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読書録のみー

あああああ・・・・
お気に入りの傘をどこかに置き忘れてきた気がする・・・orz

このショックがイヤなので、腐人はどっちかっちゅーと
置き忘れてきても「ま、いっか」と思えるビニ傘を持つ主義なのだが
今回行方不明になってる傘は、
腐人が、そんな破れかけたビニ傘を持ち歩いているのをみかねて
人からもらったものなんだ。
だから、よりダメージが大きい・・・。

誰か、絶対に傘を忘れない装置つくってくんないかな。

「置いてかないで!ちゃんと私も連れてって!」
とか傘が叫んでくれたらいいのに。

「私のこと見捨てるの!?」とかさ。
「オレのこと忘れてるぜ」とか。
「うわーん、カサもいっしょいくー!」もいいなぁ・・・。

はぁ、今週は雨ばっかだったから、
いつどこで置き忘れたかすら見当がつかない。

あ、でも、その前に、家探しすべきだよな。
巣から巣への移動したとき使って忘れてるってのもあるからなぁ。

見つかるといいな・・・


以下、読書録。

●10日
(554)一般本 『本当はこんな歌』 町山智浩
  正直に言うと、腐人は洋楽をほとんどきかない。
  エイゴ、キライ・・・(-_-)

  ただ、仕事に集中して効率UPさせたいときなどは
  洋楽のアップテンポの曲を聞くことがある。

  日本の曲だと、頭が無意識に言葉を捉えようとしちゃうんだよ。
  で、歌詞のないクラシックだと、
  ロックのよーな勢いがあるものがなくて。
 
  その点で洋楽は、
  日本語しか認識しない腐人の脳では
  外国語の歌って、単なる楽器認識にしかならないから、
  アップテンポなお経を聞いてるよーなもんで、
  ちょうどいいのだ。

  ってな状態なので、
  はっきりいってここに紹介されている曲は1つも知りません。
  
  聞いたことあるかもしれないが、
  聞くときはノリでしか判断しないんで
  タイトルもアーティスト名も考慮しないからわからんのです。
  
  ただ単に町山さんの切り口が好きで、
  前にどこかのコラムで、日本の大きなメーカーが
  こんな洋楽をCM曲につかってるけど、
  その意味わかってんのかなぁ?
  結構なこと歌ってんだけど・・・ってなことを
  おっしゃっておられて
  そうか、腐人には意味をなさない単なる発声音だが
  わかる人がきくとそうなるのか、と思ったことがある。

  ってことで、どゆことゆーてはんのかな?
  という興味で手にとってみた。

  曲もアーティストもわからんので、
  ふーん・・・と読むばかりだったが、
  確かに結構なことをゆーてるものが多い。

  そんな中で、その内容に腐人の興味がひかれたものがあった。

  ドノヴァンの『ユニバーサル・ソルジャー』という歌。

  この歌は、軍産複合体(MIC)を批判した
  ボブ・ディランの『戦争の親玉』という歌に対して
  カナダのバフィ・セントメリーが作った詩に
  曲がつけられたものだそう。

  で、バフィ・セントメリーがなんといってるかというと、
  以下、本書より抜粋。

  「たとえ”戦争の親玉”に操られているとはいえ、
   実際に銃を持って戦うのは兵士だ。
   彼らはみんな心からの善意で、国を守るため、
   平和を守るために戦っているが、
   敵の兵士もまた同じだ。
   どっちもただ善良で従順な兵士なのだ。
   ナチのホロコーストを実行した兵士ですら、
   一人一人は善良で平凡な若者だったのだ。
   だからまず、一人一人の兵士が殺すのをやめるべきだ。
   どんな宗教でも、どんな道徳でも、子供の頃から
   「人を殺してはいけない」と言われているだろう、
   命令に従う前にそれを思い出すんだ」
  
