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04 | 2017/05 | 06
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3)クールジャパンとインバウンド考

『外国人だけが知っている美しい日本』についてのコメントは
ほぼほぼ昨日で網羅したんで、タイトルから削除し、
単なるクールジャパンとインバウンドについて、考えてみる。

先日、クールジャパン機構の投資第一弾が発表された。
内容はこんな感じ。

(1)オタクむけに、Facebookページをつくって、
 最新情報の提供と、フィギュアなど正規グッズを販売する
 ※15億

(2)ベトナムにおける冷凍冷蔵倉庫の建設および運営
 生鮮食品や加工チルド商品など
 日本の高品質な低温食品の流通拡大を目指す
 ※7.35億

(3)マレーシアにある三越伊勢丹の店舗を
 クールジャパン発信の拠点へと再構築
 ※19.8億

(4)中国に大規模商業施設を出店し、
  ジャパン・エンターテイメント型の店舗・イベントをおこなえる
  商業施設をつくる
  ※510億

ちなみにこれ、税金100%というわけではなく、
けっこうな会社が株主として出資しているファンドなんね。

ってか、だからこうなったか・・・ってな感じの面々なんだけど。


このインバウンドの話とか、
前に検証したクールジャパンの話とかを書いててね、
前もいったけど、一番思うのが、
「範囲、広すぎだろ」なんだよね。

これ、わけません?

アニメ・マンガを軸とするOTAKU部門と。

ものづくり日本の「ええもん」を軸とする
ジャパンプレミアム部門に。
※日本品質でもええけど


なんでか、を説明しよう。

繰り返しになるが、
腐人は目の色、髪の色、皮膚の色とかでなく
性質や価値観による「種類別」があると思ってる。

それでいうと、このOTAKU部門の客層と、
ジャパンプレミアム部門の客層は、
ちがう種族の人やねん。

せやからごった煮にするんやのうて、わけようや、と言ってるのね。

そうせんと、税金納めてる日本国民にとっても、
「クールジャパン」の正体が、ようつかめへんのよ。

・・・まぁ、もしかすると、
「国民に正体を掴ませない」を狙ってるのかもしれんけど


話を戻して、種族のことをもうちょっと深く説明するとだな、
そういうわけ方をしたら、
腐人は、「オタク」種の「腐女子」属性なのね。

これはどういうことかと言うと、

「マジョリティの価値観とは違う価値観をもち、
 でもそれをカミングアウトする気はさっぱりなくて、
 通常場面においては、一般人に擬態している人」


なんですわ。

そういう人にとっては、この投資の(1)はともかく
(3)や(4)には、さっぱり惹かれるものがないの。

わかりやすくもっとはっきり言えば、
(3)や(4)に入るような本屋に、
腐人(オタク)が欲しい物はない、ことを知ってるのね。

えーとこ、ハルキストやっけ?
そーゆー人らが喜ぶよーなもんしか置かんやろ?
マンガもドラゴンボールやワンピといったところが
せいぜいちゃうか?
そこに成人向けをおけますか?
同人誌おけますか?
おかれへんやろ。

せやからね、
現時点で、ジャパンエキスポにコスプレして参加してるとか、
コミケや中野のブロ-ドウェイにわざわざ買出しにこられてるとかの
「OTAKU」外国人さんたちは、
十中八九、このクールジャパンがやることに
期待しとらんのではなかろうか、とみている。

だって、そこまで熱意ある人なら、
金溜めて日本にきて自分の欲しいもん買うもん。
自力で、ありとあらゆるネットワークを駆使してお取り寄せするもん。
そのんが早くて確実やもん。

もしな。
クールジャパンが、本気でこの層を狙うつもりなら、
それこそまんだらげなり、とらのあななり、
そーゆーとこにご出店いただかんと無理やで。

でも、それしても恐らく成功せんやろね。


なんでかというと、この「オタク」種族さんは、
大樹に寄ることをよしとせんのです。

腐人も含めてだが、
こういう人たちはマイノリティである自覚があり、
まーゆがんでるのかもしれないが、
それが矜持だったり、拠り所であったりするのよね。

皆がいいと言い出す前に、
自分がみつけたことに喜びを感じる。
逆にマスがわいわい言い出すと興味がうせる。

ずっと異端扱いされてきてるから、
それを今さら持ち上げられても、うさんくささしか感じない。

どうせ、都合が悪くなったら、ばっさり切るんでしょ?
って思ってる。

そしてなによりも、メジャーになると質が落ちると思っており、
確かに質はメジャー化すると、
オタクにとっては面白みのない方に変容する。


こーゆーとこ、
こんな陽のあたる道しか歩んできてない人には
わからん感覚ちゃうか?


