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『家栽の人』について

まずはカウントから。

(652-655)マンガ 『家栽の人 12-15』 毛利甚八、魚戸おさむ

あ、今、気がついた。
腐人カウントするとき、
「家」ってやっちまってる。

このマンガの正しいタイトルは
「家」なのに。

そう・・・このマンガのテーマからして、
ここの「サイ」は、「裁判」の「裁」じゃダメで
「栽培」の「栽」じゃなきゃいかんのだ。

最初にゆっちゃうが、
それがなにを「栽培」してるかといえば
「人」、それも「少年」に重きをおいている。

園芸好き(?植物好き?)の裁判官を軸に、
1話につき、1植物をとりあげ、
植物それぞれにあった育て方があり、
うまく育てるためには、どういうふうに手を出せばいいかは
それぞれに違う。
また、手を出しすぎてもダメ、
それは人も植物も同じ、という感じで
人の育成を投影して描いてある。

だから「家」。

ただ、まぁ巻が浅いうちは、
まだ少年をメインにという感じではなく
裁判官も含めた「人」全般の「栽培」って感じだったが、
ラスト3巻だったかは、1つの事件を追っていて、
そこにキーワードがでてくる。

古い作品だから、書いてもよかろう。

「きみは一人じゃない」

コレが一番言いたかったんだろうなぁ・・・。


と、ある意味、わかりやすく描いてあるなという反面、
キレイキレイな感じだなぁ・・・という印象は否めない。

ただ、たまに強い言葉も出てくるんだよね。

例えば実名報道。

主人公の桑田判事は、
「大人でもすべきではない」という。

実名報道されれば、
加害者家族までもが社会の制裁をうける。
それは許されてはいけないことでは?
という主張だ。

これはどの立場でものを考えるか
ってことなんだろうけど
腐人はどーしても思うわけですよ、
その犯罪って、
やらなくてもいいことだったんじゃないの?って。

その、本来、やってはいけない、
やらなくてもいいことを、
加害者の自己中心的な考えで実行し、
被害者の何らかの権利を侵害する。

これはそもそもやっちゃいかん、
やらんでええことをやったってことに
非があって、
実行する前に、それをやったらどうなるか、ってことを
創造する力さえありゃ
自己抑制ができたわけで。

それをしなかったという点で
社会的制裁を受けてもしかたないんじゃないの?
と、腐人は思うんだよなぁ。

まぁ、そうなると、
じゃぁ、世の中にやらなきゃならない犯罪ってのが
果たして存在すんのか?って逆説が
成立するか否かって話になって、
「ある犯罪を未然に防ぐ、
 または被害者を救出するために
 容疑者を拷問にかけることは是か非か」
とか
「将来、恐らく犯罪者になるだろうと思われる人を
 未来の被害者を出さないために
 現時点で殺すことは是か非か」
ってなとこまで広がってってしまう。

こーゆーとこが難しいんだよね・・・。

こんなの、それぞれの人の主義主張があって当然で
万人が納得する結論なんて、永久にでないでしょ。

だけど、裁判官は1つ1つに結論をだしてかなきゃいかん。
まぁ、玉虫色もあるけども・・・。

過去ログのどっかにある気がするが、
以前、裁判官がどういう発言をしたかというのを
まとめた本を読んだことがある。

そしたら、その中で、実は裁判官の自殺率は一般より高いとあり、
どなただったか忘れたが、ある判決の引用のあと、
この判決文を書いた数日後に自殺した、と書かれていたのが
なんか覚えてるなぁ・・・(って詳細まで覚えとけ!)。


そーいや、『大東京トイボックス』でも、
常に決断することを求められるポジションは
ストレスが多い、ってあったな。

まーそれはその人の性格にもよるような気がするが。


ちょっと話がそれるが、
先日、シンガポールのことを特集しているテレビがあった。

腐人は知らなかったのだが、
シンガポールってのは、世界の報道の自由度ランキングで
ロシアより低いとこにいるそうで。

街中のいたるところに警察の監視カメラがあり、
それが告知されている。

集会についても、
それをしていい場所や時間が定められていて
それが警察監視カメラに撮られてると。

その結果、犯罪発生率は日本の1/2なんだそうで。

ふーん・・・よいではないの、日本も真似したら?と思うのは
腐人だけかね?

だって、カメラは、みてるだけ、記録してるだけでしょ?

写されることを気にするデメリットよりも、
写された結果、
それを気にする市民らに犯罪への抑制が働き、
犯罪の誤認逮捕や冤罪がなくなり、
司法関係者の労力と能力と時間を効率的に使え、
事件が迅速に解決されるなら、
そっちのがメリット多くね?
万々歳じゃないの??

そもそもの犯罪件数が減れば、
司法関係者にかかる負担も減るわけだし、
監視カメラという自供よりもずっと確かな証拠に基づけば
冤罪かも?と思う心の負担も減るわけだし。

