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04 | 2017/05 | 06
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プライベートバンクとはなんぞや?

やっと放置の物件を片付けられるかな?

でもその前に、例のオリンピック・エンブレムの話を少し。

各局でいろいろやってくれるんで、
ぼへーっとそれをみてたんだ。

すると、新たなエンブレムを作って
商標上問題ないか、国際特許を調べるのに
1年半かかるという。

まー、そーだろなー。
ってか、それで済む?というか大丈夫?

商標で、よく問題になってるのがお隣の国。
先願主義をとってるから、
いつか使われそうなもんを片っ端から登録しちゃう。

いざ、本家本元が使いたいとなったら、
もー登録してるよーん、
使いたいなら権利を売ってやるから金はらえ、と。

これだけ多くの人間がかかわっているプロジェクトだから
どっかでリークがないとも言い切れんだろうし、
出願手順を1個間違えたら、
その隙に、先に登録されちゃう可能性はゼロじゃないよなぁ?

それでいうと、今回、類似の指摘がはじまり
どんどんあれこれみつけてきたネットユーザーを使って
チェックしてもらったら?
ってご意見もあったが、
確かにその検証能力はすげーと思うけど、
そこで先願されちゃう可能性があるよね。

そんなあれこれを考えてると、
正直、身動きとれなくなると思うんですわ。

だーいたいなぁ、
こんだけ情報があふれかえってる現代において、
100%のオリジナルなんてありえん!っての。

どこか、なにか、どうしても似るもんでるって。

そんでもって、真似てない!なんて証明も
悪魔の証明だろうよ。

じゃぁ、どうしようもないのか?っちゅーと
腐人はそうは思わない。

だって、日本には、
ものごっつい大きな力をもったオリジナルがあるんだもん。

それを使えば、新エンブレム問題を、
超簡単プーに解決できるんじゃねーかな?
と思うんだ。

何かって?

それは、「書」であり、かな文字だ。

オリンピック憲章によりゃー
エンブレムの定義はこちらになる。

「オリンピック・エンブレムとは、
 オリンピック・リングを他の特徴的な要素と結び付けた
 統合デザインをいう。」

テレビでやってたのによれば、
開催地と関連づくような要素がいるんだそうで。

あとは、他人様の権利を侵害してないこと、
ってのがつくんだろう。

それからするとだ、
「書」と、かな文字ってのは、これらの問題を
サクッと片付けちゃうと思うんだよね。

かな文字ってのは、世界で日本にしかない。
漢字しかない中国だと、日本も漢字を使ってるから
漢字でエンブレムつくっても、日本だか中国だかわからーん!
ってなるけど、
かな文字使えば、ほら日本。

ね?開催地と結びつくっしょ?

でもって、「書」ってのは、驚くほど自由だ。
・・・と、腐人も
『とめはねっ!鈴里高校書道部』で知ったんだが。

前衛書なら絵画の領域だし、
外人さんだけじゃなく、現代日本人の多くにとっても
変体仮名は、図形にみえる。
一応、勉強したはずの腐人にも
うねった線にしかみえん。うん。
   ↑
  これはただのバカヤロウ

他国の文字と違って、
和文ってのは、縦に書こうが横に書こうが
右から書こうが左から書こうが自由。

「書」はさらに自由で
文がくねくね曲がろうが、
どんな音節で改行されようが、
あっちこっちに飛び跳ねようが、無問題。
ってか、それが「書」の表現。

上も下も、どんな境界も、ありゃしない。

あら。
こうやって書いてて思ったが、
このどんなものにも捉われず
自由に自分を表現するって、
オリンピックにぴったりじゃねぇの?

ゆっちゃぁなんだが、ここまで自由度の高い字って
世界に例がないと思うなぁ。

ベースが日本語、
それも恐らく毛筆の「書」ということになれば、
模倣や盗用の可能性も、
まぁ一般的デザインよりも検索が簡単だろう。

今度は公募の口が広がるそうなんで、
ぜひ「書」で、誰かエンブレム考えてくんねかなー。

条件は、絶対にかな文字をどこかに使うこと。

漢字かな混じりでも、かな書でも、前衛書でもOKで
カタカナもかまわない。
あれも日本の文字文化。
ただ、漢字オンリーだけはダメ。

書体も自由、書式も自由で
東京オリンピックを表現してくださいって、どーだ?

腐人はこれ、ちょっと見てみたい。
※このアイデア料は取りませんので
 我こそは!と思われる方、ぜひやってみてくださいな。



さ、本題いきましょかー。
・・・ってか、前振り長いがな・・・何が「少し」や。

えー、忘れてはいかんので
書誌情報をまず載せます。

(711)一般本 『なぜ、富裕層はスイスにお金を預けるのか?-スイス・プライベートバンクの魅力』  高島一夫、高島宏修

プライベートバンクときいて、
それをちゃんと理解してる人はどんくらいいるんだろう?

ちなみに、
ユニヴァーサルバンク(いろんな金融サービスをやってる銀行のこと)の
プライベートバンキングとは、まったく違います。

腐人はフレデリック・フォーサイスが好きなので
その小説を読んでたときにでてきたのが
知ったきっかけかなぁ?

