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或るアホの一日 HOME > 腹黒読書録 > King of
10 | 2019/11 | 12
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King of

いろいろBL読んでるが、受けの頂点にいるのは、
花郎藤子さんの『黒羽と鵙目』(以下、『クロモズ』に略)の
隆ちゃんだなぁと思う。

そら、カワイイ部門とか、乙女部門とか、女王様部門とか
そーゆー見方をすれば、異論があると思うけど、
なんつーか、そのいずれにも、どこか女性性っちゅーか、
女性の社会的役割を投影されてるよーなのがある気がすんだわ。

それはこのBLっちゅージャンルが、
女性による女性のための女性向け小説だからってのもあるだろう。

そんななかで、この『クロモズ』の隆ちゃんは異色で、
単なる「オトコマエの受け」とゆーだけでは片付けられないもんがある。

なんなんだろな、このかっこよさ。
受けなんだけど、微塵も女性性を感じるところがない。

腐人は花郎さんの著作は全部目をとおしているが、
どちらかというと、『クロモズ』以外の作品では、
攻めと受けの関係は、保護者と被保護者的なものが強く、
受けは、守られるべき存在として、
いわゆる女子供にみられる弱者傾向がでてた気がするのだ。

それが『クロモズ』では、
それは鳩子やマサル、祥といったとりまく人々であらわされ、
逆に隆ちゃんは彼らを守る人としての位置にいる。

でもそこに、別にママな匂いはないんだよなー。
信じて頼れる大人として、在る。

うーん、かっこええ。

隆ちゃんにないのは金だけな気がするが、
後ろにでっかい財布があるから、金がないともいえないか。

…でも、その金は怖すぎて使えんけど…。


よく、結局のところ、腐女子の萌えの原点は「関係性」なのだときく。

それでゆーと、この他のBLなら攻めでもおかしくない隆ちゃんを
恋人…いや、なんか違うぞ、この言葉…
伴侶としてる黒羽の存在のデカさが、このお話の萌えなのだろうか。

ってことは、攻めの頂点は斉彬…?

…なんだろう…、隆ちゃんをKing of 受けとするのは、
全く違和感を感じないんだが、
黒羽をKing of 攻めとするには、なんかなんか抵抗感があるー!!!

そう…黒羽は黒羽でも、斉彬じゃなくって、周次さんなら
全く異論なく「はい!」っていえるんだが、
なんか…斉彬には言いたくない…(;一_一)


だって、いろいろデカい人だとは思うけどさー、
隆ちゃんに対してやってることは、ほぼストーカー…。
ち、ちっせぇ…。

ま、このギャップがおもろいんだけど。

っつか、この話のおもしろさは、これだけじゃないよな。

話の巧さ、構成の妙、言葉遊びを含んだ筆の凄さ。
いくら言葉を重ねても、言い足りることはなく、
ホント言える言葉はただ一つ。

「おもろいから、読んで」だな。


ただ一つだけ、問題がある。

それは。
発刊が遅すぎるってことよーっ!!!!!


しくしくしくしく…(/_;)
あと、どれだけ耐えたら、この欲しがってるもんをくれますか?

まー、よくあるパターンでは、
「欲しいの…ちょうだい」とか言えばもらえるもんなので、
ここでも試しで言ってみよう。

「『クロモズ』の10巻が、はやく欲しいの。
 もう我慢できない…
 お願い…ここにちょうだい ヽ(^。^)」



(275)BL/花丸 『黒羽と鵙目 9』 花郎藤子

[ 2013/03/24 ] 腹黒読書録 | TB(-) | CM(-)