裁判官の自殺だって減るだろう。

そもそも、お天道様に恥じない生き方してりゃ、
写されることなんか、別に気にすることないじゃん、とか
思っちゃうんだよなぁ。


まーさ、腐人はそもそも桑田判事とは
対極的な考え方をしてるから、
全体的に、そちらのご意見はわかるけど・・・なんだよね。

だって、「育てる」って大嫌いなんだもん。
だから非婚主義だし、子供は不要。
ペットも飼う気はゼロだし、植物だって持つ気はない。

自分で自分のことを全部面倒みられるもんでなきゃ
腐人は身近に寄せたくないんだ。


そんな冷血腐人のことは置いておいて。

人が本当に更生するためには、
「この人だけは裏切れない」と思える存在が必要である
ってのはわかってる。

それが、このマンガが一番言いたかった
「きみは一人じゃない」
につながるのも、わかる。

でも、だ。

現実において、その存在になれるかったら、
はっきしいって生半可の覚悟ではできるもんじゃない。

腐人なら、ケツまくって逃げる。

だから、どーしても理想論に聞こえちゃうんだよなぁ・・・。

でもま、皆が腐人みたいに責任を背負うことから逃げたら
見捨てられた人しか残らない。
そして、見捨てられた人は、無敵の人になる。

うーん・・・難しいね。


腐人なんかは面倒くさがりなんで、
一人づつを丁寧に育ててくなんて
そんな手間のかかることやっとらんと、
シンガポール化するか、
真社会性生物化しちまえと思っちゃうんだが。

ま、これは賛同を得られんだろな。


いろいろぐちゃぐちゃ考えたアレコレはこんくらいにして。

ここに出てきた法律の話で、
腐人がほーへーと思ったことを
自分用アーカイブとして書いておく。

●養子縁組

養子は15歳以上であれば
実父母の意思と関係なく
自分の意思で、縁組が可能
(ただし、裁判所の許可がいる)



なんだ、逃げる先があるなら、
15になれば、親、捨てれるんじゃん。

前に小町であったんだよなぁ・・・
どーしよーもないろくでなしの親から
逃げたがってる子のトピが。

18まで我慢して、高校卒業したら
そんな毒家族捨てて逃げなさい、ってレスが多かったが
やろうと思えば、15でできるんだ。

一つ賢くなりました。


あと、最後の最後にあったお話が
テーマが体罰だったんだけど、
あれも難しいなぁ・・・。

腐人は叩かれるのが普通な世代だったんで
過剰だったり、意味がない体罰はあかんとおもうけど
体罰ゼロってのもどーなんかなと思っちゃうんだよな。

「親父にだって叩かれたことないのに!」
なんつーアムロみたいなんが
そのまま社会に出てこられてもなぁ・・・(ーー;)


それと、せっかくだったら
いじめ問題やって欲しかったなぁ。


おもしろいとか、おもしろくないというとこじゃなく、
一度読んでおいて損はない作品だな、と思いました。

法改正はしょっちゅーなんで、
「今」を映した続編をやってくんないかな・・・。


以下、読書録。

●10日
(656)BL/ビーボーイ 『色情』 岩本薫
  男の双子・・・
  こんだけかまってくれる大人が多けりゃいいけど
  もし、旦那が激務で育児不参加なら
  ノイローゼになりそうな感じだよねぇ。

  狼って多産じゃないの?
  産めるの一人なら、もっとポコポコ産んどきなよ。
  なんかあったとき、数多いほうがいいって。
  民主主義は、数の論理だ。

  なによりチビがいると、腐人が楽しい。うん。

  すげーどーでもいいが
  マンマとママって、日本語だと、飯と母親だよなぁ。
  イタリア語と英語(?)と思うべきか・・・。

  第二部にも続くらしーので、
  ぜひともガンガンちっこいのを産んで欲しいね。
  (どこから?帝王切開だと限界あるぞ?)

  ケモミミ幼稚園つくっちゃえ!  

(657)BL/ディアプラス 『二アリーイコール』 凪良ゆう
  このタイトルはどーゆー意味なのかなぁ?
  と思ったら、そういうことか。

  胸が痛くなるお話だなぁ・・・。

  国立、頼むから早く仁居ちゃんと同居して。
  じゃないと、
  もしニーニがなんかでいなくなっちゃったりしたら
  たぶん仁居ちゃんは立ち直れない。

  人ってさ、愛されることとか、誰かといる幸せとか、
  その存在があることを最初から知らなかったら
  たぶん、なくても生きていけるんだよ。

  でも、一度知ってしまって、それが突然奪われたら
  それなしで生きるって
  知らないで生きてた頃より
  つらくてたまらなくなるんだよ。

  頼むから仁居ちゃんを
  そんなつらい目にあわせないでーっ!!

  と、腐人が国立にお願いしたい。

  もうね、こういう子はね、
  うんざりするぐらい、
  もういらんわ!といいたくほど
  幸せになるべきなんだよ!
  腐人のルールでは!!!
  
  もちろん、国立が浮気なんかしたら
  腐人が三枚に下ろしにいったげる~

  
  ところで。
  BLにあるまじきことなのであるが。

  個人的には、
  まるで平安時代のよーな千夏ちゃんの恋模様が
  すごく気になっている。

  仁居ちゃんもなんだけど、
  腐人はさ、人生って
  「禍福は糾える縄の如し」だと思ってんだよね。
  幸も不幸も、最終的には収支バランスがあうと。

  そーゆー意味でいえば、
  仁居ちゃんも千夏ちゃんも
  一歩踏み出したこれからは、
  どんどん幸せになってかなきゃいかんのですよ。

  それぞれのペースでいいから、
  これまで溜めてきて、
  利息もたんまりついてる幸せになる権利に、
  窒息するほど埋もれて欲しい。

  国立ー!
  すべてはあんたの甲斐性にかかってるわー!

  腐人は、こういう心の機微を
  丁寧に書いてくれる凪良さんの作品って
  すごく好きだなぁ。

  いいもん読ませてくれて、
  ありがとうございました m(__)m
[ 2015/08/11 ] 腹黒読書録 | TB(-) | CM(-)
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