といっても、だ。

最近の若い腐女子たちは、
一般の人が目に触れるところでも、
わりかし平気でオタク臭をひけらかしており、
腐人のような古い腐女子にとっては、
彼女らの行為というのが、実は理解できなかったりする。

そもそも、腐人はBL本の帯で、
発行部数(公称だろうけど)をアピールすること自体が
理解不能なんだよね。

そら書き手さんにとっては
「どんだけ売れてるか」
が問題かもしれんが、
読み手にとっては、
「それが自分を満足させるものか」
が問題なんやもん。

他人の評価なんぞ、どーでもええねん。

せやから、こーゆーのをよしとしている段階で、
ああ、もう世代が変わったんだな、と思う。

だから、こんなメジャーなとこでオタク商売やったって、
寄ってこないよ、と思う腐人の感覚は古いのかもしれないが、
同世代のオタクたちには賛同いただけるかな?


そんでもってね、こないだのインバウンドでも思ったんだが、
本当に日本愛、アニメ愛などにトチ狂ってる人、
つまり、コレクターとかのディープマニアな世界の人は、
一般店舗が、
おもてなしして迎えようとか、
そのための品揃えをとか、やっても無駄だと思う。
徒労に終わるだけ。

なんでやったら、そーゆー人たちにとっては、
一般的おもてなしとか、価値ないねんもん。
せやなくて、自国では入手でけへん「コレ」が!
あったぁぁ!!やったぁぁぁぁ\(^o^)/
ってことに、価値を感じるから。

こーゆー人たちは、本人の好きなようにやらせて、
同好の士たちに相手をさせておくことが、
その人たちにとっても、店にとっても幸せなの。
彼らだけで、放置しといてあげるのが、一番いいの。


だからここの(3)と(4)で狙うのは、
恐らくこないだの『英国』『米国』『外国人』ぐらいの
日本愛レベルじゃないかな。

日本に対してまったく無関心な人を仮に「白」の層としよう。
でもって、
日本に対して偏愛というか、ディープ愛を抱いてる人を「黒」の層としよう。

狙うべくは、この間にある「グレー」の層。

日本製品好きなの、海外いくなら日本にいきたいわ!
っちゅーグレースケール80%ぐらいから
日本?フジヤマ、スシ、ラーメン、テンプラの国ね、
っちゅーグレースケール20%ぐらいまでの層だ。

そして目標としては、
彼らがもってる漠然とした「日本」像を明確に認識させ、
そこで売ってる日本の「何か」のファンにさせる、
そーゆーとこじゃねぇ?


でもってな、上にも書いたが、
このクールジャパンを、まずわけるわけよ。

で、(3)やら(4)は、
そのジャパンプレミアム部門として、
日本のええもんを売る。

ほんで、店内、いや通路にむけて、
デカイ4Kのテレビを終日点灯してさ、
『和風総本家』の職人さんのVとか
旅番組、旬の素材を使った料理番組を流せばええ。

ほんで、興味持った人を店内に誘導すんねん。


ちなみにOTAKU部門で店つくるときは、
4Kやなくてええけど、テレビをあちこちにおいて、
音消して、複数のアニメの垂れ流しをする!

な?
これ、一緒は無理やろ?