あとは、PT(パーペチュアル・トラベラー)の本を読んだとき。
そこに載っていた。

だから、ちびっと知識は持ってると思ってたが
これは実際にプライベートバンクに関連する方が
書いたものなので
結構、目からウロコでやんした。


簡単にプライベートバンクについて説明すると
「プライベートバンカーが、資産家からお金を預かり
 運用して資産の維持・保全をする銀行」
ですかねぇ。

銀行といっても、日本の銀行とは違う。
融資とかやっとらんのです。
だから貸し倒れもないからペイオフもない。

なんでそうなのかってのは、
歴史をさかのぼるとみえてくる。

スイスの産業ってなんだというと、
昔から傭兵ですよね(今は観光もだが)。

16?いや17~18?だったかの世紀の頃
欧州で起こってた領土争いや政変で
金を稼いだ傭兵さんたち。
傭兵として働きながら
一夜にして天国から地獄に落ちるのを目の当たりにし、
どういう状況変化があっても
自分の資産を守れるようにしたい
って需要から発生した。
これがチューリッヒ、バーゼル系のプライベートバンク。

それに欧州では宗教革命も起こった。
そうすっと、一夜にして財産没収とかもありえなくないので
ユグノーたちが自分たちの資産保全のために
スイスに金をもってきた。
これがジュネーブ系。

※最初に記事UPしたとき
 上記を取り違えて書いてました。
 すみません・・・。
 今のこれが正解です。

 
あとイタリアの資産家たちが中心になった
ルガーノ系。

こんな感じにですな、
社会や政治がどうなろうとも資産を失わないこと、を
目的にできてるから、
なにかっちゃー手数料をもぎとって稼ごうという
その他の銀行とはまったく違う存在になっとるんですな。

でもってスイス自身は小さな国だから、
自国市場にとらわれることなく、
世界の市場をフラットな感覚でみて、投資ができる。

さらに他の銀行たちは自分で金融商品をもってるから
そこに金をつっこもうとするが、
プライベートバンクは自分で金融商品をもつことはない。

よって、これまた自社に縛られることなく
投資ができるんですと。

なるほどねぇ。

ただ、そういう全世界的に目を配り
顧客から預かった資産を、顧客の希望どおりに運用し、
資産の維持保全に努めるので、
プライベートバンカーには、ものすごい知識と教育がいる。

が、顧客の希望どおりの結果がだせなければ
ごっそり資産をひきあげられ、
「別のプライベートバンカーに頼むことにするわ」
って言われちゃう。

だから、1件1件を丁寧に対応しないといかんし
勉強もしてかんといかん。
よって、プライベートバンカーは簡単には育たない。

その結果、どうなったかというと
預けたい人はいっぱいいても
対応できるプライベートバンカーの数が足らないので
口座開設できる条件が引き上げられた、らしい。

昔は、1億円でできたのが、今じゃ5億だそうで。

5億、5億、5億~♪
庶民にゃ一生縁がねぇ~
宝くじにでもあたらにゃ無理~

ちなみにこれは預けっぱなしになる金なので
それとは別に日々の生活が送れるだけの金がいる・・・。

・・・ふっ・・・庶民に、んな話されてもな・・・。
それ、食べられるの?ってもんだわよ。


でも、金がありゃ、誰でもできんのか?ったら
そうでもない。

プライベートバンクが一番嫌がってることはなんだというと
スキャンダルだ。

だから後ろ暗い金やら、出所が怪しい金なんかは
預かってもらえないし、
そもそも口座の開設を拒否られる。

政治家なんかも、現役の間はダメなんだそうで。

そういう方々は、スイスのユニヴァーサルバンク
クレディ・スイスやUBSだと口座開設ができるみたいっす。

今話題の菱の方々も、確かこの辺に資金流して
でも、凍結されたとかゆってなかったかな?

プライベートバングでは、
まずそういう人たちに口座自体を作らせず、
徹底した匿名性で、昨今どんどんキビシくなってる
各国の海外資金徴税の手からも顧客をがっちり守ってるらしい。

っちゅーと、腐人が昔、PTの本でみた
スイスの銀行ですらも外圧に負けて顧客情報を開示したとか
銀行員がぽろっとつぶやいちゃったとかは
ユニヴァーサルバンクの話なんだろうか?
プライベートバンカーではなかったのかな??

あかん、忘れた。
『終身旅行者PT』っちゅー本にあったかと思うが
もう数年前だからな、読んだの・・・。

ご興味ある方はご自身で読んでください。


これで大体のところはおわかりいただけたかと思うんで
プライベートバンクについて
これ以上知りたい方は、本書をどうぞ。
プライベートバンクに支払う金のことについても
詳しく書いてあります。

ちなみに本書冒頭には、
日本にだけ資産をおいてることの危険性が
いやっちゅーほどかかれてます。

でも、富裕層でもなきゃ、
語学が達者じゃない一般庶民は、
その危険な日本に金を預けるしかねぇんだよ!
キーッ!!!うっさいわー!!!
と、読んでて思うので、
そのへん、プライベートバンクに一生縁のない
腐人のような庶民なら、すっ飛ばしてもいいかもしれません。

腐人は一応読んだけど。
だって、腐人は「知る」ことに執着してる人なんだもん!