  これ1964年に発表されたらしいんだけど
  これ、腐人も同じ境地なんだよな。
  いやー全く知らなかったけど、やっぱこう思う人いるんだ。

  だってさ、戦争だなんだって言ったって、
  結局は、単なる人殺し。

  命令だなんだって言ったって、
  やってるのは、その当人だ。

  で、そのくせ「言われたからしかたなかった」
  「あの時代に逆らうことはできなかった」
  「したくなかったんだ、でも」
  という。

  腐人なんかだと、
  だったら自分殺せばいいだけじゃん、 
  とか思う。

  そうしたら家族を守れないじゃないか、
  家族が踏みにじられたらどうするんだ
  とかゆーなら、家族にきけば?と思うんだ。

  戦場で見ず知らずの他人を殺したくない。
  殺人者になりたくない。
  そうなると、お前たちを守れないことになるが
  それをやってらんねぇと思うなら、
  絶縁するから自力で好きにやって。
  今あるもん全部やるし。
  冗談じゃない、生み出した責任とれよ
  と思うなら、
  俺は人を殺したくないから自分を殺すことにするんで
  一緒に死ぬか?
  したら、踏みにじられることはないけど、どうする?って。

  ってか、その前に、生み出すなんて
  後で責任とらんならんこと事態を
  腐人はせんがな。
  それしてへんかったら、自分を始末するだけで済むからねぇ。

  いかん、話がそれてきた。
  
  まぁ、腐人はそんな感じに思っているので、
  確かに戦争をやろうとした親玉も悪いかもしれんが
  なーんも考えず、上の言うことに諾々としたがって
  実際に人殺しをした人に罪はないってのは、なんか違うくね?
  と常々思っている。

  前もかいたけど、 
  軍人の個人責任を追及しないってこと自体が
  やっぱおかしいと思うんだよね。

  ま、その前提がないと
  軍という組織が成り立たないのはわかるんだけど
  そこを追求しないからこそ、戦争がなくならない気がするんだ。

  また話それるが、この個人責任を追及しないがゆえに
  むちゃくちゃなことやってるっての
  日本の政治行政でもよく聞く話だよな・・・。

  責任の所在を明確にし、
  それを徹底的に追求する社会にしたら
  個人負担が重くてしんどかったり、
  だったらやらないという消極方向にいくかもしれんが
  戦争と政治については、そのんがいいんじゃないのかなぁ?
  
  話を元に戻そう。

  バフィは言う。
  「たとえ命令でも、
   現場で殺す殺さないの最終決定を下すのは
   個人であり、その責任は一人一人にあるはずだ」と。

  腐人もこの意見に賛成なんだけどな。

  で、これをせんから、いつまでもいつまでも
  過去の戦争のことを言われ続ける気もする。
  
  私の親を殺したのは、××軍××部隊の××です、
  彼を殺人罪で死刑にしてください、
  私を犯したのは、○×軍○○部隊の○○です、
  彼を強姦罪で懲役くらわせてください、
  ってやれたらさ、
  心情面はともかく、ちゃんと責任とってることになるじゃん。

  で、そんなことをやられだしたら、
  皆もあほらしくなって、誰も命令に従わなくなって
  それこそ戦争がなくならないかなぁ・・・と思うのは甘い?

  なら、戦争やりたいやつだけ、閉鎖空間に閉じ込めて
  好きなだけ殺し合いさせて、
  最後の一人になったのが勝ちじゃだめなの?
  とか思ってしまう。
  
  どうでもいいんですが、この曲のコラムのオチに爆笑。
  映画みてないけど、そうなのか・・・。

(555)一般本 『革命前夜』 須賀しのぶ
  無知蒙昧な腐人は、
  ここに書かれてるクラシック曲のほとんどが
  ぼんやりしかわからんのですが、
  それでも全く無問題。

