週末にブログをサボる癖がついてしまい、
金曜から日曜にかけて、
「読む」ほうを優先しているため、
いつ、何を読んだかが、うやむやである。

・・・ま、いいやね。

ってことで、

●19~21日
(828)マンガ 『AWAY-アウェイ- 1』 萩尾望都、原案/小松左京
  先に読んでた血族が、
  「なんか初期の頃のSFを彷彿とさせる」
  っちゅーてたが、なるほどね。

  原案になさったという小松左京さんの原作は存じ上げないが、
  12歳未満の世界と
  18歳未満の世界の一番大きな違いは?
  と、もし問われたら、
  腐人が一番に思うのは、生殖能力だ。

  12歳で大人の世界にいってしまうなら、
  11歳で出産しないと、自分の手で子供を抱けない。

  そーすっと、11歳で出産できる身体を持つ子って
  果たしてどれだけいるだろう?

  それを考えると12歳未満の世界とは、
  「他人が産んだ子供が降ってきて、
   それを延々そだてるだけの世界」
  になる。

  そして、突然、12歳未満だけになってしまったとしたら
  恐らく「公共」の概念が確立しない。

  となれば、混乱期を経た後、生じる世界というのは、
  恐らくかなり原始的文化レベルになるだろう。

  ちょいと話がずれますが、
  巣鴨子供置き去り事件って覚えてます?

  少々アレンジして
  『誰も知らない』という映画にもなった事件なんだが。

  ちょっとここに書くのは憚られるので、
  ご興味ある方はご自身でお調べくださいませ。

  で、あれですら、
  ジャンクフードなりの供給があったればこそ成立した話でさ。

  子供しかいない世界となれば、
  まずその「ジャンクフード」の製造がでけんわな。

  そうなると、彼らが、今あるものを食い尽くす前に
  「生きるためには、あらゆるものを循環させねばならない」
  ってことに気づかなければ、
  ガン細胞や、シロアリ同様、世界と共倒れするしかないわなぁ。

  まぁ、ニンゲンはしぶといから、
  意外とそこで、別の生き物に進化すんじゃねぇかって気もするが。
  

  一方、18歳未満の世界となると、ちょっと話が違う。

  自分の子を育てる人もでてくるだろうし、
  「公共」の概念や、
  エネルギーや水に食料、そしてそれこそ排泄まで
  生命維持のために循環が必要なことも、理解している人がいる。

  あとはそこそこ現場で経験つんでいきゃぁ
  12歳未満の世界より、よほど生存確率があがってくるわなぁ。

  ただ文化レベルは下がるから、
  いつまでも「これまで」どおりを続けるのは無理で、
  自分たちが生き残るために、
  近い将来、弱いものを切り捨てる選択を
  せにゃならんときがくるだろう。
  
  それこそ『蝿の王』の世界でさ、
  腐人としては、
  その転換期がどこで、何がきっかけで生じるのか、
  そこんとこが興味深いなと思う。


  そんで、残る大人の世界だが、
  腐人的にはそっちのが興味あるなぁ。

  このまま年月が経ってったとしたら、
  それこそ、今、産まれた子の場合、
  繋がりが18年断絶するわけでしょ?
  
  ゆーなりゃ、産み捨てに近い状態だから
  18年たって戻ってきても、
  誰の子なんだかわかりゃしない。

  その上、恐らく、自分たちとは
  教育レベルも文化的価値観も
  かけはなれた存在になっており、
  いうなれば宇宙人。

  その間に、恐らく老親世代は死んでいるわけで。

  わはははは。
  地縁が、血縁が崩壊しきった、
  腐人が夢見る理想のディストピアになりそうだわ
  
(829-837)一般本 『少年舞妓・千代菊がゆく! 世界一の贈り物』
『〃 宿命のライバル』『〃 プリンセスの招待状』『〃 ぼくの父親』
『〃 椿谷の恋人たち』『〃 もうひとつの阿修羅像』
『〃 きみが邪魔なんだ』『〃 高瀬川ラブストーリー』
『〃 声がわりの予兆』『〃 「秘密」の告白』 奈波はるか

  こないだ妖異譚シリーズを再読したため、
  封印していたラノベ心に火がついた

  といっても、新作を読むほどではないので
  そういや『少年舞妓・千代菊がゆく!』シリーズは
  そろそろ完結ちゃうかったっけ・・・と、思い出す。
  
  ただ、どこで途中放棄したかが思いだせん・・・(-_-;)

  ま、いっかー適当に読んじゃえ!
  と、いつもの調子で、
  とりあえず30冊目ってのからはじめることにした。  
  
  腐人は関西出身で、関西弁がネイティブなのだが、
  いろいろウロウロしていたせーで、
  結構まざりまくりの関西弁だったりする。

  そのため、ものごっつい、西の言葉がうつりやすく、
  コレ読むと、なんやうつってくるんよねぇ。

  ま、読み終えた頃にはまたもどっとるやろ。

  ぶっちゃけこのお話、
  なんちゅーか、京都の雰囲気を楽しむ感じなんよねー。

  腐人は庭が好きなんですが、
  やっぱり京都の庭って他とは全然ちゃうくて
  まぁ、それがお高い感じがしてイヤやゆー人もいてはるけど、
  あの美は、あそこでしか見られへん。

  舞妓ちゃんも、京都におってこそやし。

  ご飯も、歴史も、京都だからこそ、なとこがあって、
  そーゆーんを文字で楽しむお話やなぁと思てる。

  せやから、いろいろツッコミいれたいとこもあるけど
  それはスルー。
  ・・・でも、誤字脱字はもうちっと丁寧にみてほしいけどな。

  
  京都の魅力なんて腐人ごときがゆーまでもないけど、
  昔、タクシーの運ちゃんと話をしてて、
  他の地域と何が違うって、奥の深さが違うよねーと。

  例えば鎌倉とか金沢など、京都に近いとこあるけども、
  京都に比べると、どれも狭くて浅い。

  むっちゃ偏ったこと言えば、
  鎌倉には源氏しかないし、
  金沢は戦国以降しかない。
  
  その点、京都は、1200年以上の歴史があるから、
  陰陽師ファンも満足なら、幕末ファンも満足だ。

  恐らくどんな人でも何かしらがひっかかるのが京都ですよねー
  ってな話をしたことがある。

  あと、温泉とエステが充実して、
  盆地特有の夏冬の厳しさが緩和して、
  渋滞と混雑が解消されたら、文句ねぇんだけどな・・・。
[ 2014/09/22 ] チビネタ&読書録 | TB(-) | CM(-)
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