話を、本書に戻そう。

日本人がプライベートバンクに口座をひらきたいとなったら
どうしたらいいのか、それもこの本に書いてある。

自分でやれないわけではないらしい。
ただし、かなりの語学力がいる。

ってのも、プライベートバンカーさんとのやりとりは
やはり英語になってくるらしいんですな。

さらに口座開設にあたっては
分厚い英文契約書を読まねばならない。

また、人物審査などでも、紹介があったほうが
そりゃスムーズに話がすすむ。
これはなんでもそうだけど。

ってことで、プライベートバンクに口座を開きたい資産家と
プライベートバンクを結びつける仲介役ってのが
存在するんですな。

それがエクスターナルマネジャー( external manager)。

この本は、
そのエクスターナルマネジャーさんがお書きになったもの。
道理で詳しい。

プライベートバンカーが来日して顧客と
運用についての面談をするときにも
このエクスターナルマネジャーさんが
通訳としてそばについてくれる。

顧客の資産家にしてみたら、
エクスターナルマネジャーさんと
プライベートバンカーは二個イチみたいなもんかも。

そう・・・
このプライベートバンクってのは、
資産を保全し、次の代に資産を減らすことなく継承していく
ってのが、最大の目的なので、
お付き合いはものすごーく長くなるのだ。

だからエクスターナルマネジャーさんも
コロコロ担当が変わったり、
その方がいなくなったら次は誰か探してください
なんてなると困るので、
今、息子さんを次のエクスターナルマネジャーに
育ててらっしゃるとこらしい。

まぁこーゆーのって、
最後の最後は「その人」への信頼だからなぁ。
売り家と唐様で書く三代目、にならないことを祈ります。

これで大体書ききったかな?

腐人の興味にひっかかったとこしか
紹介してませんので、
もっと詳しく正しく知りたい方は
ぜひ本書をお読みくださいませ。


そういえばコラムにあったんですが
資産家と投資家の違いってわかります?

資産家ってのは、
資産を減らさず次代に継承することを目的に
運用をしてる人。
だから、ハイリターンより、減らさない(ローリスク)が大事。

投資家ってのは、
投資をしてお金を増やすことを目的にしてる人。
だから、リスクをとっても、ハイリターンを求める。

こーゆー違いがあるらしいっすよ。

もひとつ言うと、
ウォーレン・バフェットさんによれば
投資家と投機家は違うと。

投資家は、その事業に対してお金を出し
その事業が成功することで益を得る。
つまり、短期で株を売買して利益を出すことを求めてない。

一方の投機家は長期的にその事業に投資するのではなく、
株の売買を繰り返すことで利益を得る。

まーゆーなりゃ、
デイトレーダーと自分を一緒にせんといてってことすかね?


話が横道にそれましたが、
資産家の利回りってのは、いいとこ5%ぐらいだそうで。

でも、そもそもの預け金がでかいから5%でもすごいし
それに複利で利息がつくから、ぷくぷく肥え太る。
(単利なんて金利があるのは日本ぐらいだそう・・・)

金持ちはより金持ちに、
貧乏人はより貧乏に
っちゅー法則でんな。

ちなみに、プライベートバンクを利用してる方が
どういう結果になってるかっちゅーのも
紹介されてるんですけどね。

例えば、事業を10億で売って、そのうち5億を預けました。
それが、8年で7億になりました、
とか。

2億を年利5%の運用で預けました。
年間利益は1000万でるので、
それを毎月日本の口座に送金し
それで老後生活をおくってます、
とか。

いいねぇ、うらやましいねぇ。
日本の年金は、
プライベートバンクに運用頼めばよかったんじゃね?


非常に読みやすく、内容もおもしろかったので
こういう類にご興味がある方にはおススメします。



以下、読書録。

●2日
(718)BL/ルチル 『海に天使がいるならば』 安曇ひかる
  個人的には面倒くさい子ってパスなんだ。

  だって素直な方が絶対得じゃん。
  なんでわざわざ損するのに
  面倒くさくするかがわからん・・・(~_~;)

  欲しい?ってきかれて、
  うんって言えばもらえるのに
  なんで欲しいのに、
  ×ちゃんのほうが欲しいんじゃない?
  って、言うのかね?

  そんであとでぐじぐじ思うなら
  最初から欲しいっていえよ!と思ってしまう・・・。

  察して君はキライです・・・。  
  
  ま、それはともかく。
  お話としては、普通かな。

  子猫のエピソードは、
  ああそーゆのあるよね!
  と思っちゃったわ。

  ただ、個人的には
  依田くんがちょっと唐突かなぁ?と。

  別に皆をゲイにしなくてもいいんでね?
[ 2015/09/03 ] 腹黒読書録 | TB(-) | CM(-)
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