  たまたまなんだけど、先日みていたテレビが
  ハンガリーの特集をやっていて、
  腐人はこの「汎ヨーロッパ・ピクニック」の話を、
  そのとき初めて知った。

  2009年に汎ヨーロッパ・ピクニック20周年記念式典があり
  そこでメルケル首相が
  「あなた方ハンガリー人は、
   ドイツ人の自由への意志に翼を与えました。
   あなた方の勇気が、
   ベルリンの壁を崩壊させる決定的な一撃となったのです」  
  と演説したそうで、
  へーそんなことがあったのかと知る無知な腐人。
  
  そういやメルケルさんって東ドイツで育ってんだよなぁ。

  話を物語に戻そう。

  腐人にとって東西冷戦の頃の東側といえば、
  『MASTERキートン』からの知識ぐらいしかなくって
  本書は、あの頃、あそこではこんなだったのか・・・
  ってことを知れただけでも、十分読む価値があるなと思った。

  腐人もどっちかっちゅーと、人生戦ってる人なので
  何もしないで流され、踏みつけられてるだけの人をみると
  なんで戦わない!?と思うし、
  さらに、周りが悪いと愚痴を言うだけの人をみると
  ふっざけんじゃねぇ!と腹が立つ。

  っても、そんだけやっても通らない理不尽は
  世の中にあるけどね。
  
  音楽という要素があるからか、
  それとも壁の崩壊はナチほど重くないからか、
  『神の棘』ほどの重圧もなく
  比較的サラサラと読めました。

  っても、中身は骨太だけど。
  それはいつものことだけど(^_^メ)


  なんかねーこれ読んだ時、
  一応主役はマヤマだけど、
  須賀さんが一番書きたかったのは、
  ヴェンツェルとイェンツじゃないのかなぁ?
  と思った。

  ってか、ヴェンツェルは出てきた瞬間
  ああ、須賀さん、このタイプ好きだよねぇ・・・と。

  好きっつーか、絶対でてくるよね。うん。

  でも、ヴェンツェルとイェンツだと、
  実はヴェンツェルのがわかりやすいんだ。
  キツイけど。
  単に、いろんなとこにフタやブレーキがないだけだもんね。

  むしろ、屈折しまくってんのがイェンツだよねぇ。
  須賀さん、このタイプも好きだよなぁ。
  
  ヴェンツェルは殺してもしなない感じのしぶとさがあるが
  イェンツは危ない脆さを感じるなぁ。
  いつか自滅しそう。

  そーゆー意味でいえば、マヤマもしぶといだろうね。
  しぶといってか、いい感じに鈍いのか。

  まーこの先、本当に音楽家としてやってくなら
  しぶとい、ってのが、何よりも大事な要素だと思うけど。

  女性キャラはでてくるし、
  ちゃんと男女の恋愛とかもほわほわしてんだけど
  腐人の脳みそが腐ってるもんで、
  エロシーンじゃないとこのがエロだよねぇ・・・。
  ※これはわかる方だけわかってください
  

  『革命前夜』というタイトルをきいたとき
  てっきり、以前、書きたいとおっしゃっておられた
  ハプスブルク終焉のころのお話かと思っていた。

  これ、腐人はずーっと待ってますんで、
  いつか書いてくださいねー。

  その前に、河原和音さんが表紙を書いたという
  高校野球小説が今月出るらしいので、
  これまた楽しみだなぁ。

  
  個人的には、元東ドイツにとっては、
  壁の破壊は終わりじゃなくて始まりだと思うんだ。

  須賀さんはこの前の作品、『紺碧の果てを見よ』
  一夜にして価値観が崩壊し、逆転した日本の
  やはり「それまで」を書かれた。

  今、腐人は、「そのあと」の延長線上で生きてるわけだけど
  崩壊直後の混乱、苦しみってのはすごくあったときく。

  元東ドイツだってそうだろう。
  
  そして、シュタージはいなくなっただろうが、
  ITの出現、技術の発達で、監視の水準は
  以前の比ではなくなっている。

  当時を生きた人たちが、
  今、あの時を振り返ってどう思うのか。
  その辺がちょっと気になるなぁ。
  
[ 2015/07/11 ] 腹黒読書録 | TB(-) | CM(-)
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