アピールする層がちゃうねんもん。

ちなみに(2)の役割は、上でいう「白」の層を
無関心から、少しでも関心をもってもらうようにすること、
やろなぁ。


日本製品って、
「使ってもろたら、食べてもろたら、ええのがわかります」
やん。

でも、アメリカの広告業界とかにいわせると、
「みただけでわかるようにせんと、
 手にもとってもらわれへんで」
ってことらしい。

もうその感覚からしてちゃうのよね。

ただ、そこをアメリカ式にせんでええと思うねん。

こないだカザフスタンの番組みててんけど、
そこでは、箱に「Japan」と書かれてるだけで、
皆が買いにくるという。

でも、実は製造してるのは中国で、
彼らは確信犯でウソを書いてるのよね。
中国って書くと売れへんから。
・・・まぁ、こーゆー人たちに言い訳させたら
「日本製」なんて書いてないよ、「JAPAN」って書いただけさ!
と言うんやろけどな。

で、何が言いたいかゆーと、
そんだけ「日本製」はええもんやという認識ができあがってる
ってことなのよ。

だから、あとは、実際に試せるような場を作ったったらええ。
ホンマは、実演販売員みたいのがおって、
実際に見せて、説明したるんがええねけど。


(3)と(4)に腐人が求めるのは、2つ。

1つは、日本と同じ、徹底した日本式サービスの提供。
日本のサービスのよさは、世界中の人が感嘆することらしーので
そこで現地店舗と差別化しましょうや。

せっかくデパートなんやったら、
富裕層に外商やんのもおもろいかもね。


ほんでもう1つは、
中国では、「made in Japan」を「buy in Japan」することが
なによりもステータスらしいので
この(3)や(4)で買うことが、それと同じ価値をもつようにすること。

そうすっと、現地店舗で満足してしもて、
訪日旅行者数がのびんくなる?

いやいや、
「日本にやったら、これのもっと違うカラーがあるんです」
「同じ作者のちゃう作品が、日本なら手に入りまっせ」
とか
日本にいかんと
手にはいらん、食べられへん、体験できんことをちらつかせてやね、
そこから派生的に日本にいかせる工夫をいれようや。


そう・・・こーゆービジネスやる上に置いてさ、
自分とこだけが売れたらええ、っちゅー考えは
一番あかんと思うねん。

日本酒、お買い上げですか、ありがとうございます。
したら、江戸切子のグラスどうです?
ここにはこれしかないですが、
日本にいったら、スカイツリーの近所の店に、
こんなん(カタログ)もおいてまっせ。
あと、日本酒呑まはるんやったら、
こんなおつまみどうですやろか・・・。

こーゆー売り方できる売り場にしてくれたらええのにね。


そいや(4)はテーマパーク型にするらしいが、
『米国』では、お台場がものごっつい評価たかかったで。
大江戸温泉物語とかも。

『外国人』やと、
ナガシマスパーランドを褒めてたなぁ。

せっかくこんだけ大枚はたいてやらはんねから、
がんばって欲しいもんですな。


あんまし上手くまとまらんかったけど、
もう週末はフィギュアの季節なんで、
このネタは、ここで終わりますー。

また、なんぞひっかかることあったら書くかもしれません。


以下、読書録。

●9日
(895,896)一般本 『銀の海 金の大地』『〃 2』 氷室冴子
  質に間違いのないラノベ、ということで
  超なつかしいものをひっぱりだしてみた。

  これ、初出が1991ですってよ。
  うひょー!23年前!!
  
  残念ながらこれ、ミカンちゃんなんだよね・・・。
  第1部が終わったところで、ストップし、
  その後、お亡くなりになるまで
  氷室さんは続きを書かれずじまいだった。

  腐人はこれ、オンタイムで読んでおり、
  ほぼほぼストーリーは覚えているので
  (そんくらい、続きを楽しみにしてたのだ)
  もし書かれたとしたら、どういうお話をお書きになったのか
  それを考えながら追ってみたい。

  そういやこれ、2巻までは、
  「古代転生ファンタジー」のサブタイトルがくっついてるが
  3巻以降はないんだよなぁ・・・。

  総括は、既刊最後までいってやりまする。
  
(897,898)マンガ 『焼きたて!!ジャぱん 7』『〃 8』 橋口たかし
  これもあとで。

  そいや、こないだ最近のフランス人は、
  やわらかいパンがいいといって、
  本来のカチカチコッチンなフランスパンを嫌がるので、
  焼成時間が短くなっている
  ってな記事を読んだが、
  それはここではどないなっとんかねぇ。

  どーでもええけど、ここで「メゾン・カイザー」つこてるが
  文句はでんかったんやろか・・・。
  
[ 2014/10/10 ] コンテンツ&読書録 | TB(-) | CM(-)
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